生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、メーカーの「ファン作り」を支援する目的で、メーカー各社と当社の共同企画として、調理家電・器具と食材のセット販売を開始します。2022年3月は岩谷産業株式会社(本社:大阪市中央区・東京都港区、代表取締役社長:間島 寬、以下「岩谷産業」)、4月はル・クルーゼ ジャポン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:德永 美紀、以下「ル・クルーゼ」)、5月はHUROM株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:金 再垣、以下「HUROM」)と連携します。   特設ページ: https://poke-m.com/lp/tools     【背景】 コロナ下において自宅での料理の機会が増加する中で、調理家電・器具にも注目が集まっています。しかし、調理家電・器具を提供するメーカーは、「利用者と継続的な接点を持てない」という課題を抱えています。   当社の運営する「ポケットマルシェ」には、全国6,600名の生産者が登録し、約16,000品の旬の食材が出品されています。メーカーと連携し、調理家電・器具の購入者へ定期的に食材を届ける仕組みを実現することで、メーカーの課題解決に貢献することができると考え、本取り組みを開始するに至りました。   メーカーと利用者との間に継続的な接点を生み出すことで、利用者の声を集める機会を作るとともに、メーカーのファン作りを後押しします。さらに、各社の製品と相性のよい食材やレシピの継続的な提供により、「調理家電・器具を購入したものの使いこなせない」という利用者の課題も解消します。   【共同企画「ポケマルな、おいしいお道具」の概要】 ■ 特徴   注: モニター価格のため、購入者はメーカーおよび当社が実施する定期アンケートへの回答が必須となります   ■ 注文の流れ 1. 「ポケットマルシェ」に会員登録(無料) 2. 販売ページから、セット商品を注文   【詳細】 ■ 岩谷産業(2022年3月) 販売製品: カセットガス炊飯器 “HAN-go”

  セット食材の例: 新潟県南魚沼市 青木拓也さんの「南魚沼産の「コシヒカリ」2kg」および千葉県旭市 伊藤友門さんの「ふっくら仕上げで無添加 釜揚げしらす500g」(6月発送)     販売金額(食材代、配送料込み): 59,800円(税込) 販売予定期間: 2022年3月1日(火)~3月31日(木) 食材発送予定期間・回数: 2022年4月・5月・6月の計3回 販売ページURL: https://poke-m.com/lp/tools/iwatani   ■ ル・クルーゼ(2022年4月) 販売製品:「シグ二チャー ココット・ロンド 22cm」および「TNS ディープ・フライパン 26cm NC」のセット セット食材の例: 静岡県浜松市 森島宏昌さんの「紅ほっぺソースと黒豚のプチ贅沢セット」(6月発送)   販売金額(食材代、配送料込み): 57,200円(税込) 販売予定期間: 2022年4月1日(金)~4月30日(土) 食材発送予定期間・回数: 2022年5月・6月・7月の計3回   ■ HUROM(2022年5月) 販売製品:「ヒューロムスロージューサー H-AA-BBA17」     セット食材の例: 福島県伊達郡桑折町 羽根田幸将さんの「桃」(7月発送)     販売金額(食材代、配送料込み): 43,780円(税込) 販売予定期間: 2022年5月1日(日)~5月31日(火) 食材発送予定期間・回数: 2022年6月・7月・8月の計3回生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、関係人口の創出プロセスを明確化すべく昨年8月に発足した「関係人口研究室」による第1弾の消費者調査に続き、第2弾として、生産者530名を対象に、関係人口創出に関する意識や事例を明らかにする「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」を実施しました。   【調査結果サマリ】 1)「ポケットマルシェ」上での関係人口創出の実態について 約6割(58.6%)の生産者が「自分を気にかけてくれるお客さんがいる」と回答 「ポケットマルシェ」上では、生産者とユーザが「売り手と買い手」を超えた関係となり、関係人口が生まれている。   53名の生産者が「ポケットマルシェ」で知り合ったお客さんと「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「自分の生産現場にお客さんが来たことがある」と回答 「ポケットマルシェ」上で「オンラインを主体とした関係人口」や、オンラインを契機に「地域を訪れる形の関係人口」が生まれている。   2)「地域を訪れる形の関係人口」に関する意識 約9割(89%)の生産者が「生産活動を通して地域を盛り上げる等の貢献をしたい」と回答 多くの生産者が地域活性への意欲を持つことがわかる。   「お客さんに自分が住んでいる地域に関心をもってほしい」と回答した生産者は9割以上(92.5%)、「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答した生産者は8割以上(82.3%) 回答した生産者の多くに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲がある。理由は「地域活性化や経済的な効果」が最多。   5割以上(54.1%)の生産者が「体験商品」の出品を行いたいと回答 「地域を訪れる形の関係人口」を創出するきっかけとなり得る、生産現場での収穫体験などを提供する「体験商品」への出品意欲が見られた。   【総括】 「ポケットマルシェ」を通じて、生産者は消費者と「売り手と買い手」を超えた関係を構築し、オンライン上でも関係人口が生まれていることを本調査で可視化しました。また、近年、地方自治体が関係人口創出に向けた取り組みを積極的に実施する中で、生産者も「地域を活性化したい」などの理由から、地域を消費者が訪れる形の関係人口の創出に意欲を示していることがわかりました。さらに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出するきっかけとなり得る「体験商品」への出品意欲があることも判明しました。   当社では今後、生産者とユーザの関係構築や、体験商品の出品をサポートしていくことで、関係人口創出に向けた取り組みを生産者とともに進めていきます。   【調査背景】 近年、地方における人口減少や高齢化による「地域づくりの担い手不足」という課題を受け、総務省が「関係人口創出・拡大事業」を実施するなど、地域や地域の人々と多様に関わる人々を指す「関係人口」創出の機運が高まっています。特に、コロナ禍の影響で遠方を訪れることが困難になっている今、オンライン購買を契機にした関係人口の創出が注目を集めています。   「関係人口」とは、当社代表高橋が、2016年に著書「都市と地方をかきまぜる」内で国内において初めて刊行物にて発表した概念です。当社は、産直アプリの運営や、自治体向け「食を通じた関係人口創出事業」の展開など、「関係人口の創出」を意図した取り組みを拡大してきました。   また、昨年発足した「関係人口研究室」は、産直アプリ運営で培ったノウハウ等を活用しつつ、一次産品のオンライン購買を契機とした関係人口の創出プロセスを明確化すると共に、今後、創出プロセスを広く発信し、より多くのプレーヤーが関係人口創出を推進可能な社会の実現を目指しています。第1弾として「ポケットマルシェ」のユーザ5,600名を対象に行った昨年8月の調査では、生産者と関係が深いユーザの約7割が地域を訪れたいと考えていることなどがわかりました。 調査結果:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html   この度、生産者の関係人口に関する意識や事例を明らかにすべく、「ポケットマルシェ」登録生産者のうち530名を対象に「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」を実施しました。   【調査結果詳細】 1)「ポケットマルシェ」上での関係人口創出の実態について ◆ 約6割(58.6%)の生産者が「自分を気にかけてくれるお客さんがいる」と回答 自分を気にかけてくれる・応援してくれるユーザの有無を問う設問では、58.6%の生産者が「いる」と回答した。また、「いる」と回答した生産者に、そのようなユーザの人数を尋ねたところ、平均10名という結果となった。「ポケットマルシェ」上では、生産者とユーザが単なる「売り手と買い手」を超えた関係となり、関係人口が生まれていることがわかる。   ◆ 53名の生産者が「ポケットマルシェ」で知り合ったお客さんと「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「自分の生産現場にお客さんが来たことがある」と回答 「ポケットマルシェ」上で知り合ったユーザとの関係性を問う設問では、341名の生産者が「名前(ニックネーム・本名いずれか)を覚えている」、152名の生産者が「そのお客さんの体調や地域の災害などを気にかける」と回答するなど、今後関係人口を生み出し得る関係性がみられた。   また、53名の生産者が「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「生産現場に来たことがある」と回答し、「ポケットマルシェ」上で「オンラインを主体とした関係人口」や、オンラインを契機に「地域を訪れる形の関係人口」が生まれていることがわかる。   2)「地域を訪れる形の関係人口」に関する意識 ◆ 約9割(89%)の生産者が「生産活動を通して地域を盛り上げる等の貢献をしたい」と回答 生産活動を通じて、地域を盛り上げる等の貢献をしたいかを問う設問では、89%の生産者が「そう思う」と回答し、多くの生産者が地域活性への意欲を持っていることがわかった。   ◆ 「お客さんに自分が住んでいる地域に関心をもってほしい」と回答した生産者は9割以上(92.5%)、「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答した生産者は8割以上(82.3%) 「ポケットマルシェ」のユーザに自分が住んでいる地域に関心を持ってほしいか、を問う設問では、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生産者が合計で92.5%となった。