全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)は、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と共に全3回にわたりオンラインで実施する『JALふるさと応援隊とお届けする「ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」』の第3弾として、3月24日(木)に佐賀県唐津市から「からふさカキ」を紹介します。
【「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」概要】
「JALふるさと応援隊」(*1)である客室乗務員が、「ポケットマルシェ」に登録している生産者と共に、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーをライブコマース形式で伝え、視聴者は紹介された食材をリアルタイムで購入できます。さらに、観光スポットなどを紹介し、その地域の魅力まで伝えることで、地域産品の購買促進や旅行者の誘客などを通じて、関係人口の創出を目指します。3月24日(木)に行う第3弾では、佐賀県唐津市で牡蠣を養殖している吉田さんを特集します。
◯ 第3弾オンラインツアー詳細
第3弾では、玄界灘で「からふさカキ」を養殖している佐賀県唐津市の吉田さんの作業場からオンラインツアーを実施します。「JALふるさと応援隊(佐賀県)」の客室乗務員と共に、食材の魅力や養殖のこだわり、佐賀県の観光スポットなど、現地に遊びに行きたくなるような情報を紹介します。当日は、リアルタイムで視聴者からの質問も受け付けます。
また、オンラインツアーの中では、ライブコマース形式で「からふさカキ」の数量限定商品を販売予定です。
◯ 紹介する食材について
第3弾 佐賀県唐津市
・牡蠣「からふさカキ」
20数年に渡り研究を重ね、海域に合わせたオリジナルの養殖方法で育った牡蠣です。玄界灘の豊富な栄養を蓄えており、味わいが濃く、噛むほどに甘さが増すのが特徴です。
実施日時:2022年3月24日(木) 20:00〜21:00
実施方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook: https://www.facebook.com/1016156451794008/posts/4650036338405983/
・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q
・Twitter:https://twitter.com/pocket_marche
参加方法:上記URLのいずれかにアクセス
参加費 : 無料
出演生産者:佐賀県唐津市 吉田善史さん(吉見丸)
https://poke-m.com/producers/257856
【JALと共同開催した過去のライブコマース】
■ 第1弾:2022年1月22日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー in 香川」
香川県東かがわ市の「はなまる農園」花崎圭助さんが作る、香川県オリジナル品種のいちご「さぬきひめ」とアスパラガス「さぬきのめざめ」を特集しました。「さぬき」を冠する両ブランドへの特別な想いやユニークな栽培方法などを生産者に質問しながら、生産の裏側に迫りました。
動画: https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q
■ 第2弾:2022年3月12日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー in 静岡」
静岡県伊豆市の「野本農園」野本達彦さんが作る原木椎茸を特集しました。普段見慣れた椎茸が、どのような過程で作られるのかということや、おすすめのレシピを野本さんに紹介いただきました。
動画: https://www.youtube.com/watch?v=eJK5xeqp31k
【実施背景】
社会が大きく変わろうとしている今日、地域が抱える課題は多様化しています。
そのような中、JALでは航空輸送に加え、全社員が持つ知見・経験・技術を駆使し、「JALふるさとプロジェクト」(*2)などを通じて永続的なヒト・モノの流動の創出に努めることで、地域課題の解決を目指しています。
一方、ポケットマルシェではこれまで、自治体と連携して行う「食を通じた関係人口創出事業」や「ふるさと納税事業」などを通じて、地域と多様に関わる「関係人口」創出に向けた取り組みを多数実施してきました。2021年には「関係人口研究室」(*3)を立ち上げ、関係人口創出のプロセスを明らかにすることにも取り組んでいます。そのような中で、JALとポケットマルシェは、大学生が生産者の元を訪れて行う共創プログラム「青空留学」(*4)の立ち上げも共同で行った実績があります。この2社が、地域と多様に関わる「関係人口」の創出を目指して、本取り組みを行います。
