生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2022年3月8日(火)に、生産者2名と当社代表高橋による「一次産業が直面する気候変動」をテーマとしたトークセッションを開催しました。同時に、生産者531名から回答を得た、気候変動に関する調査結果を当社より発表しました。     【当社発表の生産者調査結果】 ■ 約9割(91.1%)の生産者は、生産活動を行っている時に気候変動の影響を感じている     当社が生産者を対象に2021年11〜12月に行った調査では、「あなたが生産活動を行っている時に、気候変動の影響を感じますか?」という問いに対して、531名の生産者のうち、91.9%にあたる484名が「感じる」と回答しました。   さらに、具体的な事例を尋ねたところ(注)、多く挙げられた環境の変化は、「温度(気温・海水温)」「雨」に関する事象でした。「温度(気温・海水温)」については、40%が「上昇」への言及だった一方で、「低下」に言及する回答も2%ありました。「雨」については、「豪雨」や「長雨」といった雨量の増加に言及した回答が、29%と多く見られました。   また、生産への影響の事例は、農産物の着色遅延や、家畜の斃死といった「収量や質の低下」が19%と最も多く挙げられました。次いで、播種・開花・受粉・収穫などの「生育時期のずれ」への言及が14%という結果になりました。       注:「どのような時に気候変動を感じるか、具体的に教えてください」という設問に対する自由回答を当社で分類。   ■ 調査概要 調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年11月25日〜12月3日 調査対象:2021年11月時点で「ポケットマルシェ」へ登録済の生産者 回答人数:531名   【トークセッション「一次産業が直面する気候変動」の内容】 ぶどう農家の林慎悟さん(岡山県岡山市・林ぶどう研究所)、サバの養殖を営む横山拓也さん(福井県小浜市・田烏水産株式会社)に登壇いただき、「一次産業が直面する気候変動」をテーマにトークセッションを実施しました。当社代表高橋がモデレーターを務め、自然環境の変化が生産に及ぼす影響や、必要な取り組みをお聞きしました。   ■ 林さんから   <自然環境の変化による生産現場への影響> 写真のぶどうは、本来紫色になるはずなのに、高温の影響で着色が進んでいない。     特に4〜5年前からこのような症状が増えており、明らかに生産技術が高い生産者の農園でも見られるようになっている。   <自然環境の変化に対する取り組み> 今まで栽培されてきた品種が現在の自然環境に合わないものになってきているので、新しい品種を作り、生産現場にあてがっていかなければならない。そうすることで、生産者は安定的に生産して収入を得ることができ、その結果、消費者の食卓へ継続的に食べものを届けることができる。   そのような考えに基づき、農業を始めた当初から品種改良を進めている。生産物が画一的になってしまうと、環境が変化する中で激減してしまう可能性がある。多様性があれば、ある品種がだめになってしまっても、他の品種が生き残るかもしれない。品種をいくつか作ってリスク分散を行うべきであると、私は生産者や消費者に常々伝えている。   ただ、品種改良によって生産現場を下支えしただけでは、気候変動にまつわる農業の問題が消費者まで浸透しないと感じている。生産現場と消費者との間に距離がある上に、農業は興味があってもなかなか入りづらい業界であると感じている。このような考えから、「おかやま葡萄酒園」という新しい事業を2021年に立ち上げた。耕作放棄地にワイン用のぶどうを植えるところから、その管理までを農業やワインに興味のある一般の方に担っていただく取り組みで、自分が苗木から育てたぶどうで「マイワイン」を作ることができる。自分ごととして生産過程に関わる体験を通じて、農業の大変さやその中にある楽しさ、さらには自然環境の変化までをも体感してもらい、生産者と消費者の距離を縮めたい。   ■ 横山さんから   <自然環境の変化による生産現場への影響> 気象庁のデータによると、日本近海の海面水温平年差(その年の数値と平年値との差)は2000年以降底上げされており、近年は水温が上昇し続けている。エリア別に見ると、日本海中部の海域平均海面水温(年平均)の上昇率(℃/100年)は+1.75℃だった。上昇幅が小さいと思われるかもしれないが、変温動物である魚にとって、2℃近く上昇するということは、人間でいうと20℃近く上昇しているようなものである。   そのような環境下で、30℃を超えるような高海水温の日があった2020年に、当時養殖していた約7000尾のサバのうち、約4500尾が1週間で死んでしまった。   <自然環境の変化に対する取り組み> 調査の結果、高海水温でサバが死んでしまうのは、酸欠状態になっているためだと判明した。翌年は、1つの生け簀で育てるサバの数を減らすことで、海水温が高い7〜9月を乗り切った。種苗数や出荷時期を調整したり、冷凍での販売を行ったりすることで、できるだけ生け簀にサバを残しておかないように工夫した。   さらに、サバの品種改良をしていく必要もあるが、これには5〜10年を要する。