生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2023年8月4日(金)より、月額3,480円(税込・送料込)で3ヶ月連続で秋の果物を楽しむサブスクサービス「秋の味覚フルーツ定期便」を開始しました。初回となる2023年9月には、梨の名産地である鳥取県のブランド品種「新甘泉(しんかんせん)」をお届けします。
「秋の味覚フルーツ定期便」商品ページ:https://poke-m.com/products/361921
【概要】
「秋の味覚フルーツ定期便」は、毎月1回、ポケットマルシェの生産者から人気で希少な旬の秋の果物が届くサブスクリプションサービスです。
9月には、梨の名産地である鳥取県から、ブランド品種の梨「新甘泉(しんかんせん)」を、10月には和歌山県の一部地域でしか生産されない柿「紀の川柿」を、11月には洋梨の一大生産地である山形県から高品質な「ラ・フランス」をお届けします。
気に入った果物はポケットマルシェ上でリピート購入が可能です。
■ サービス詳細
サービス名: 秋の味覚フルーツ定期便
申し込みURL:https://poke-m.com/products/361921
商品金額: 3,480円(税込・送料込)/月
期間:3ヵ月定期便 8月発売(9~11月お届け)
お届け頻度: 毎月1回
販売数:600個
■ お届け予定
<9月>
お届け予定の果物:梨(新甘泉)
ポケットマルシェに出品されるとすぐに売り切れてしまう、梨の名産地・鳥取県のブランド品種です。平均糖度も高く、噛むと果汁があふれ出る、一度は食べておきたい梨の1つです。
■ 生産者:岸田寛樹さん(鳥取県倉吉市)
https://poke-m.com/producers/48220
■ 生産者:谷上正樹さん(鳥取県鳥取市)
https://poke-m.com/producers/165009
■ 生産者:丸山翔吾さん(鳥取県八頭町)
※ポケットマルシェのページは準備中です。
※食べごろに合わせて、いずれかの生産者からお届けします。
<10月>
お届け予定の果物:柿(紀の川柿)
樹上で一つ一つ渋を抜いて育てる、丁寧な栽培方法で手間がかかる上に、和歌山県の紀の川沿い地域でしか生産されず収穫量も多くないため、スーパーなどにはなかなか出回らない希少な柿です。黒い果肉とシャキシャキ食感、上品な甘さが特徴です。
■ 生産者:山本雅洋さん(和歌山県橋本市)
https://poke-m.com/producers/51683
■ 生産者:松浦広視さん(和歌山県橋本市)
https://poke-m.com/producers/212339
※食べごろに合わせて、どちらかの生産者からお届けします。
<11月>
お届け予定の果物:洋梨(ラ・フランス)
とろけるような滑らかな食感と甘い果汁や芳醇な香りで洋梨の女王と言われています。一大生産地の山形県から、完熟の一番美味しいタイミングで食べていただけるように食べごろカードと一緒にお届けします。
■ 生産者:菊地由美子さん(山形県東根市)
https://poke-m.com/producers/273719
【背景】
2023年8月現在、ポケットマルシェには約7,800名の生産者が登録し、約15,000品の商品が出品されています。これまで当社では、多くの出品の中から日本の四季ごとの旬の食材をよりお得に楽しんでもらうことを目的に、3ヶ月に1度の「ポケマル収穫祭」の開催や、旬の野菜と定番野菜がセットのサブスクサービス「季節を味わう 旬のお野菜定期便」の販売などを行ってきました。その中でも、「お試し 王道フルーツ定期便」や「桃の最旬リレー定期便」、「ぶどうの最旬リレー定期便」といったフルーツの定期便はこれまで全て完売しており、好評を博しています。
こうした実績を受けて、この度、最旬を逃がすことなく、秋の果物を楽しんでもらうことを目的に「秋の味覚フルーツ定期便」を販売する運びとなりました。今後も、より多くの生産者と消費者をつなぐことを目指して、旬の食材やお気に入りの商品と出会うきっかけを創出していきます。生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2023年7月に東北・近畿・九州地方を中心に甚大な被害をもたらした豪雨の影響で、当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売を開始しました。また、「応援商品」の出品時に使用可能なタグをサービス上に設置しました。これにより、自然災害による被災生産者と、応援したい消費者とのマッチングを強化します。
1)2023年7月の豪雨による被災生産者支援の取り組みについて
◆ 背景