【佐賀玄海漁業協同組合との過去の取り組み】
吉田善史さんが所属する佐賀玄海漁業協同組合(以下「佐賀玄海漁協」)は、2021年6月に漁協所属の漁師が無料で使用できる、直販用の加工施設を新設しました。これにより、個人で加工施設を持っていない漁師でもポケットマルシェにて直販が可能となりました。
詳細:https://www.nochubank.or.jp/efforts/newsletter/pdf/newsletter2021_07_01.pdf
また、2021年11月には、コロナ禍の影響を受けた漁師の売上回復を目指し、佐賀県(さが県産品流通デザイン公社)・佐賀玄海漁協・当社で3者連携を行いました。漁協所属の10名の漁師を対象にした出品・販売支援や販促名刺の作成、出品商品500円オフキャンペーンの実施といった取り組みを行い、漁師の直販を支援しました。その結果、佐賀玄海漁協に所属する漁師の「ポケットマルシェ」における年間売上金額の合計が、2021年には約1,500万円に増加しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000046526.html
(*1) 全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた客室乗務員の総勢1000名を2020年12月1日に「JALふるさと応援隊」として任命しました。地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなどを通じ、さらなる地域の魅力を発掘します。地域の皆さまとの絆づくりや活性化活動を継続的に行います。
(*2)「JALふるさとプロジェクト」プレスリリース:
https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/006013.html
(*3)「関係人口研究室」プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html
(*4)「青空留学」プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046526.html生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、「地域」や「地球」の課題解決に向けて挑戦する生産者を表彰する「ポケマルチャレンジャーアワード2021 〜課題に立ち向かう生産者たち〜」を2022年3月8日(火)に発表しました。第1回目となる今回は、9都府県から10名の生産者が受賞しました。
【「ポケマルチャレンジャーアワード2021 〜課題に立ち向かう生産者たち〜」とは】
本アワードは、地域や一次産業、あるいは地球に存在する課題の解決に挑戦する生産者を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰するものです。「自由テーマ」と「年度テーマ」のそれぞれで、最優秀賞1名、優秀賞2名、特別賞2名を表彰します。
■ 自由テーマ
地域や一次産業を取り巻く課題の解決に挑戦する生産者を表彰します。
■ 年度テーマ 「一次産業の現場から、地球を持続可能に」
気候変動や、生物多様性の減少など、地球の持続可能性を脅かす課題の解決に挑戦する生産者さんを表彰します。
初開催となる今回は、約6,600名の「ポケットマルシェ」登録生産者を対象に、2022年2月2日(水)〜2月13日(日)の期間でエントリーを受け付けました。47件のエントリーから計10名の生産者が受賞にいたり、2022年3月8日(火)に授賞式を開催いたしました。
▲ 授賞式の様子
【背景】
当社は、社会の持続可能性を脅かす「都市と地方の分断」の解消を目指し、生産者と消費者を直接つなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を2016年9月より運営してまいりました。現在約6,600名の生産者が登録しており、生産現場のリアルな情報が日々当社に集まっています。
そのような中で、「生産者が直面する課題」や「課題解決に向けた生産者の挑戦」は、まだ世の中において広くは知られていないという現状があります。それらを伝えていくことで、消費者の方々が課題への理解をより深め、解決に向けた動きに「自分ごと」として関わるきっかけを生み出したいという考えから、本アワードを発表いたしました。
また、SDGsの達成に関心が強まる中で、地球が抱える課題を意識した生産者の取り組みを応援すべく、2021年の年度テーマを「一次産業の現場から、地球を持続可能に」としました。
【受賞生産者について】
下記の審査項目で当社内にて審査を行い、計10名の生産者が受賞にいたりました。
<審査項目>
・解決しようとしている課題の深刻さ