交配による育種法を進めていこうとすると、年間数千万円単位の費用やマンパワーがかかるのがネック。中小零細の漁業者が生き残るには、漁業者同士で連携することが必須で、知恵を絞りながら力を合わせて取り組んでいこうとしている。   また、消費者に対しては、年がら年中同じ魚、同じ味を求め続けることが地球や生産者にとっていいことなのか、問い直したい。自然のものは、ないものはなくて当たり前、季節ごとに味が違って当たり前であるから、その時に獲れる魚を楽しめるとよい。生産する側も、環境の観点において自ら自分の首を締めるようなことを続けてはいけないので、消費者を巻き込みながら消費文化を変えていかないといけない。   【背景】 SDGsの目標13として「気候変動に具体的な対策を」が掲げられ、気候変動問題に対して世界的に関心が高まっています。2021年8月に公表されたIPCCの第6次評価報告書では、地球温暖化が進行すると大雨などの「極端現象」の深刻さが増大するということや、向こう数十年の間に温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、世界平均気温が今世紀中に2℃を超えるということが予測されています(注)。   そのような中で、生産者は生産現場にて環境の変化に直面していますが、「生産現場への影響」や「影響に対する生産者の取り組み」は、世の中においてまだ広くは知られていません。気候変動を加速させる要因の一つに「分断」があると当社は考えます。「都市と地方の分断」が進んだことにより、様々な場面で顕在化している気候変動の影響が見えづらくなっています。   当社は、社会の持続可能性を脅かす「都市と地方の分断」の解消を目指し、生産者と消費者を直接つなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を2016年9月より運営してまいりました。現在約6,600名の生産者が登録しており、生産現場のリアルな情報が日々当社に集まっています。   生産現場の変化は、やがて私たちの食卓にも影響を及ぼします。生産現場の現状を伝えていくことで、消費者が解決に向けた動きに「自分ごと」として関わるきっかけを生み出したいという考えから、この度、生産者による発信の場を設けました。今後は、現状を知って何か行動しようとする方を後押しする仕組みの構築も行っていく予定です。   注:2021年8月 環境省「IPCC AR6/WG1報告書の政策決定者向け要約(SPM)の概要」より   【当社の気候変動問題に関する取り組み】 2020年7月: 生産者が出品時に利用できる「#豪雨被害で困っています」タグを設置 令和2年7月豪雨の被災生産者への支援として、豪雨の被害を受けた生産者が「#豪雨被害で困っています」タグを使用して出品できるようにしました。これにより、消費者はタグから被災生産者の商品を探し、購入という形で応援をすることが可能になりました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html   2020年9月: 生産者が出品時に利用できる「#台風被害で困っています」タグを設置 台風9号・10号の被災生産者への支援として、台風の被害を受けた生産者が「#台風被害で困っています」タグを使用して出品できるようにしました。また、「ポケットマルシェ」内の記事やSNSで、生産現場への被害に関する情報発信を行いました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046526.html   2021年8月: 被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 台風8号や令和3年8月豪雨などの自然災害が続いたことを受け、被災により当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始しました。購入者には応援へのお礼として、生産者と当社スタッフからのお礼の手紙と、「ポケマルステッカー」が送られます。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000046526.html   2021年12月: 生産現場の環境変化を消費者へ伝える記事連載を開始 「自然環境の変化」について生産者から寄せられた声を、「生産者さんからみなさんへ 〜自然環境の変化と向き合う #カナリアの声〜」というお手紙形式の連載記事にし、「ポケットマルシェ」の「マガジン」上で配信しています。2022年3月28日現在、8名の生産者の声を公開しています。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000046526.html生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)と、ポケットマルシェの出資元である株式会社オレンジページ(本社:東京都港区、代表取締役社長:一木典子、以下「オレンジページ」)は、直販を行う生産者向けに「レシピカード作成サービス」の提供を2022年3月25日(金)より開始します。