自分が住んでいる地域を訪問してほしいか、を問う設問では、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生産者は合計で82.3%だった。回答した生産者の多くに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲があることがわかった。 その理由を問う設問への回答(注)は「地域活性化や経済的な効果」が23.6%で最多となり、地域経済の停滞を課題と捉えている生産者がいることが推察できる。   注:「自分が住んでいる地域について、関心をもってほしい、または訪問してほしいと答えた方にお伺いします。その理由を具体的に教えてください。」という設問に対する自由回答を当社で分類。   ◆ 5割以上(54.1%)の生産者が「体験商品」の出品を行いたいと回答 ユーザが「地域を訪れる形の関係人口」となる一つのきっかけとして、「生産現場で収穫体験ができる」といった機会を提供する「体験商品」がある。生産者に「体験商品」の出品意欲を問う設問では、合計で54.1%の生産者が「出品したいと思う」と回答した。 その理由を問う設問では「お客さんと親しくなれて、理解が深まるから」「目の前で喜んでくれる姿が見たいから」などの回答が見られた。   ■ 体験商品の出品例 フルプロ農園での農業体験 ¥2,200(税込) 徳永虎千代さん(長野県須坂市) 商品概要: 長野県須坂市のフルプロ農園にて、農作業を行う体験商品です。季節ごとに作業内容が異なりますが、収穫の時期であればその場でりんごを試食することもできます。 https://poke-m.com/products/139454   鯛になるタイ験 & 塩釜体験ランチ ¥13,200(税込) 橋本純さん(三重県度会郡南伊勢町) 商品概要: 三重県度会郡南伊勢町の友栄水産の真鯛の養殖場にて、生け簀のなかで、鯛と一緒に泳げる体験商品です。体験費用、焼きたて真鯛の塩釜と鯛めしのランチ代金が含まれています。 https://poke-m.com/products/215378   【調査概要】 調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年11月25日〜12月3日 調査対象:2021年11月時点で「ポケットマルシェ」へ登録済の生産者 回答人数:531名   【関係人口の考案者である当社代表 高橋博之のコメント】 都会から遠く離れた地域にも関わりを持ち続けようと主体的・能動的に動く都市住民たちは、常に自分の関心と地方の地域課題の接点を探している。つまり、観客席からお節介にも“関わりしろ”のある地方のグラウンドに降りようとしているのだ。東日本大震災の被災地に駆けつけたボランティアがまさにそうだった。このような人たちを、私は「関係人口」と名付け、社会に提唱してきた。この「関係人口」を地域再生主体として、農漁業者の生産活動や地域課題の解決に参加させていくことができれば、生産者や地域住民の当事者意識も涵養され、外と内の協働による課題解決が始まる。たとえ人口が量的に減っても、地方の現場に関わる人が増えていく人口の「質的変換」がなされれば、地域社会の再生は可能なはずだ。その突破口を切り拓く可能性が「食」にはあることを示したい。   【関係人口研究室概要】 「一次産品のオンライン購買」を契機とした関係人口の創出プロセスと、その評価指標を明確化すべく2021年8月に当社内にて発足。産直アプリ運営で培ったノウハウ・データ等を活用しつつ、継続的な大規模調査にも取り組んでいる。研究成果を広く発信し、自治体・企業などより多くのプレーヤーが関係人口創出を推進できる社会の実現を目指す。当社は、2020年11月に一般財団法人社会変革推進財団により、休眠預金等活用法に基づく「地域活性化ソーシャルビジネス成長支援事業」の実行団体として採択されており、同財団からの支援のもと本取り組みを加速している。  生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、秋田県の漁師が船上から漁業のリアルを伝えるライブコマース「ポケマルライブ in 日本海」を行います。漁の様子の中継や、視聴者参加型の「疑似せり体験」を通じて、一次産業や生産物の価値向上を目指します。     【背景】 本取り組みは、秋田県の漁師による提案から生まれました。漁業の現場には、漁師に価格決定権がない中で魚価が低迷しているという課題があります。そのような中、消費者に漁業のリアルを伝え、その価値について考えてもらうきっかけを作ろうと、秋田県の漁師が「ポケットマルシェ」の仕組みを活用した「船上ライブコマース」を考案しました。漁師からの提案を受け、漁業者の産直EC活用支援に力を入れている秋田県庁が補助金を支給し、本ライブコマースの開催が決定しました。当社は、漁師による提案内容を実現すべく、本ライブコマースの企画・運営を推進します。   【概要】 秋田県の漁師が、漁の様子を船上からライブ配信し、獲れた魚介類をライブコマース形式にてリアルタイムで紹介・販売します。ライブコマース内では、視聴者が参加できるコンテンツ「疑似せり体験」も用意し、視聴者との直接のコミュニケーションの中で、漁業の現場のリアルを伝えます。  

▲ 船上の配信イメージ