・取り組みがもたらすポジティブなインパクトの大きさ
・取り組みのユニークさ
・取り組みによって実現したいビジョンの明確さ
■ 自由テーマ
最優秀賞: 坂尾英彦さん|Hennery Farm(千葉県銚子市)
https://poke-m.com/producers/8725
「農業のマイナスなイメージを変え、次世代に誇れる産業にしたい」という思いから、消費者とともに「農業のエンタメ化」に取り組む。ブランド野菜「アフロきゃべつ」「アフロコーン」の販売、アフロのカツラを被って行う農業体験、畑でのヨガ、古民家での農泊、規格外野菜の商品化など多数の取り組みを推進し、農園には年間500人以上が訪れる。地元企業とのコラボ商品販売、地元行政のワーケーション事業への参画など地域を巻き込んだ活動も行う。
優秀賞: 池田佳祐さん|健勝丸(和歌山県和歌山市)
https://poke-m.com/producers/170351
空き家を活用した漁家民泊施設『Fisherman’s Table & Stay 新七屋』を2021年8月に開設し、これまでに約30名が漁師町の暮らしを体験した。資源保護や魚価安定の観点から限界がある水揚げ増加以外の方法でも、漁業者が積極的に稼げることを発信することで、若手漁業者を増やしたいと考える。新型コロナウイルス終息後には、国内外から年間100組以上の宿泊者の受け入れを目標とする。「高い高齢化率と人口減少」「空家・空き地の増加」「漁業の衰退」という3つの地域課題の解決を目指す。
優秀賞: 江川正道さん | 株式会社エガワコントラクター(福島県喜多方市)
https://poke-m.com/producers/20
「人が離れて荒れた農地だからこそ、人が集まって発展させていく農地」をコンセプトに、農業景観の維持・鳥獣被害の低減・農の多面的機能の維持を図る目的で、地域に点在する耕作放棄地を農地へ再生。その農地で野菜の栽培と農作業体験を行う。さらに、その農地を新規就農者に継承することで担い手増加にも取り組む。これまでに耕作放棄地50ha以上を再整備し、全国各地から年間300人程度が農作業体験に訪れている。
特別賞: 賀川元史さん | Heartich Farm ハーティッチファーム(栃木県真岡市)
https://poke-m.com/producers/43840
都会の消費者にナスの苗を自宅で約1ヶ月間育ててもらった後、苗を預かり生育過程を報告しながら農園で育て、収穫後にはそのナスを食べてもらう「ナスの苗里親プログラム」を行う。実際に苗を育て、そこから採れた野菜を食べる体験をしてもらうことで、野菜に愛着を持ってもらい、農業の大変さや面白さを知ってもらうことが目的。体験を通して「農業関係人口」を増やしながら消費者の農業に対する壁を取り除き、農業への一歩を踏み出しやすい環境を醸成することで「就農人口の減少」という課題の解決を目指す。
特別賞: 則定希さん | うみのもり(鳥取県岩美郡岩美町)
https://poke-m.com/producers/72705
地域の活性化、漁業の発展を応援することを目的に、鳥取の板ワカメの魅力を様々な角度から発信する「ワカメ部」で活動。これまでに、6畳の大きさの「世界最大の板ワカメ」づくり、ワカメアクセサリーやワカメソングの制作、ワカメ落語などを行った。地域の人を巻き込みながら、ワカメ部で楽しい取り組み、面白い取り組みを進めることで、地域の関係人口を増やしていきたいと考えている。
■ 年度テーマ「一次産業の現場から、地球を持続可能に」
最優秀賞: 鴨志田純さん | 鴨志田農園(東京都三鷹市)
https://poke-m.com/producers/4384
生ごみ問題の解決を目指し、各家庭の生ごみを農場で堆肥化して野菜を栽培し食卓へ届ける「サーキュラーエコノミー型CSA」を開始。2021年は37世帯が参加し、約4000Lの助燃剤削減に寄与した。今後は、150世帯まで規模を広げて、地域循環共生圏の好例にしたいと考える。公共コンポストの設置促進、堆肥技術者養成プログラムの実施、学校等での環境教育活動なども行っている。
優秀賞: 竹林諭一さん | 小松台農園(大分県由布市)
https://poke-m.com/producers/116
県内の貝養殖業で廃棄される貝殻を肥料化し、有機農業に活用することで、「近海の富栄養化」の一因となっている、「貝殻の廃棄」と「農地からの肥料分流出」という2つの課題に取り組む。これまで年間2t程度地域外から購入していた石灰資材のうち半分を、地域の資源に置き換えた。地域の未利用資源を有効活用し、地域内で循環させることで、外部に依存しない一次産業を創りたいと考えている。今後は、循環資材を活用した生産物を「豊の環」(とよのわ)という名称でブランド化する予定。
優秀賞: 笠井大輝さん | (株)RE- SOCIAL やまとある工房(京都府相楽郡笠置町)
https://poke-m.com/producers/335572