オレンジページが運営する「オレンジページnet」に掲載された1万5000件以上の人気料理家のレシピから、生産者が手がける食材に適したレシピを同梱して発送することが可能になる本サービスを通じて、生産者および消費者の直販利用における満足度向上を目指します。   【背景】 直販利用生産者を対象にポケットマルシェが行った「レシピについての簡易アンケート」において、「消費者からおすすめのレシピを聞かれたことがあるか」という問いに対し、22.7%の生産者が「とてもよくある」、50%の生産者が「ある」と回答しました。その一方で、「直販時におすすめのレシピや食べ方を書いた紙を同梱して発送しているか」を問う設問では、「毎回同梱している」と回答した生産者は34.8%にとどまりました。     また、レシピに関する生産者の悩みとして、「料理が不得意なので、お客様に紹介できる調理法が少ない」「レシピカードを作成したいが手間がかかるため、作成できていない」といった回答が見られました。   ポケットマルシェの出資元であるオレンジページが運営する「オレンジページnet」には、常時1万5000件以上の人気料理家のレシピが掲載されています。アンケートによって見えた生産者の直販における悩みを解決すべく、この度、オレンジページとポケットマルシェが連携して「レシピカード作成サービス」を生産者向けに提供するに至りました。本サービスを通じ、生産者と消費者双方の満足度向上を目指します。   ◆ 調査概要 調査方法:インターネット調査 調査期間:2022年2月10日(木)〜2月12日(土) 調査対象:ポケットマルシェ登録生産者(有効回答数66件)   【サービス内容】 ◆サービス名 レシピカード作成サービス   ◆概要 「オレンジページnet」に掲載されている1万5000件以上の人気料理家のレシピから、生産者が手掛ける食材に適したレシピを、商品に同梱して消費者に届けることができるサービスです。「オレンジページnet」内の該当レシピに遷移する二次元バーコードが付いたレシピカードを、生産者に提供します。   ◇ 生産者のメリット 「料理が不得意なので調理方法を紹介できない」といった悩みを抱えている生産者でも、手間をかけずにレシピを食材とともに消費者へ届けることができます。また、人気料理家が監修したレシピを活用することができます。   ◇ 消費者のメリット 届いた食材の調理法がわからなかったり、調理法のバリエーションを広げたい時に、人気料理家が監修したレシピをすぐに参照することができます。  

▲ レシピカード イメージ

  ◆ 生産者レシピ申請の流れ
  1. 生産者が、「オレンジページnet」掲載レシピから使用したいレシピを選び、特設フォームから使用を申請
  2. 生産者からの使用申請に基づき、オレンジページが、「オレンジページnet」当該レシピページへ遷移する二次元バーコード付きのレシピカードのデータを制
  3. ポケットマルシェが、レシピカードのデータを生産者にメールにて送付
  4. 生産者は、レシピカードを印刷し、発送する商品に同梱
  ◆ 使用申請受付期間 2022年3月23日(水)〜31日(木)を予定 ※レシピカードは、2022年6月30日(木)発送分まで同梱可能です。(予告なく変更となる可能性がございます)   ◆ 利用条件 「ポケットマルシェ」に登録している生産者であること   【ポケットマルシェについて】 ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約6,600名(2022年3月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約10倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約52万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。   【オレンジページについて】 〈暮らしに「おいしい」と「ワクワク」を。〉をスローガンに実用と好奇心を満たす生活情報を隔週刊で届ける雑誌『オレンジページ』(1985年創刊)をはじめ多数の出版物や、イベント・講座の運営などを通して、毎日の食事作りを応援。よりおいしい料理レシピを提案する。WEBサイト「オレンジページnet」では、人気料理家による、だれでも失敗なく作れるよう検証した15,000件を超える料理レシピ検索サービスほか、生活まわりのお役立ち情報を提供している。2020年より、〈「食」を起点に暮らしをつくり、 生活者、コミュニティ、地球の、よりウェルビーイング* な未来をつくる〉をブランドパーパスに設定している。*よく在る、よく居ること。美しく、健やかで幸せな状態。