  ■ ​船上ライブコマースの特徴 ・家にいながら、漁のリアルな現場を視聴することができる ・ライブコマースのチャット機能を活用して、視聴者が食材の価格を考える「疑似せり体験」ができる ・ライブ配信中に「ポケットマルシェ」を通じて購入した魚介類は、最速で漁の24時間後に自宅にて受け取れる(※配送先が関東圏の場合)   ■ 実施詳細 名称:ポケマルライブ in 日本海 出演生産者: ・山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町) https://poke-m.com/producers/83 ・佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市) https://poke-m.com/producers/59013 実施予定日時: ・山本さん 2022年2月20日(日)13:00〜14:00(予備日 2月27日(日)) ・佐藤さん 2022年3月6日(日)13:00〜14:00(予備日 3月13日(日)) ※海の状況により、予定日に実施できない場合があります。その場合、予備日での実施を検討します。 実施方法: 「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信 ・Facebook https://www.facebook.com/pocketmarchejp/ ・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCcHTWckyqpyD5f8sBvIUItw ・Twitter https://twitter.com/pocket_marche 参加方法: 上記URLのいずれかにアクセス 参加費: 無料 各回の販売数: 限定20セット   【本取り組みを実施する漁師からのコメント】 山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町) https://poke-m.com/producers/83     「ポケットマルシェ」に登録した数年前から、この「船上ライブコマース」ができないかを模索し続けてきました。今回、たくさんの方々のご協力により実現できる運びとなりました。非常に期待していますが、正直なところ、うまく穫れるのかといった不安もあります。ですが、日本海の恵みである秋田のうまい魚を、最高の鮮度で味わっていただけるように、頑張って漁をしたいと思います。どうかたくさんの方に、漁の様子を見て、魚の味を楽しんでいただけたら何よりです。   佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市) https://poke-m.com/producers/59013   全国の方々に「もっと秋田の鮮魚を知って欲しい」「もっと秋田の鮮魚を食べて欲しい」と長年思っていました。東北食べる通信に出会い、ポケットマルシェを知り、その先に目指す場所があるのではないかと考え、この度、船上ライブコマースの実現を試みます。多くの方々にご尽力頂き、やっとここまで来ました。成功した暁には、同じ志を持つ方々へ、事例として広げられたらと思っております。   【当社担当者のコメント】 「船上ライブコマース」は、普段は見ることのできない「漁師さんの船上での仕事」を消費者の方々に楽しみながら知っていただこう、という新たな取り組みです。船の上からライブ配信で販売することで、獲れたての魚介類を鮮度抜群の状態でお届け可能です。何が穫れるのかわからない、という漁の緊張感も含めた「船上のリアル」と「漁業、魚の価値」をお伝えします。   【当社が過去に実施したライブコマース】 当社は、ポケットマルシェ登録生産者と連携し、ライブコマースを継続的に実施しています。離れた場所にいる生産者と消費者が直接つながり、生産におけるこだわりや食べ方などについてリアルタイムでやり取りをしながら食材を売買できる手段として、今後も積極的に導入を進める予定です。   ■ 2021年1月31日(日)開催 「ポケマルライブショッピング!」 外出自粛期間中の「おうち時間」や「おうちごはん」の充実を目的に、自宅で楽しめる20個の特別企画の1つとして、実施しました。3名の生産者が出演し、ヤマメの養魚場の様子や、ヒオウギ貝やパクチーを使用したおすすめ料理などを視聴者に紹介しながら販売を行いました。 動画: https://youtu.be/aNiN_8usNPE   ■ 2021年3月6日(土)開催 「ポケマルライブ 東北応援編」 東日本大震災から10年のタイミングで今年始動した「東北応援プロジェクト」の一環として、東北の生産者のストーリーと彼らが困難の中で作ってきた食材の魅力を伝え、また生産者と消費者がつながる場を作る目的で実施しました。4名の生産者が出演し、東日本大震災から10年の歩みや、生産におけるこだわりについて、調理の実演などを交えながら語りました。 動画: https://youtu.be/JWEkjXo_iZM     ■ 2021年7月28日(水)開催 「ポケマルライブ 〜柏原ぶどうナイト〜」 当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、大阪府柏原市と連携して実施しました。「現地に行きたくなるライブコマース」をコンセプトに、柏原市の特産品「柏原ぶどう」を栽培する2名の生産者が、食材や地域の魅力、生産へのこだわりを伝えながら、数量限定のセット商品を販売しました。 