地球上の資源を有効的に活用しようという気運が高まる中で、ジビエ消費の促進により、獣害の抑制、地域の雇用の創出、生態系の保全、二酸化炭素排出抑制を目指す。狩猟・処理・販売までを一貫して行うことで、冷凍保存が主流のジビエ業界では初の「生ジビエ」を販売し、人気商品に。ドッグフードや鹿革ブランドも展開している。学生時代に創業し、現在24歳。
特別賞: 西村洸介さん | 西村養蜂場(和歌山県海南市)
https://poke-m.com/producers/108
採蜜した純粋蜂蜜の販売と、花粉交配や種蜂の販売を行っている。近年は温暖化による猛暑で採蜜量が減少してミツバチの飼育が難しくなってきており、「このまま温暖化が進んだ場合、地元地域で蜂蜜が採れるのか」という危機感から、ミツバチと共に飼育場所を移動して養蜂をする「移動養蜂」を開始。2021年6月末から300群のミツバチと北海道へ移動し、150群の増群に成功した。
特別賞: 山浦昌浩さん | 株式会社アグレス(長野県南佐久郡南牧村)
https://poke-m.com/producers/316478
規格外であることなどが理由で収穫・出荷の途中で廃棄されていたほうれん草を加工し、「野辺山ほうれん草カレーペースト」を製造・販売している。2021年の販売量は約6000個で、捨てられていたほうれん草約1.2tにあたる。付加価値をつけて無駄なく流通させる取り組みを通じて、農家や消費者に食品ロス問題を自分ごとにしてもらいたいと考えている。今後、新商品の開発も予定。生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、メーカーの「ファン作り」を支援する目的で、メーカー各社と当社の共同企画として、調理家電・器具と食材のセット販売を開始します。2022年3月は岩谷産業株式会社(本社:大阪市中央区・東京都港区、代表取締役社長:間島 寬、以下「岩谷産業」)、4月はル・クルーゼ ジャポン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:德永 美紀、以下「ル・クルーゼ」)、5月はHUROM株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:金 再垣、以下「HUROM」)と連携します。
特設ページ: https://poke-m.com/lp/tools
【背景】
コロナ下において自宅での料理の機会が増加する中で、調理家電・器具にも注目が集まっています。しかし、調理家電・器具を提供するメーカーは、「利用者と継続的な接点を持てない」という課題を抱えています。
当社の運営する「ポケットマルシェ」には、全国6,600名の生産者が登録し、約16,000品の旬の食材が出品されています。メーカーと連携し、調理家電・器具の購入者へ定期的に食材を届ける仕組みを実現することで、メーカーの課題解決に貢献することができると考え、本取り組みを開始するに至りました。
メーカーと利用者との間に継続的な接点を生み出すことで、利用者の声を集める機会を作るとともに、メーカーのファン作りを後押しします。さらに、各社の製品と相性のよい食材やレシピの継続的な提供により、「調理家電・器具を購入したものの使いこなせない」という利用者の課題も解消します。
【共同企画「ポケマルな、おいしいお道具」の概要】
■ 特徴
- 調理家電・器具の購入者に、「ポケマルスタッフ厳選の食材」を3ヶ月間毎月配送し、製品利用の習慣化をサポート
- 製品を活用して食材をおいしく食べるためのレシピを合わせて提供することで、製品利用方法を購入者にレクチャー
- 「ポケットマルシェ」のメッセージ機能を活用した定期アンケートの実施により、購入者からのフィードバックを継続的に収集
- モニター価格(注)の適用により、3ヶ月分の食材(および配送料)を含むセット商品を、調理家電・器具のみの価格でお得に販売
注: モニター価格のため、購入者はメーカーおよび当社が実施する定期アンケートへの回答が必須となります
■ 注文の流れ
1. 「ポケットマルシェ」に会員登録(無料)
2. 販売ページから、セット商品を注文
【詳細】
■ 岩谷産業(2022年3月)
販売製品: カセットガス炊飯器 “HAN-go”

セット食材の例: 新潟県南魚沼市 青木拓也さんの「南魚沼産の「コシヒカリ」2kg」および千葉県旭市 伊藤友門さんの「ふっくら仕上げで無添加 釜揚げしらす500g」(6月発送)
販売金額(食材代、配送料込み): 59,800円(税込)
販売予定期間: 2022年3月1日(火)~3月31日(木)
食材発送予定期間・回数: 2022年4月・5月・6月の計3回
販売ページURL: https://poke-m.com/lp/tools/iwatani
■ ル・クルーゼ(2022年4月)
販売製品:「シグ二チャー ココット・ロンド 22cm」および「TNS ディープ・フライパン 26cm NC」のセット