身体的・精神的・社会的に良好な状態 <オレンジページnet> https://www.orangepage.net   【会社概要】 ポケットマルシェ 会社名: 株式会社ポケットマルシェ 代表者名: 高橋博之 所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2 東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F 事業内容: ・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営 ・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営 ・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営 ・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施 ・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施 URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/   オレンジページ 会社名: 株式会社オレンジページ 代表者名: 一木典子 所在地: 東京都港区三田一丁目4番28号 事業内容: ・雑誌『オレンジページ』他雑誌・書籍の出版 ・マーケティングによる情報提供サービス ・生活雑貨を中心とした通販 ・「食」と「暮らし」を中心としたイベント・講座の運営 ・商品・サービス・地域等の“生活実装”に向けたコミュニケーションデザイン及びマーケティング支援 URL:http://www.orangepage.jp/untied-pages/生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、以下「LIFULL」)が運営する場所に縛られない働き方・生き方を実践するコミュニティ「LivingAnywhere Commons」(以下「LAC」)とともに、宿泊と食の生産現場での体験がセットになった新サービス「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」の提供を2022年4月より開始します。消費者に、生産現場にて地域の魅力を感じながら生産者との関係性を深めてもらい、現地を訪れる形の関係人口創出を目指します。   【背景】 2022年2月に当社が発表した、「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」(*)では、8割以上の生産者が「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答し、生産者の多くに「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲があることがわかりました。一方で、実際に「お客さんが生産現場を訪れたことがある」と回答した生産者は約6%のみでした。   また、2021年8月に当社が実施した調査では、半数以上の消費者が「地域を訪れたい」と回答しましたが、実際に「生産現場に訪問したことがある」と回答した消費者は約3%のみでした。   2つの調査結果を通じて、生産者と消費者間において、「地域に来てほしい」「地域を訪れたい」という双方向の意欲があるにも関わらず、実現できている例が少ないということがわかりました。   そこで、当社では、「地域を訪れる形の関係人口」の創出を促進すべく、LACとともに、宿泊と生産現場での体験がセットになった新サービス「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」を開始する運びになりました。   消費者に、生産現場にて地域の魅力を感じながら生産者との関係性を深めてもらい、現地を訪れる形の関係人口創出を目指します。   *調査結果: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000046526.html   【「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」概要】 収穫体験や調理体験といった生産現場での体験と、全国に32拠点を構えるLACでの宿泊がセットになったサービスです。   詳細ページ:https://poke-m.com/stories/2076   【本サービスの特徴】 ・LAC施設の宿泊費を全額補助(*) 体験商品の購入者には、生産現場近郊の当該のLAC施設の宿泊費用を全額補助するクーポンをお送りします。 ・体験商品の購入費を2,000円補助 生産者の出品価格に対し、当社が一律で2,000円の購入費用を補助します。 *宿泊プランをアップグレードする場合は、差額を支払う必要あり   【サービス利用の流れ】 ■ 体験前 1)ポケットマルシェで「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」対象の体験商品を購入(2,000円の補助は購入時に適用) 2)ポケットマルシェが送付する「LAC宿泊費全額補助クーポン」を利用して当該のLAC施設を予約 3)ポケットマルシェのメッセージ機能を用いて、生産者と体験当日の集合場所や時間などを打合せ ■ 体験時 4)生産現場を訪れて体験を実施 5)生産現場近郊の当該のLAC施設にて宿泊   【実施期間】 2022年4〜12月の間に、3回に分けて体験商品をご案内する予定です。 第1弾:2022年4月 3商品(体験エリア:千葉県館山市、静岡県下田市、山梨県北杜市) 第2弾:2022年5〜7月 3商品(予定) 第3弾:2022年8〜11月 10商品(予定)   【第1弾詳細】 ①商品名:そら豆収穫・講話・畑見学! 