2023年7月の大雨では東北・近畿・九州地方を中心に各地の生産現場が被害を受けました。当社にも、圃場・畑の水没、生産物の根腐れ、土砂崩れ、ゴミの漂着といった被害情報が生産者より寄せられています。
このような状況を受け、当社では、この度の大雨の被害を受けた生産者の支援を実施します。
◆ 取り組み概要
被災生産者を金銭面で応援可能な「応援商品」の販売を開始
被災したことにより、当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者がいることを受け、被災生産者を金銭面で応援可能な「応援商品」の出品を可能にしました。「応援商品」は、生産物の販売がない金銭支援のみ可能な商品と、生産物がついた商品の2種類を用意しています。
本商品の出品の際には、「#豪雨被害のご支援をお願いします」というタグも設置し、自然災害により被災した生産者と、商品を買って応援したいと考える消費者とのマッチングを促進します。
なお、金銭支援のみが可能な「応援商品」の売上は、全額が生産者に支払われます。
「応援商品」一覧:https://onl.sc/kX4yabt
出品商品数(7月19日(水)10:00時点): 4点
出品生産者数(7月19日(水)10:00時点): 4名
2)各地の被害状況について
◆ 秋田県山本郡八峰町 菊地陽一さん(魚介)
https://poke-m.com/producers/353903
大雨の影響で、港内に流木が堆積し、漁に出られない状態となっています。大雨が始まった初日には、加工場の目の前の道路も冠水してしまいました。
◆ 和歌山県伊都郡九度山町 道上政幸さん(果物)
https://poke-m.com/producers/188921
大雨の影響で畑の道が寸断されてしまい、崩れたコンクリートがキウイを運ぶ機械を直撃して壊れてしまいました。機械の修理や入り口の道などの修理などで、およそ1000万近くの工事費用・修理費用がかかる見込みとなってしまいました。
◆ 山口県下関市 戸島宏裕さん(野菜)
https://poke-m.com/producers/66191
梅雨前線の活動活発化による大雨の影響で、農地そばの河川が氾濫し、畑やハウス内などの各種農産物に被害が発生しました。野菜が水につかってしまい、根腐れが起きて枯れてしまったものがあるほか、土砂と共に流されてしまったものも有りました。また、大雨の中で胡瓜は収穫が出来ず、育ちすぎて商品とならずに廃棄になり、予約注文含めて生育待ちとなり、数量が不足して発送出来る野菜が足りない状態になってしまいました。
◆ 佐賀県佐賀市 藤川直樹さん(海苔)
https://poke-m.com/producers/1939
港に大量のゴミが漂着し、今週から行政と漁協と協力して清掃や流木の撤去を始めました。満潮前後しか作業が出来ないため、なかなか作業が捗らず、時間がかかりそうな見込みです。海上へ流れていったゴミも、潮に合わせて別日に回収作業を予定しています。
3)当社の支援事例
◆ 自然災害
2020年7月(令和2年7月豪雨)
「#豪雨被害で困っています」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html
2020年9月(台風9号・10号)
記事およびSNSでの情報発信、「#台風被害で困っています」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046526.html
2021年8月(令和3年8月豪雨)
まごころ商品の販売、「#令和3年8月豪雨被害で困っています」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000046526.html
2022年8月(令和4年8月豪雨台風8号)
応援商品の販売、「#豪雨被害のご支援をお願いします」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000046526.html
2022年9月(台風15号)
応援商品の販売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000046526.html
◆ポケマル生産者支援プロジェクト
2023年6月
「ポケマル生産者支援プロジェクト」の開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000046526.html
◆ 新型コロナウイルス感染拡大
2020年3月
「フードレスキュー特集」記事の公開、「#新型コロナで困っています」タグの設置、「食材5%OFFクーポン」の発行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000046526.html