セット食材の例: 静岡県浜松市 森島宏昌さんの「紅ほっぺソースと黒豚のプチ贅沢セット」(6月発送)
販売金額(食材代、配送料込み): 57,200円(税込)
販売予定期間: 2022年4月1日(金)~4月30日(土)
食材発送予定期間・回数: 2022年5月・6月・7月の計3回
■ HUROM(2022年5月)
販売製品:「ヒューロムスロージューサー H-AA-BBA17」
セット食材の例: 福島県伊達郡桑折町 羽根田幸将さんの「桃」(7月発送)
販売金額(食材代、配送料込み): 43,780円(税込)
販売予定期間: 2022年5月1日(日)~5月31日(火)
食材発送予定期間・回数: 2022年6月・7月・8月の計3回生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、関係人口の創出プロセスを明確化すべく昨年8月に発足した「関係人口研究室」による第1弾の消費者調査に続き、第2弾として、生産者530名を対象に、関係人口創出に関する意識や事例を明らかにする「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」を実施しました。
【調査結果サマリ】
1)「ポケットマルシェ」上での関係人口創出の実態について
約6割(58.6%)の生産者が「自分を気にかけてくれるお客さんがいる」と回答
「ポケットマルシェ」上では、生産者とユーザが「売り手と買い手」を超えた関係となり、関係人口が生まれている。
53名の生産者が「ポケットマルシェ」で知り合ったお客さんと「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「自分の生産現場にお客さんが来たことがある」と回答
「ポケットマルシェ」上で「オンラインを主体とした関係人口」や、オンラインを契機に「地域を訪れる形の関係人口」が生まれている。
2)「地域を訪れる形の関係人口」に関する意識
約9割(89%)の生産者が「生産活動を通して地域を盛り上げる等の貢献をしたい」と回答
多くの生産者が地域活性への意欲を持つことがわかる。
「お客さんに自分が住んでいる地域に関心をもってほしい」と回答した生産者は9割以上(92.5%)、「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答した生産者は8割以上(82.3%)
回答した生産者の多くに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲がある。理由は「地域活性化や経済的な効果」が最多。
5割以上(54.1%)の生産者が「体験商品」の出品を行いたいと回答
「地域を訪れる形の関係人口」を創出するきっかけとなり得る、生産現場での収穫体験などを提供する「体験商品」への出品意欲が見られた。
【総括】
「ポケットマルシェ」を通じて、生産者は消費者と「売り手と買い手」を超えた関係を構築し、オンライン上でも関係人口が生まれていることを本調査で可視化しました。また、近年、地方自治体が関係人口創出に向けた取り組みを積極的に実施する中で、生産者も「地域を活性化したい」などの理由から、地域を消費者が訪れる形の関係人口の創出に意欲を示していることがわかりました。さらに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出するきっかけとなり得る「体験商品」への出品意欲があることも判明しました。
当社では今後、生産者とユーザの関係構築や、体験商品の出品をサポートしていくことで、関係人口創出に向けた取り組みを生産者とともに進めていきます。
【調査背景】
近年、地方における人口減少や高齢化による「地域づくりの担い手不足」という課題を受け、総務省が「関係人口創出・拡大事業」を実施するなど、地域や地域の人々と多様に関わる人々を指す「関係人口」創出の機運が高まっています。特に、コロナ禍の影響で遠方を訪れることが困難になっている今、オンライン購買を契機にした関係人口の創出が注目を集めています。
「関係人口」とは、当社代表高橋が、2016年に著書「都市と地方をかきまぜる」内で国内において初めて刊行物にて発表した概念です。当社は、産直アプリの運営や、自治体向け「食を通じた関係人口創出事業」の展開など、「関係人口の創出」を意図した取り組みを拡大してきました。
また、昨年発足した「関係人口研究室」は、産直アプリ運営で培ったノウハウ等を活用しつつ、一次産品のオンライン購買を契機とした関係人口の創出プロセスを明確化すると共に、今後、創出プロセスを広く発信し、より多くのプレーヤーが関係人口創出を推進可能な社会の実現を目指しています。第1弾として「ポケットマルシェ」のユーザ5,600名を対象に行った昨年8月の調査では、生産者と関係が深いユーザの約7割が地域を訪れたいと考えていることなどがわかりました。
調査結果:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html