内容:そら豆畑の見学や、そら豆についての話を聞いた後に収穫体験を行います。 価格:4,400円(税込) 実施日:4月29日(金) 生産者:千葉県館山市 安西淳さん(安西農園) https://poke-m.com/producers/115650 宿泊先:LivingAnywhereCommons館山 https://livinganywherecommons.com/base/tateyama/ 申込み先:https://poke-m.com/products/241060   ②商品名:クレソン収穫体験・クレソンバーガーを食べよう! 内容:クレソンの収穫と、採れたてのクレソンを使用したクレソンバーガーづくりを行います。 価格:6,600円(税込) 実施日:4月16日(土) 生産者:静岡県下田市 平山武三さん(ひらたけ農園) https://poke-m.com/producers/447171 宿泊先:LivingAnywhere Commons伊豆下田 https://livinganywherecommons.com/base/izu-shimoda/ 申込み先:https://poke-m.com/products/244925 ③商品名:ぶどう農園で栽培体験とピザ作り。大自然を満喫する農業ライフスタイルを楽しもう! 内容:ぶどう栽培にまつわるお話、栽培体験とお昼はピザ窯でのピザづくり。お土産にニュージーランド産の極旬/裏旬巨峰をプレゼント! 価格:6,600円(税込) 実施日:4月16日(土)・23日(土)・30日(土) 生産者:山梨県北杜市 加賀山敬之さん(株式会社GREENCOLLAR) https://poke-m.com/producers/465871 宿泊先:LivingAnywhere Commons八ヶ岳北杜 https://livinganywherecommons.com/base/yatsugatake-hokuto/ 申込み先: 【4/16(土)】https://poke-m.com/products/236592 【4/23(土)】https://poke-m.com/products/237039 【4/30(土)】https://poke-m.com/products/241000   【LIFULL 地方創生推進部 LivingAnywhere Commonsグループ「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」担当 北辻巧多郎氏からのコメント】 LivingAnywhere Commonsは共創をテーマに、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方をともに実践することを目的としたコミュニティとして、全国の拠点で地域のプレーヤーの方々とメンバー(利用者)と交流やプロジェクトを実施しています。 その中で今回、「生産者さんに会いに行こう!ポケマル×LAC GOTO生産現場」で沢山の農家さんや漁師さんといった一次産業の方や体験される方がLivingAnywhere Commonsを知って、使ってくださることで、今後さらに新たな取り組みが生まれていくことを期待しています。 LivingAnywhere Commonsのメンバーにも積極的に参加してもらい、農業や漁業の体験を通じて、地域の魅力を沢山感じていただきたいです。   【LivingAnywhere Commonsについて】 LIFULLが地方創生事業として運営する場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践することを目的としたコミュニティです。 メンバーになることで、日本各地に設置したLivingAnywhere Commonsの拠点(現在、32拠点)の共有者となり、仲間たちと共生しながら、自宅やオフィスにしばられないオフグリッド生活を体感、理想のLivingAnywhereを実現するための技術やアイデアを共創していく、刺激に満ちた環境に身を置くことができます。 https://livinganywherecommons.com/   【LIFULLについて】 LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。 現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。 https://LIFULL.com/  全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)は、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と共に全3回にわたりオンラインで実施する『JALふるさと応援隊とお届けする「ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」』の第3弾として、3月24日(木)に佐賀県唐津市から「からふさカキ」を紹介します。     