「#新型コロナを吹き飛ばせ」タグの設置、特集記事の公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000046526.html
2020年4月
生産者の審査体制強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000046526.html
初回送料無料クーポンの提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000046526.html
初回送料無料クーポンの提供期間延長
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000046526.html
2020年12月
「#フードレスキュー特集」タグの設置、「フードレスキュー特集」記事の公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000046526.html
2021年3月
一部商品の送料無料化、150箇所のこども食堂への食材提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000046526.html
◆ 東日本大震災
2021年2月
「3.11応援商品」の販売・特設サイトの公開、オンラインイベントの開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000046526.html
【概要】
「ぶどうの最旬リレー定期便」は、毎月1回、ポケットマルシェが厳選した生産者から、その時の旬のぶどうが届くサブスクリプションサービスです。
王道から希少品種まで、約15品種の中から毎月異なる(※)ぶどうをお届けするため、品種による「味・形状・香り・食感」の違いを楽しむことができます。
気に入ったぶどうはポケットマルシェ上でリピート購入が可能です。
※天候や収穫状況によって異なる品種がお届けできない場合がございます。
■ サービス詳細
サービス名: ぶどうの最旬リレー定期便
申し込みURL:https://poke-m.com/products/355448
商品金額: 3,480円(税込・送料込)/月
期間:3ヵ月定期便 7~9月発売(8~10月お届け)
お届け頻度: 毎月1回
販売数:600個
候補品種:
シャインマスカット、クインニーナ、クイーンルージュ、ウィンク、オーロラブラック、BKシードレス、ニューピオーネ、シナノスマイル、コトピー、マイハート、クイーンセブン、雄宝、スカーレット、マスカサーティ、ナガノパープル、ピオーネなど
■ お届け予定
いずれかの生産者の中から、栽培状況や出来具合に合わせて、各月おすすめの品種を1つを選んでお届けします。
<8月>
お届け予定の品種・分量:シャインマスカット/1房 約500g
■ 生産者:岡田和也さん(岡山県岡山市)
https://poke-m.com/producers/117021
■ 生産者:矢崎一雄さん(山梨県山梨市)
https://poke-m.com/producers/200400
■ 生産者:左合杏奈さん(山梨県笛吹市)
https://poke-m.com/producers/324675
<9月>
お届け予定の品種・分量:クインニーナ、クイーンルージュ、ウィンク、オーロラブラック、BKシードレス、ニューピオーネ、ナガノパープルなど/1房以上 総重量500g以上
※品種によって分量は異なります。
■ 生産者:鶴田利樹さん(長野県小布施町)
https://poke-m.com/producers/241997
■ 生産者:三枝全人さん(山梨県甲州市)
https://poke-m.com/producers/235239
■ 生産者:有賀不二男さん(山梨県甲府市)
https://poke-m.com/producers/238636
■ 生産者:澤木正俊さん(岡山県真庭市)
https://poke-m.com/producers/81926
<10月>
お届け予定の品種・分量:ナガノパープル、シナノスマイル、BKシードレス、ウィンク、コトピー、マイハート、クイーンセブン、雄宝、スカーレット、マスカサーティ、ピオーネなど/1房以上 総重量500g以上
※品種によって分量は異なります。
■ 生産者:宮川幸平さん(長野県須坂市)
https://poke-m.com/producers/96725
■ 生産者:高城 亮さん(長野県高山村)
https://poke-m.com/producers/245709
■ 生産者:藤井 純也さん(岡山県高梁市)