この度、生産者の関係人口に関する意識や事例を明らかにすべく、「ポケットマルシェ」登録生産者のうち530名を対象に「産直アプリを通じた関係人口創出に関する生産者調査」を実施しました。
【調査結果詳細】
1)「ポケットマルシェ」上での関係人口創出の実態について
◆ 約6割(58.6%)の生産者が「自分を気にかけてくれるお客さんがいる」と回答
自分を気にかけてくれる・応援してくれるユーザの有無を問う設問では、58.6%の生産者が「いる」と回答した。また、「いる」と回答した生産者に、そのようなユーザの人数を尋ねたところ、平均10名という結果となった。「ポケットマルシェ」上では、生産者とユーザが単なる「売り手と買い手」を超えた関係となり、関係人口が生まれていることがわかる。
◆ 53名の生産者が「ポケットマルシェ」で知り合ったお客さんと「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「自分の生産現場にお客さんが来たことがある」と回答
「ポケットマルシェ」上で知り合ったユーザとの関係性を問う設問では、341名の生産者が「名前(ニックネーム・本名いずれか)を覚えている」、152名の生産者が「そのお客さんの体調や地域の災害などを気にかける」と回答するなど、今後関係人口を生み出し得る関係性がみられた。
また、53名の生産者が「仲良くしている(販売・発送以外のやりとりをしている)」、32名の生産者が「生産現場に来たことがある」と回答し、「ポケットマルシェ」上で「オンラインを主体とした関係人口」や、オンラインを契機に「地域を訪れる形の関係人口」が生まれていることがわかる。
2)「地域を訪れる形の関係人口」に関する意識
◆ 約9割(89%)の生産者が「生産活動を通して地域を盛り上げる等の貢献をしたい」と回答
生産活動を通じて、地域を盛り上げる等の貢献をしたいかを問う設問では、89%の生産者が「そう思う」と回答し、多くの生産者が地域活性への意欲を持っていることがわかった。
◆ 「お客さんに自分が住んでいる地域に関心をもってほしい」と回答した生産者は9割以上(92.5%)、「お客さんに自分が住んでいる地域を訪問してほしい」と回答した生産者は8割以上(82.3%)
「ポケットマルシェ」のユーザに自分が住んでいる地域に関心を持ってほしいか、を問う設問では、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生産者が合計で92.5%となった。自分が住んでいる地域を訪問してほしいか、を問う設問では、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生産者は合計で82.3%だった。回答した生産者の多くに、「地域を訪れる形の関係人口」を創出する意欲があることがわかった。
その理由を問う設問への回答(注)は「地域活性化や経済的な効果」が23.6%で最多となり、地域経済の停滞を課題と捉えている生産者がいることが推察できる。
注:「自分が住んでいる地域について、関心をもってほしい、または訪問してほしいと答えた方にお伺いします。その理由を具体的に教えてください。」という設問に対する自由回答を当社で分類。
◆ 5割以上(54.1%)の生産者が「体験商品」の出品を行いたいと回答
ユーザが「地域を訪れる形の関係人口」となる一つのきっかけとして、「生産現場で収穫体験ができる」といった機会を提供する「体験商品」がある。生産者に「体験商品」の出品意欲を問う設問では、合計で54.1%の生産者が「出品したいと思う」と回答した。
その理由を問う設問では「お客さんと親しくなれて、理解が深まるから」「目の前で喜んでくれる姿が見たいから」などの回答が見られた。
■ 体験商品の出品例
フルプロ農園での農業体験 ¥2,200(税込)
徳永虎千代さん(長野県須坂市)
商品概要:
長野県須坂市のフルプロ農園にて、農作業を行う体験商品です。季節ごとに作業内容が異なりますが、収穫の時期であればその場でりんごを試食することもできます。
https://poke-m.com/products/139454
鯛になるタイ験 & 塩釜体験ランチ ¥13,200(税込)
橋本純さん(三重県度会郡南伊勢町)
商品概要:
三重県度会郡南伊勢町の友栄水産の真鯛の養殖場にて、生け簀のなかで、鯛と一緒に泳げる体験商品です。体験費用、焼きたて真鯛の塩釜と鯛めしのランチ代金が含まれています。
https://poke-m.com/products/215378
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月25日〜12月3日
調査対象:2021年11月時点で「ポケットマルシェ」へ登録済の生産者
回答人数:531名
【関係人口の考案者である当社代表 高橋博之のコメント】