【「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」概要】 「JALふるさと応援隊」(*1)である客室乗務員が、「ポケットマルシェ」に登録している生産者と共に、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーをライブコマース形式で伝え、視聴者は紹介された食材をリアルタイムで購入できます。さらに、観光スポットなどを紹介し、その地域の魅力まで伝えることで、地域産品の購買促進や旅行者の誘客などを通じて、関係人口の創出を目指します。3月24日(木)に行う第3弾では、佐賀県唐津市で牡蠣を養殖している吉田さんを特集します。   ◯ 第3弾オンラインツアー詳細 第3弾では、玄界灘で「からふさカキ」を養殖している佐賀県唐津市の吉田さんの作業場からオンラインツアーを実施します。「JALふるさと応援隊(佐賀県)」の客室乗務員と共に、食材の魅力や養殖のこだわり、佐賀県の観光スポットなど、現地に遊びに行きたくなるような情報を紹介します。当日は、リアルタイムで視聴者からの質問も受け付けます。 また、オンラインツアーの中では、ライブコマース形式で「からふさカキ」の数量限定商品を販売予定です。   ◯ 紹介する食材について 第3弾 佐賀県唐津市 ・牡蠣「からふさカキ」 20数年に渡り研究を重ね、海域に合わせたオリジナルの養殖方法で育った牡蠣です。玄界灘の豊富な栄養を蓄えており、味わいが濃く、噛むほどに甘さが増すのが特徴です。 実施日時:2022年3月24日(木) 20:00〜21:00 実施方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信 ・Facebook: https://www.facebook.com/1016156451794008/posts/4650036338405983/ ・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q ・Twitter:https://twitter.com/pocket_marche 参加方法:上記URLのいずれかにアクセス 参加費 : 無料 出演生産者:佐賀県唐津市 吉田善史さん(吉見丸) https://poke-m.com/producers/257856   【JALと共同開催した過去のライブコマース】 ■ 第1弾:2022年1月22日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー in 香川」 香川県東かがわ市の「はなまる農園」花崎圭助さんが作る、香川県オリジナル品種のいちご「さぬきひめ」とアスパラガス「さぬきのめざめ」を特集しました。「さぬき」を冠する両ブランドへの特別な想いやユニークな栽培方法などを生産者に質問しながら、生産の裏側に迫りました。 動画: https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q     ■ 第2弾:2022年3月12日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー in 静岡」 静岡県伊豆市の「野本農園」野本達彦さんが作る原木椎茸を特集しました。普段見慣れた椎茸が、どのような過程で作られるのかということや、おすすめのレシピを野本さんに紹介いただきました。 動画: https://www.youtube.com/watch?v=eJK5xeqp31k   【実施背景】 社会が大きく変わろうとしている今日、地域が抱える課題は多様化しています。 そのような中、JALでは航空輸送に加え、全社員が持つ知見・経験・技術を駆使し、「JALふるさとプロジェクト」(*2)などを通じて永続的なヒト・モノの流動の創出に努めることで、地域課題の解決を目指しています。 一方、ポケットマルシェではこれまで、自治体と連携して行う「食を通じた関係人口創出事業」や「ふるさと納税事業」などを通じて、地域と多様に関わる「関係人口」創出に向けた取り組みを多数実施してきました。2021年には「関係人口研究室」(*3)を立ち上げ、関係人口創出のプロセスを明らかにすることにも取り組んでいます。そのような中で、JALとポケットマルシェは、大学生が生産者の元を訪れて行う共創プログラム「青空留学」(*4)の立ち上げも共同で行った実績があります。この2社が、地域と多様に関わる「関係人口」の創出を目指して、本取り組みを行います。   【佐賀玄海漁業協同組合との過去の取り組み】 吉田善史さんが所属する佐賀玄海漁業協同組合(以下「佐賀玄海漁協」)は、2021年6月に漁協所属の漁師が無料で使用できる、直販用の加工施設を新設しました。これにより、個人で加工施設を持っていない漁師でもポケットマルシェにて直販が可能となりました。 詳細:https://www.nochubank.or.jp/efforts/newsletter/pdf/newsletter2021_07_01.pdf   また、2021年11月には、コロナ禍の影響を受けた漁師の売上回復を目指し、佐賀県(さが県産品流通デザイン公社)・佐賀玄海漁協・当社で3者連携を行いました。漁協所属の10名の漁師を対象にした出品・販売支援や販促名刺の作成、出品商品500円オフキャンペーンの実施といった取り組みを行い、漁師の直販を支援しました。