動画: https://youtu.be/ZpSilx3w0fc プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000046526.html     ■ 2021年10月16日(土)開催 「ポケマルライブ『1時間で!和歌山県橋本市の「柿」まるごと堪能ツアー』」 当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、和歌山県橋本市と連携して実施しました。橋本市産の柿の魅力を伝えるべく、橋本市の柿農家3名が園地や選果風景、あんぽ柿の製造行程などを紹介する”オンライン産地ツアー”を行いました。さらに、後半では橋本市産の渋柿を使用した”オンライン料理教室”を開催しました。 動画: https://youtu.be/hb_KnYiHv_w プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000046526.html   ■ 2022年1月22日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」 関係人口の創出を目指し、日本航空株式会社と連携し、全3回にわたって実施しています。「JALふるさと応援隊」である客室乗務員が、生産者とともに、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーを伝えます。さらに、現地の観光スポットを紹介し、旅行者の誘客にもつなげます。1月の第1弾では、香川県東かがわ市の生産現場にてオンラインツアーを実施しました。 動画: https://youtu.be/7Pp1Adn-c4Q プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000046526.html 日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)は、全3回にわたりオンラインで「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」を行います。 本ツアーでは、「JALふるさと応援隊」(*1)である客室乗務員が、「ポケットマルシェ」に登録している生産者と共に、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーをライブコマース形式で伝え、視聴者は紹介された食材をリアルタイムで購入できます。さらに、観光スポットなどを紹介し、その地域の魅力まで伝えることで、地域産品の購買促進や旅行者の誘客などを通じて、関係人口の創出を目指します。第1弾は1月22日(土)に香川県東かがわ市から、香川県オリジナル品種のいちご「さぬきひめ」とアスパラガス「さぬきのめざめ」を紹介します。       【実施背景】 社会が大きく変わろうとしている今日、地域が抱える課題は多様化しています。 そのような中、JALでは航空輸送に加え、全社員が持つ知見・経験・技術を駆使し、「JALふるさとプロジェクト」(*2)などを通じて永続的なヒト・モノの流動の創出に努めることで、地域課題の解決を目指しています。 一方、ポケットマルシェではこれまで、自治体と連携して行う「食を通じた関係人口創出事業」や「ふるさと納税事業」などを通じて、地域と多様に関わる「関係人口」創出に向けた取り組みを多数実施してきました。2021年には「関係人口研究室」(*3)を立ち上げ、関係人口創出のプロセスを明らかにすることにも取り組んでいます。そのような中で、JALとポケットマルシェは、大学生が生産者の元を訪れて行う共創プログラム「青空留学」(*4)の立ち上げも共同で行った実績があります。 この2社が、地域と多様に関わる「関係人口」の創出を目指して、本取り組みを行います。   【「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」概要】 1月22日(土)に行う第1弾では、香川県東かがわ市でいちごやアスパラガスを栽培している花崎さんを、第2弾では、静岡県伊豆市で原木椎茸を栽培している野本さんを特集します。 ※第3弾の生産者は調整中です。   ◯ 紹介する食材について 第1弾 香川県東かがわ市 ・いちご「さぬきひめ」 柔らかな食感と豊かな香りと深い甘みが特徴です。光沢のある果肉の中にはたっぷりの果汁が含まれており、頬張ると口いっぱいに味わいが広がります。まるまるとした形が可愛らしいいちごです。   ・アスパラガス「さぬきのめざめ」 甘みが強く、太くやわらかいことが特徴です。火を通すと甘さが引き立ち、収穫直後の新鮮なものは生でも美味しく食べられます。   第2弾 静岡県伊豆市 ・原木椎茸 自然環境そのままの露地栽培で育てた原木椎茸は、風味豊かな香りと歯ごたえのある食感が特徴です。艶のある茶褐色で色味もよく、強いうまみを楽しめます。   ◯ 第1弾オンラインツアー詳細 第1弾では、香川県のオリジナル品種である、いちごの「さぬきひめ」とアスパラガスの「さぬきのめざめ」を栽培している、香川県東かがわ市の花崎さんの生産現場でオンラインツアーを実施します。香川県出身のJALふるさと応援隊と共に、食材の魅力や栽培のこだわり、香川県の観光スポットなど、現地に遊びに行きたくなるような情報を紹介します。当日は、リアルタイムで視聴者からの質問も受け付けます。 また、オンラインツアーの中では、ライブコマース形式で「さぬきひめ」と「さぬきのめざめ」の数量限定セット商品を販売予定です。   