https://poke-m.com/producers/225721
【背景】
2023年7月現在、ポケットマルシェには約7,700名の生産者が登録し、約15,000品の商品が出品されています。これまで当社では、多くの出品の中から日本の四季ごとの旬の食材をよりお得に楽しんでもらうことを目的に、3ヶ月に1度の「ポケマル収穫祭」の開催や、旬の野菜と定番野菜がセットのサブスクサービス「季節を味わう 旬のお野菜定期便」、4ヶ月連続で最旬の桃を味わうサブスクサービス「桃の最旬リレー定期便」の販売などを行ってきました。
この度、最旬を逃がすことなく、複数の品種のぶどうをを楽しんでもらうことを目的に「ぶどうの最旬リレー定期便」を販売する運びとなりました。今後も、より多くの生産者と消費者をつなぐことを目指して、旬の食材やお気に入りの商品と出会うきっかけを創出していきます。
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、企業や個人からの支援を、気候変動や自然災害、社会情勢の変化など有事の際に支援金として活用する「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始します。
ポケマル生産者支援プロジェクト詳細ページ:
https://poke-m.com/lp/producer-yell
【プロジェクト概要】
企業や個人からの支援により集まった生産者支援金を、気候変動や自然災害、世界情勢の変化といった有事の際に生産者支援のために活用する「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始します。
ポケマル生産者支援プロジェクト詳細ページ:
https://poke-m.com/lp/producer-yell
◆ 支援の方法
・企業として支援
本プロジェクトに賛同いただける企業様を募集しています。プロモーションや福利厚生に使えるメニューを用意しているほか、自社の広報活動にも活用いただけます。
お問い合わせフォーム:https://producer-yell.zendesk.com/hc/ja/requests/new
・個人として支援
ポケットマルシェにて、特定期間中の売上の一部を生産者支援金としてプールするキャンペーンを定期的に行っています。また、カード利用額の1%が生産者支援金としてプールされるポケマルエポスカードの申し込みも受け付けています。
【背景】
気候変動や自然災害、世界情勢の変化の影響を強く受ける生産現場では、生産者が深刻な環境の変化に直面しており、それはやがて私たちの食卓にも影響を及ぼします。
当社では、環境の変化などが原因で生産活動に影響を受けた生産者と、応援したい消費者のマッチングを促進すべく、2022年7月より生産者支援金を設立し、台風被害や豪雨被害が発生した際に生産者を金銭面で支援可能な「応援商品」の販売や、資材・飼料高騰の影響を受けた牛乳・乳製品の消費拡大のための商品送料無料化など、支援の取り組みを全国に広げてきました。
この度、支援のスピードを加速すべく、「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始する運びとなりました。これからも当社は「生産者と消費者」「つくるとたべる」「都市と地方」の分断をつなぎ、かきまぜ、その境目をなくすことを目指していきます。
【これまでの取り組み】
◯ ポケマル収穫祭期間中の商品購入で、生産者支援金をプール
2023年6月1日(木)〜30日(金)の期間中の商品購入1点ごとに、5円を生産者支援金としてプールしました。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000046526.html
◯ 「卵・乳」カテゴリーの商品購入で、100円を生産者支援金としてプール
2023年4月1日(土)〜17日(月)の期間中の「卵・乳」カテゴリーの商品購入1点ごとに、100円を生産者支援金としてプールしました。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000046526.html
◯ 東北3県の商品購入で、311円を生産者支援金としてプール
2023年3月11日限定で、岩手県・宮城県・福島県の商品購入1点ごとに、311円を生産者支援金としてプールしました。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000046526.html
◯ 牛乳・乳製品の送料無料化
牛乳・乳製品の消費拡大を促進すべく、生産者支援金を活用して牛乳・乳製品の送料無料化を行いました。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000046526.html