その結果、佐賀玄海漁協に所属する漁師の「ポケットマルシェ」における年間売上金額の合計が、2021年には約1,500万円に増加しました。 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000046526.html   (*1) 全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた客室乗務員の総勢1000名を2020年12月1日に「JALふるさと応援隊」として任命しました。地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなどを通じ、さらなる地域の魅力を発掘します。地域の皆さまとの絆づくりや活性化活動を継続的に行います。 (*2)「JALふるさとプロジェクト」プレスリリース: https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/006013.html (*3)「関係人口研究室」プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html (*4)「青空留学」プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046526.html生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、「地域」や「地球」の課題解決に向けて挑戦する生産者を表彰する「ポケマルチャレンジャーアワード2021 〜課題に立ち向かう生産者たち〜」を2022年3月8日(火)に発表しました。第1回目となる今回は、9都府県から10名の生産者が受賞しました。     【「ポケマルチャレンジャーアワード2021 〜課題に立ち向かう生産者たち〜」とは】 本アワードは、地域や一次産業、あるいは地球に存在する課題の解決に挑戦する生産者を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰するものです。「自由テーマ」と「年度テーマ」のそれぞれで、最優秀賞1名、優秀賞2名、特別賞2名を表彰します。   ■    自由テーマ 地域や一次産業を取り巻く課題の解決に挑戦する生産者を表彰します。 ■    年度テーマ 「一次産業の現場から、地球を持続可能に」 気候変動や、生物多様性の減少など、地球の持続可能性を脅かす課題の解決に挑戦する生産者さんを表彰します。   初開催となる今回は、約6,600名の「ポケットマルシェ」登録生産者を対象に、2022年2月2日(水)〜2月13日(日)の期間でエントリーを受け付けました。47件のエントリーから計10名の生産者が受賞にいたり、2022年3月8日(火)に授賞式を開催いたしました。   ▲    授賞式の様子   【背景】 当社は、社会の持続可能性を脅かす「都市と地方の分断」の解消を目指し、生産者と消費者を直接つなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を2016年9月より運営してまいりました。現在約6,600名の生産者が登録しており、生産現場のリアルな情報が日々当社に集まっています。   そのような中で、「生産者が直面する課題」や「課題解決に向けた生産者の挑戦」は、まだ世の中において広くは知られていないという現状があります。それらを伝えていくことで、消費者の方々が課題への理解をより深め、解決に向けた動きに「自分ごと」として関わるきっかけを生み出したいという考えから、本アワードを発表いたしました。   また、SDGsの達成に関心が強まる中で、地球が抱える課題を意識した生産者の取り組みを応援すべく、2021年の年度テーマを「一次産業の現場から、地球を持続可能に」としました。   【受賞生産者について】 下記の審査項目で当社内にて審査を行い、計10名の生産者が受賞にいたりました。   <審査項目> ・解決しようとしている課題の深刻さ ・取り組みがもたらすポジティブなインパクトの大きさ ・取り組みのユニークさ ・取り組みによって実現したいビジョンの明確さ   ■    自由テーマ 最優秀賞: 坂尾英彦さん|Hennery Farm(千葉県銚子市) https://poke-m.com/producers/8725 「農業のマイナスなイメージを変え、次世代に誇れる産業にしたい」という思いから、消費者とともに「農業のエンタメ化」に取り組む。ブランド野菜「アフロきゃべつ」「アフロコーン」の販売、アフロのカツラを被って行う農業体験、畑でのヨガ、古民家での農泊、規格外野菜の商品化など多数の取り組みを推進し、農園には年間500人以上が訪れる。地元企業とのコラボ商品販売、地元行政のワーケーション事業への参画など地域を巻き込んだ活動も行う。   優秀賞: 池田佳祐さん|健勝丸(和歌山県和歌山市) https://poke-m.com/producers/170351 空き家を活用した漁家民泊施設『Fisherman’s Table & Stay 新七屋』を2021年8月に開設し、これまでに約30名が漁師町の暮らしを体験した。資源保護や魚価安定の観点から限界がある水揚げ増加以外の方法でも、漁業者が積極的に稼げることを発信することで、若手漁業者を増やしたいと考える。