実施日時:2022年1月22日(土) 13:00〜14:00 実施方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信 ・Facebook: https://www.facebook.com/1016156451794008/posts/4650036338405983/ ・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q ・Twitter:https://twitter.com/pocket_marche 参加方法:上記URLのいずれかにアクセス 参加費 : 無料 出演生産者:香川県東かがわ市 花崎圭助さん(はなまる農園) https://poke-m.com/producers/68984    (*1) 全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた客室乗務員の総勢1000名を2020年12月1日に「JALふるさと応援隊」として任命しました。地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなどを通じ、さらなる地域の魅力を発掘します。地域の皆さまとの絆づくりや活性化活動を継続的に行います。 (*2)「JALふるさとプロジェクト」プレスリリース: https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/006013.html (*3)「関係人口研究室」プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html (*4)「青空留学」プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046526.html   【会社概要】 JAL 会社名: 日本航空株式会社 代表取締役社長執行役員: 赤坂祐二 本社所在地: 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル 事業内容: ・定期航空運送事業及び不定期航空運送事業 ・航空機使用事業 ・その他附帯する又は関連する一切の事業 URL:https://www.jal.com/ja/   ポケットマルシェ 会社名: 株式会社ポケットマルシェ 代表者名: 高橋博之 所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2 東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F 事業内容: ・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営 ・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営 ・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、 「東北食べる通信」の企画・運営 ・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施 ・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施 URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/   【産直アプリ「ポケットマルシェ」について】 「ポケットマルシェ」( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約6,400名(2022年1月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約8.8倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約46万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。 アプリDL:https://app.adjust.com/9dtfvt4学校法人立命館 株式会社ポケットマルシェ   立命館災害復興支援室(※)と、株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋博之)が運営する東北の農家・漁師の姿を伝え続ける「東北食べる通信」は、立命館関係者をはじめ一般の方を対象に、6回目となる「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」(以下、東北食べるツアー)を、2月19日にオンラインで開催いたします。   本件のポイント ■ 東北自慢の食材を自宅に届け、生産者とオンラインでつながり語りあうイベント ■ これまで5回開催し、のべ92人が参加 ■ 現地の「人」と「食」の魅力に触れ、復興を目指す人々を身近に感じる機会を創出   東北食べるツアーは、東北自慢の食材を自宅に届け、現地の生産者とオンラインでつながり、東日本大震災から10年が経った東北の「今」を、知って・学んで・味わう全6回のオンラインイベントです。2021年4月にスタートし、これまでのべ92人の方に参加いただいた本企画は、今回で最後のイベントとなります。 今回は、岩手県大船渡市の「ワカメ」をテーマに、生産者・千葉豪さんをゲストとして迎えます。現地の「人」と「食」を通じて、その地ならではの魅力を体験し、復興を目指すまちや人々をより身近に感じ、気づきを得ていただきたいと考えています。  