◯ ポケマルエポスカード
本カードを用いたポケットマルシェでのお買い物のご利用金額の1%分を生産者支援金としてプールしています。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000046526.html
◯ ポケマル収穫祭 お得に買って生産者を応援キャンペーン
2022年12月16日(金)〜25日(日)の期間中の合計購入点数×10円を生産者支援金としてプールしました。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000046526.html
◯ ポケマルでんき
毎月のポケマルでんき利用料金のうち100円を生産者支援金としてプールしました。
https://denki.poke-m.com/
※現在、新規お申し込み受付を停止中です。生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、社会課題の解決に向け、挑戦する生産者を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰する「ポケマルチャレンジャーアワード2023 〜都市と地方をかきまぜる〜」の受賞生産者を、2023年6月17日(土)に開催した「都市と地方の未来会議」の中で発表しました。2度目のアワード開催となる今回は、8府県から8名の生産者が受賞しました。
【「ポケマルチャレンジャーアワード2023 〜都市と地方をかきまぜる〜」とは】
本アワードは、”社会課題の解決に向け、挑戦する生産者”を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰するものです。「自由テーマ」と「年度テーマ」の最優秀賞・優秀賞のほか、2023年6月17日(土)に開催した「都市と地方の未来会議」のオフィシャルパートナー特別賞を表彰しました。
◆ 年度テーマ「都市と地方をかきまぜる」
都市住民を地方の生産現場に呼ぶための取り組みを行っている生産者を表彰します。
◆ 自由テーマ
現地に足を運ぶ形以外にも、消費者との交流を生むための取り組みを行っている生産者を表彰します。
2度目のアワード開催となる今回は、約7,700名の「ポケットマルシェ」登録生産者を対象に、2023年4月21日(金)〜5月7日(日)の期間でエントリーを受け付けました。24件のエントリーから計8名の生産者が受賞にいたり、2023年6月17日(土)に開催した「都市と地方の未来会議」の中で、授賞式を実施しました。
【背景】
当社が2016年9月より運営している、生産者と消費者を直接つなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」には、現在約7,700名の生産者が登録しており、生産現場のリアルな情報が日々当社に集まっています。
そのような中で、「生産者が直面する課題」や「課題解決に向けた生産者の挑戦」は、まだ世の中において広くは知られていないという現状があります。それらを伝えていくことで、消費者の方々が課題への理解をより深め、解決に向けた動きに「自分ごと」として関わるきっかけを生み出したい、という考えから、昨年より本アワードを開始しました。
また、当社は昨年4月に社名を「株式会社雨風太陽」に変更し、「都市と地方をかきまぜる」を新ミッションとして掲げました。日本に存在する「分断」を大きな課題として捉えている当社は、「都市と地方」「生産者と消費者」「人間と自然」などの間にある「分断」をつなぎ、かきまぜ、その境目をなくすこと、生かし・生かされあう関係を実感することで、感謝や喜びを感じられる社会を作ることを目指しています。
そこで、今回のアワードでは、「都市と地方」の間の分断を埋めるべく、都市住民を地方の生産現場に呼ぶための取り組みを行っている生産者を応援するために、年度テーマを「都市と地方をかきまぜる」としました。
【受賞生産者について】
下記の審査項目で当社内にて審査を行い、計8名の生産者が受賞にいたりました。
<審査項目>
・取り組みがもたらすポジティブなインパクトの大きさ
・取り組みのユニークさ
・取り組みによって実現したいビジョンの明確さ
◆ 年度テーマ
最優秀賞: 橋本純さん|友栄水産(三重県南伊勢町)
https://poke-m.com/producers/66410
漁業に従事する傍ら、「漁師のいるゲストハウスまるきんまる」をオープン。また、真鯛の養殖場での餌やり体験や、5,000〜10,000尾の真鯛の生け簀の中で鯛と一緒に泳ぐ「タイ験」などを提供。コロナ禍では、消費者や企業向けに、料理人ではなく漁師が教える真鯛の捌き方と漁師飯の作り方をオンラインで教える教室を開催。その他、高校生から大人まで幅広い方を漁村に招き、漁業だけでなく、漁村という不便な環境下で生きる営みを感じてもらう漁村インターンシップなどを実施している。
