関係人口

関係人口とは

地域や地域の人々と多様に関わる人々を、その地域の「関係人口」と呼びます。(総務省「関係人口ポータルサイト」より)

観光をするだけでは、地域との関係性がなかなか深まらない。とはいえ、移住は少しハードルが高い。そのような中で、近年「関係人口」というあり方に注目が集まっています。

雨風太陽と関係人口

「関係人口」は、当社代表の高橋が考案した概念です。2016年に、高橋の著書『都市と地方をかきまぜる』の中で、国内で初めて刊行物にて発表しました。

その後、当社は、産直EC「ポケットマルシェ」の運営や「ポケマル親子地方留学」の立ち上げなど、「関係人口」の創出を目指した取り組みを拡大してきました。現在は、内閣府が「関係人口創出・拡大事業」を立ち上げるなど、国や地方自治体による「関係人口」創出の動きも盛んになっています。

雨風太陽は、”都市と地方をかきまぜる”これらの事業を通じて、「関係人口」を創出します。

関係人口の必要性

今、分断が進む都市と地方は、双方が課題を抱えています。

都市では、一極集中による過密の問題や、生きるリアリティの喪失が見られます。地方には、過疎や高齢化による「地域の担い手」の減少といった課題があります。


代表の高橋は、東日本大震災直後の被災地で、それまで交わることのなかった都市の消費者と地方の生産者が出会い、関係性を深めていく様子を目にしました。両者がつながることで、生産者は農業や漁業の価値を直接伝えることができ、消費者は都市生活では得にくい「やりがい」を得られました。つまり、都市と地方の抱える課題は、分断を乗り越えることで解決に近づいたのです。

被災地で生まれた関係性を、全国各地で平時から再現すること。それはすなわち、「関係人口」を創出することです。都市と地方をかきまぜ、生産者と消費者をつなぐことで「関係人口」が拡大すれば、双方の抱える課題は解決へと向かうはずです。


関係人口に関する調査結果

  • 産直アプリを通じた関係人口創出に関する消費者調査

  • 産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査