生産者:千葉豪さん

日   時: 2022年2月19日(土) 13:00~15:00 開催方法: オンラインライブ配信(Zoom) 対 象 者: どなたでもご参加いただけます 参 加 費: 2,680円(1,700円+送料980円) <以下3点を含みます> ・東北食べる通信(A4サイズ、全16ページ) ・早採り生ワカメ500g、メカブまるごと1個 ・生産者からの手紙 内 容: (1)船の上から生中継!ワカメ養殖のいろは (2) “生産者と語ろう”トークセッション ※雨天時は一部内容を変更する可能性あり。 ※雨天時は一部内容を変更する可能性があります。 申込方法: 東北食べる通信サイトよりお申し込みください 【締切:2月5日(土)正午】 https://secure.taberu.me/refill/tohoku_195

以上

  ※立命館災害復興支援室について 東日本大震災発生直後の2011年4月に設置以降、学生・教職員のボランティア派遣や、企業・自治体と連携した復興支援プロジェクトなどを実施、多くの学生・教職員が学び、活動を続けてきました。本イベントは、コロナ禍で遠方へ気軽に足を運べない状況が続くなか、現地に行かずとも東北の魅力を体験し、かつ復興を目指す人々を応援する“新たな復興支援”として取り組んでいます。   ■生産者について 岩手県大船渡市の漁師・千葉 豪(ちば ごう)さん(38)。代々漁師の家に生まれ育つ。 一度は都会に出るが、地域に新しい産業を作ろうという思いで25歳のときUターンし漁師になる。ワカメの養殖のほか、ホタテの養殖、カゴ漁も行う。   ■食材「ワカメ」について

ワカメの全体イメージ

千葉さんが育てた早採り生ワカメをメインに、今が旬の宮城県気仙沼市の漁師・藤田純一さんが育てたメカブとのセットです(メカブとはワカメの根元に発達する生殖器を指し、春になると胞子を放出します)。 同じ三陸地方でも、気温や海水温の違いで成長具合が異なるワカメ。 生ワカメは大きく育つ前の柔らかいものを早採り、メカブはより成長が進んでいる宮城県から成熟したものをお届けします。

  ■前回(第5回:鹿肉)の参加者の声 「鹿の狩猟の様子を見聞きし、実際に鹿肉を食べてみることにより、命の尊さや、山に存在する放射性物質を除染する難しさ、鳥獣害被害の深刻さなどがわかり、震災後の東北の現状を理解するにはとても良いテーマ・食材だと思いました」 「震災のお話や鹿肉を販売するようになったきっかけなど、胸を打たれるエピソードばかりで、自分も社会のために何ができるのかを考えるきっかけになりました」   ■東北食べる通信について https://tohokutaberu.me/ (株)ポケットマルシェが運営する食べもの付き定期購読誌。2013年創刊。毎月、東北各地で独自の哲学やこだわりを持って食材をつくる東北各地の農家・漁師の姿をクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けしています。「食の向こうに人がいる」という、当たり前なのに忘れがちな食の原点を伝えています。   ■「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」 年間スケジュール(開催分含む)
日程 テーマ 生産者
第1回 2021年4月18日(日) 岩手県山田町「赤皿貝」 佐々木 友彦 氏
第2回 2021年6月19日(土) 岩手県釜石市「ドンコ」 佐々木 洋裕 氏
第3回 2021年8月21日(土) 福島県桑折町「桃」 羽根田 幸将 氏
第4回 2021年10月16日(土) 岩手県陸前高田市「新生姜」 菊地 康智 氏
第5回 2021年 12月18日(土) 岩手県大槌町「鹿肉」 兼澤 幸男 氏
第6回 2022年 2月19日(土) 岩手県大船渡市「わかめ」 千葉 豪 氏
  【会社概要】 学校法人立命館 創立:1900年5月19日 朱雀キャンパス(法人本部):京都市中京区朱雀町1 学生・生徒・児童数:52,044名、教職員数:3,609名 (2021年5月現在) ・2大学、4附属中学校・高等学校、1附属小学校を運営   会社名: 株式会社ポケットマルシェ 代表者名: 高橋博之 所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2 東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F 事業内容: ・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営 ・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営 ・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営 ・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施 ・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施