優秀賞: 富永邦彦さん|邦美丸(岡山県玉野市)
https://poke-m.com/producers/189458
お客様から注文を受けてから漁に出る「完全受注漁」を行う。必要以上に漁をしなくて済むだけではなく、捕った魚の梱包や仕分け作業も効率化することができるため、少ないスタッフ数で6次産業化を実現。長時間労働の削減、CO2排出量減、持続可能な資源の保護なども可能に。今後は他の漁師へ受注漁のノウハウを伝えると共に、漁業見学や体験ツアー、お魚捌き教室等を盛り込んでいき、「”獲る”漁業から、資源を”守る”漁業へ」と進めていきたいと考えている。
優秀賞: 奥野成樹さん | かねおく(大阪府柏原市)
https://poke-m.com/producers/42435
オーナー制ぶどう園OKUNARY(オクナリー)というオリジナルワイン作りの農作業体験型事業を行う。ぶどうの木オーナーと一緒に年間を通してぶどうを栽培し、地元ワイナリーで委託醸造。完成したワインをオーナーに届けている。4年間にわたり100名以上のオーナー数を維持し、2021年は260本のオリジナルワイン、2022年210本のワインを醸造。本年は300本以上となる見込み。 OKUNARYを軸に多くの都市住民との接点を持ち、かきまぜていきたいと考えている。
◆ 自由テーマ
最優秀賞:佐藤裕美さん | 有限会社伊豆沼農産(宮城県登米市)
https://poke-m.com/producers/709
自社で保有する田んぼでの農業体験、地元食材を使った手作り体験教室や直売所・レストランの運営など、様々な事業を通して地域の活性化に貢献。農業体験、環境教育は年間受入数200名、地域食材を活用した食育活動には年間3,000名が参加。宮城県産の豚肉を使った手づくりウインナー体験キットは、大手旅行雑誌が行ったお取り寄せしてみたいランキング調査で全国1位にも。今後は空き家を活用した宿泊施設の整備を行い、「生産者に一番近い農泊体験」モデルの実現、関係人口の増加を目指す。
優秀賞: 稗苗良太さん | 株式会社 NOROSHI FARM(富山県魚津市)
https://poke-m.com/producers/23798
2015年就農以来、ワークショップやイベント、自社製品の販売を通して里山や稲作文化の伝統継承を広く実施。2022年地域初の農業法人を設立。課題が多い中山間地農業の新しいかたちを多角化経営で作り出し、地域や農業に愛着を持ってくれる人や関わってくれる人を増やしている。
◆ オフィシャルパートナー特別賞
日本航空株式会社特別賞: 兼澤幸男さん | MOMIJI株式会社(岩手県大槌町)
https://poke-m.com/producers/167737
官民連携のプロジェクト「大槌ジビエソーシャルプロジェクト」において、「捕獲」「製造」「流通」「消費」「体験」「担い手」という6つの項目を循環させることで、持続可能なジビエ事業を実施。ジビエに興味を持った方々に向けて、2020年よりジビエツーリズムを開催。2022年夏からは「ポケマルおやこ地方留学」にて、親子で狩猟同行と捕獲された鹿の解体を体験し、試食までを行うプログラムを開始。人間も自然の一部であり、食べること全てが他の命を頂くことだということを再認識できる場を目指す。
株式会社丸井グループ特別賞: 篠塚政嗣さん | マーフィーズファーム(茨城県結城市)
https://poke-m.com/producers/18614
SNSで参加者を募り、農業に興味のある方々に畑を自主開拓してもらう「ときどき農業」を運営。育てた野菜をマルシェで販売するところまでサポートし、初心者でも農業を楽しんでもらい、関心を持ってもらえるような取り組みを行う。また、学校に馴染めない子ども達に向けて「aini school」でのオンライン授業を開講し、農業のこと、野菜や虫、野草の共生する様子を伝える。農園での農作業体験も行っている。
農林中央金庫・アグリビジネス投資育成株式会社特別賞: 筒井洋充さん | 天草農工房ふぁお(narino)(熊本県天草市)
https://poke-m.com/producers/11381
不知火みかんの木オーナー制度、収穫体験などの他に、民泊サービスを運営。2021年4月より、多拠点生活・二拠点生活のプラットフォームを通じて、部屋の提供を開始。また、民間サービスを活用し、宿泊者に果樹栽培作業を手助けしてもらうなど「労働力確保」と「天草への訪問」を両立させた。本取り組みがメディアに取り上げられ、多くの人流を生んだ。