新型コロナウイルス終息後には、国内外から年間100組以上の宿泊者の受け入れを目標とする。「高い高齢化率と人口減少」「空家・空き地の増加」「漁業の衰退」という3つの地域課題の解決を目指す。   優秀賞: 江川正道さん | 株式会社エガワコントラクター(福島県喜多方市) https://poke-m.com/producers/20 「人が離れて荒れた農地だからこそ、人が集まって発展させていく農地」をコンセプトに、農業景観の維持・鳥獣被害の低減・農の多面的機能の維持を図る目的で、地域に点在する耕作放棄地を農地へ再生。その農地で野菜の栽培と農作業体験を行う。さらに、その農地を新規就農者に継承することで担い手増加にも取り組む。これまでに耕作放棄地50ha以上を再整備し、全国各地から年間300人程度が農作業体験に訪れている。   特別賞: 賀川元史さん | Heartich Farm ハーティッチファーム(栃木県真岡市) https://poke-m.com/producers/43840 都会の消費者にナスの苗を自宅で約1ヶ月間育ててもらった後、苗を預かり生育過程を報告しながら農園で育て、収穫後にはそのナスを食べてもらう「ナスの苗里親プログラム」を行う。実際に苗を育て、そこから採れた野菜を食べる体験をしてもらうことで、野菜に愛着を持ってもらい、農業の大変さや面白さを知ってもらうことが目的。体験を通して「農業関係人口」を増やしながら消費者の農業に対する壁を取り除き、農業への一歩を踏み出しやすい環境を醸成することで「就農人口の減少」という課題の解決を目指す。   特別賞: 則定希さん | うみのもり(鳥取県岩美郡岩美町) https://poke-m.com/producers/72705 地域の活性化、漁業の発展を応援することを目的に、鳥取の板ワカメの魅力を様々な角度から発信する「ワカメ部」で活動。これまでに、6畳の大きさの「世界最大の板ワカメ」づくり、ワカメアクセサリーやワカメソングの制作、ワカメ落語などを行った。地域の人を巻き込みながら、ワカメ部で楽しい取り組み、面白い取り組みを進めることで、地域の関係人口を増やしていきたいと考えている。   ■    年度テーマ「一次産業の現場から、地球を持続可能に」 最優秀賞: 鴨志田純さん | 鴨志田農園(東京都三鷹市) https://poke-m.com/producers/4384 生ごみ問題の解決を目指し、各家庭の生ごみを農場で堆肥化して野菜を栽培し食卓へ届ける「サーキュラーエコノミー型CSA」を開始。2021年は37世帯が参加し、約4000Lの助燃剤削減に寄与した。今後は、150世帯まで規模を広げて、地域循環共生圏の好例にしたいと考える。公共コンポストの設置促進、堆肥技術者養成プログラムの実施、学校等での環境教育活動なども行っている。   優秀賞: 竹林諭一さん | 小松台農園(大分県由布市) https://poke-m.com/producers/116 県内の貝養殖業で廃棄される貝殻を肥料化し、有機農業に活用することで、「近海の富栄養化」の一因となっている、「貝殻の廃棄」と「農地からの肥料分流出」という2つの課題に取り組む。これまで年間2t程度地域外から購入していた石灰資材のうち半分を、地域の資源に置き換えた。地域の未利用資源を有効活用し、地域内で循環させることで、外部に依存しない一次産業を創りたいと考えている。今後は、循環資材を活用した生産物を「豊の環」(とよのわ)という名称でブランド化する予定。   優秀賞: 笠井大輝さん | (株)RE- SOCIAL やまとある工房(京都府相楽郡笠置町) https://poke-m.com/producers/335572 地球上の資源を有効的に活用しようという気運が高まる中で、ジビエ消費の促進により、獣害の抑制、地域の雇用の創出、生態系の保全、二酸化炭素排出抑制を目指す。狩猟・処理・販売までを一貫して行うことで、冷凍保存が主流のジビエ業界では初の「生ジビエ」を販売し、人気商品に。ドッグフードや鹿革ブランドも展開している。学生時代に創業し、現在24歳。   特別賞: 西村洸介さん | 西村養蜂場(和歌山県海南市) https://poke-m.com/producers/108 採蜜した純粋蜂蜜の販売と、花粉交配や種蜂の販売を行っている。近年は温暖化による猛暑で採蜜量が減少してミツバチの飼育が難しくなってきており、「このまま温暖化が進んだ場合、地元地域で蜂蜜が採れるのか」という危機感から、ミツバチと共に飼育場所を移動して養蜂をする「移動養蜂」を開始。2021年6月末から300群のミツバチと北海道へ移動し、150群の増群に成功した。   特別賞: 山浦昌浩さん | 株式会社アグレス(長野県南佐久郡南牧村) https://poke-m.com/producers/316478 規格外であることなどが理由で収穫・出荷の途中で廃棄されていたほうれん草を加工し、「野辺山ほうれん草カレーペースト」を製造・販売している。2021年の販売量は約6000個で、捨てられていたほうれん草約1.2tにあたる。付加価値をつけて無駄なく流通させる取り組みを通じて、農家や消費者に食品ロス問題を自分ごとにしてもらいたいと考えている。今後、新商品の開発も予定。