都会から遠く離れた地域にも関わりを持ち続けようと主体的・能動的に動く都市住民たちは、常に自分の関心と地方の地域課題の接点を探している。つまり、観客席からお節介にも“関わりしろ”のある地方のグラウンドに降りようとしているのだ。東日本大震災の被災地に駆けつけたボランティアがまさにそうだった。このような人たちを、私は「関係人口」と名付け、社会に提唱してきた。この「関係人口」を地域再生主体として、農漁業者の生産活動や地域課題の解決に参加させていくことができれば、生産者や地域住民の当事者意識も涵養され、外と内の協働による課題解決が始まる。たとえ人口が量的に減っても、地方の現場に関わる人が増えていく人口の「質的変換」がなされれば、地域社会の再生は可能なはずだ。その突破口を切り拓く可能性が「食」にはあることを示したい。
【関係人口研究室概要】
「一次産品のオンライン購買」を契機とした関係人口の創出プロセスと、その評価指標を明確化すべく2021年8月に当社内にて発足。産直アプリ運営で培ったノウハウ・データ等を活用しつつ、継続的な大規模調査にも取り組んでいる。研究成果を広く発信し、自治体・企業などより多くのプレーヤーが関係人口創出を推進できる社会の実現を目指す。当社は、2020年11月に一般財団法人社会変革推進財団により、休眠預金等活用法に基づく「地域活性化ソーシャルビジネス成長支援事業」の実行団体として採択されており、同財団からの支援のもと本取り組みを加速している。
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、秋田県の漁師が船上から漁業のリアルを伝えるライブコマース「ポケマルライブ in 日本海」を行います。漁の様子の中継や、視聴者参加型の「疑似せり体験」を通じて、一次産業や生産物の価値向上を目指します。
【背景】
本取り組みは、秋田県の漁師による提案から生まれました。漁業の現場には、漁師に価格決定権がない中で魚価が低迷しているという課題があります。そのような中、消費者に漁業のリアルを伝え、その価値について考えてもらうきっかけを作ろうと、秋田県の漁師が「ポケットマルシェ」の仕組みを活用した「船上ライブコマース」を考案しました。漁師からの提案を受け、漁業者の産直EC活用支援に力を入れている秋田県庁が補助金を支給し、本ライブコマースの開催が決定しました。当社は、漁師による提案内容を実現すべく、本ライブコマースの企画・運営を推進します。
【概要】
秋田県の漁師が、漁の様子を船上からライブ配信し、獲れた魚介類をライブコマース形式にてリアルタイムで紹介・販売します。ライブコマース内では、視聴者が参加できるコンテンツ「疑似せり体験」も用意し、視聴者との直接のコミュニケーションの中で、漁業の現場のリアルを伝えます。
▲ 船上の配信イメージ
■ 船上ライブコマースの特徴
・家にいながら、漁のリアルな現場を視聴することができる
・ライブコマースのチャット機能を活用して、視聴者が食材の価格を考える「疑似せり体験」ができる
・ライブ配信中に「ポケットマルシェ」を通じて購入した魚介類は、最速で漁の24時間後に自宅にて受け取れる(※配送先が関東圏の場合)
■ 実施詳細
名称:ポケマルライブ in 日本海
出演生産者:
・山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町) https://poke-m.com/producers/83
・佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市) https://poke-m.com/producers/59013
実施予定日時:
・山本さん 2022年2月20日(日)13:00〜14:00(予備日 2月27日(日))
・佐藤さん 2022年3月6日(日)13:00〜14:00(予備日 3月13日(日))
※海の状況により、予定日に実施できない場合があります。その場合、予備日での実施を検討します。
実施方法:
「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook https://www.facebook.com/pocketmarchejp/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCcHTWckyqpyD5f8sBvIUItw
・Twitter https://twitter.com/pocket_marche
参加方法: 上記URLのいずれかにアクセス
参加費: 無料
各回の販売数: 限定20セット
【本取り組みを実施する漁師からのコメント】
山本 太志さん(秋田県山本郡八峰町)
https://poke-m.com/producers/83
「ポケットマルシェ」に登録した数年前から、この「船上ライブコマース」ができないかを模索し続けてきました。今回、たくさんの方々のご協力により実現できる運びとなりました。非常に期待していますが、正直なところ、うまく穫れるのかといった不安もあります。ですが、日本海の恵みである秋田のうまい魚を、最高の鮮度で味わっていただけるように、頑張って漁をしたいと思います。どうかたくさんの方に、漁の様子を見て、魚の味を楽しんでいただけたら何よりです。
佐藤 正勝さん(秋田県にかほ市)
https://poke-m.com/producers/59013
全国の方々に「もっと秋田の鮮魚を知って欲しい」「もっと秋田の鮮魚を食べて欲しい」と長年思っていました。東北食べる通信に出会い、ポケットマルシェを知り、その先に目指す場所があるのではないかと考え、この度、船上ライブコマースの実現を試みます。多くの方々にご尽力頂き、やっとここまで来ました。成功した暁には、同じ志を持つ方々へ、事例として広げられたらと思っております。
【当社担当者のコメント】
「船上ライブコマース」は、普段は見ることのできない「漁師さんの船上での仕事」を消費者の方々に楽しみながら知っていただこう、という新たな取り組みです。船の上からライブ配信で販売することで、獲れたての魚介類を鮮度抜群の状態でお届け可能です。何が穫れるのかわからない、という漁の緊張感も含めた「船上のリアル」と「漁業、魚の価値」をお伝えします。
【当社が過去に実施したライブコマース】
当社は、ポケットマルシェ登録生産者と連携し、ライブコマースを継続的に実施しています。離れた場所にいる生産者と消費者が直接つながり、生産におけるこだわりや食べ方などについてリアルタイムでやり取りをしながら食材を売買できる手段として、今後も積極的に導入を進める予定です。
■ 2021年1月31日(日)開催 「ポケマルライブショッピング!」
外出自粛期間中の「おうち時間」や「おうちごはん」の充実を目的に、自宅で楽しめる20個の特別企画の1つとして、実施しました。3名の生産者が出演し、ヤマメの養魚場の様子や、ヒオウギ貝やパクチーを使用したおすすめ料理などを視聴者に紹介しながら販売を行いました。
動画: https://youtu.be/aNiN_8usNPE
■ 2021年3月6日(土)開催 「ポケマルライブ 東北応援編」
東日本大震災から10年のタイミングで今年始動した「東北応援プロジェクト」の一環として、東北の生産者のストーリーと彼らが困難の中で作ってきた食材の魅力を伝え、また生産者と消費者がつながる場を作る目的で実施しました。4名の生産者が出演し、東日本大震災から10年の歩みや、生産におけるこだわりについて、調理の実演などを交えながら語りました。
動画: https://youtu.be/JWEkjXo_iZM
■ 2021年7月28日(水)開催 「ポケマルライブ 〜柏原ぶどうナイト〜」
当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、大阪府柏原市と連携して実施しました。「現地に行きたくなるライブコマース」をコンセプトに、柏原市の特産品「柏原ぶどう」を栽培する2名の生産者が、食材や地域の魅力、生産へのこだわりを伝えながら、数量限定のセット商品を販売しました。
動画: https://youtu.be/ZpSilx3w0fc
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000046526.html
■ 2021年10月16日(土)開催 「ポケマルライブ『1時間で!和歌山県橋本市の「柿」まるごと堪能ツアー』」
当社の「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、和歌山県橋本市と連携して実施しました。橋本市産の柿の魅力を伝えるべく、橋本市の柿農家3名が園地や選果風景、あんぽ柿の製造行程などを紹介する”オンライン産地ツアー”を行いました。さらに、後半では橋本市産の渋柿を使用した”オンライン料理教室”を開催しました。
動画: https://youtu.be/hb_KnYiHv_w
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000046526.html
■ 2022年1月22日(土)開催 「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」
関係人口の創出を目指し、日本航空株式会社と連携し、全3回にわたって実施しています。「JALふるさと応援隊」である客室乗務員が、生産者とともに、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーを伝えます。さらに、現地の観光スポットを紹介し、旅行者の誘客にもつなげます。1月の第1弾では、香川県東かがわ市の生産現場にてオンラインツアーを実施しました。
動画: https://youtu.be/7Pp1Adn-c4Q
プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000046526.html