日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「ポケットマルシェ」)は、全3回にわたりオンラインで「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」を行います。
本ツアーでは、「JALふるさと応援隊」(*1)である客室乗務員が、「ポケットマルシェ」に登録している生産者と共に、生産現場から食材の魅力や生産者のストーリーをライブコマース形式で伝え、視聴者は紹介された食材をリアルタイムで購入できます。さらに、観光スポットなどを紹介し、その地域の魅力まで伝えることで、地域産品の購買促進や旅行者の誘客などを通じて、関係人口の創出を目指します。第1弾は1月22日(土)に香川県東かがわ市から、香川県オリジナル品種のいちご「さぬきひめ」とアスパラガス「さぬきのめざめ」を紹介します。
【実施背景】
社会が大きく変わろうとしている今日、地域が抱える課題は多様化しています。
そのような中、JALでは航空輸送に加え、全社員が持つ知見・経験・技術を駆使し、「JALふるさとプロジェクト」(*2)などを通じて永続的なヒト・モノの流動の創出に努めることで、地域課題の解決を目指しています。
一方、ポケットマルシェではこれまで、自治体と連携して行う「食を通じた関係人口創出事業」や「ふるさと納税事業」などを通じて、地域と多様に関わる「関係人口」創出に向けた取り組みを多数実施してきました。2021年には「関係人口研究室」(*3)を立ち上げ、関係人口創出のプロセスを明らかにすることにも取り組んでいます。そのような中で、JALとポケットマルシェは、大学生が生産者の元を訪れて行う共創プログラム「青空留学」(*4)の立ち上げも共同で行った実績があります。
この2社が、地域と多様に関わる「関係人口」の創出を目指して、本取り組みを行います。
【「JALふるさと応援隊とお届けする ポケマルライブ ふるさと応援ツアー」概要】
1月22日(土)に行う第1弾では、香川県東かがわ市でいちごやアスパラガスを栽培している花崎さんを、第2弾では、静岡県伊豆市で原木椎茸を栽培している野本さんを特集します。
※第3弾の生産者は調整中です。
◯ 紹介する食材について
第1弾 香川県東かがわ市
・いちご「さぬきひめ」
柔らかな食感と豊かな香りと深い甘みが特徴です。光沢のある果肉の中にはたっぷりの果汁が含まれており、頬張ると口いっぱいに味わいが広がります。まるまるとした形が可愛らしいいちごです。
・アスパラガス「さぬきのめざめ」
甘みが強く、太くやわらかいことが特徴です。火を通すと甘さが引き立ち、収穫直後の新鮮なものは生でも美味しく食べられます。
第2弾 静岡県伊豆市
・原木椎茸
自然環境そのままの露地栽培で育てた原木椎茸は、風味豊かな香りと歯ごたえのある食感が特徴です。艶のある茶褐色で色味もよく、強いうまみを楽しめます。
◯ 第1弾オンラインツアー詳細
第1弾では、香川県のオリジナル品種である、いちごの「さぬきひめ」とアスパラガスの「さぬきのめざめ」を栽培している、香川県東かがわ市の花崎さんの生産現場でオンラインツアーを実施します。香川県出身のJALふるさと応援隊と共に、食材の魅力や栽培のこだわり、香川県の観光スポットなど、現地に遊びに行きたくなるような情報を紹介します。当日は、リアルタイムで視聴者からの質問も受け付けます。
また、オンラインツアーの中では、ライブコマース形式で「さぬきひめ」と「さぬきのめざめ」の数量限定セット商品を販売予定です。
実施日時:2022年1月22日(土) 13:00〜14:00
実施方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook: https://www.facebook.com/1016156451794008/posts/4650036338405983/
・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=7Pp1Adn-c4Q
・Twitter:https://twitter.com/pocket_marche
参加方法:上記URLのいずれかにアクセス
参加費 : 無料
出演生産者:香川県東かがわ市 花崎圭助さん(はなまる農園)
https://poke-m.com/producers/68984
(*1) 全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた客室乗務員の総勢1000名を2020年12月1日に「JALふるさと応援隊」として任命しました。地域イベントへの参加や地域産品の企画・PRなどを通じ、さらなる地域の魅力を発掘します。地域の皆さまとの絆づくりや活性化活動を継続的に行います。
(*2)「JALふるさとプロジェクト」プレスリリース:
https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/006013.html
(*3)「関係人口研究室」プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046526.html
(*4)「青空留学」プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046526.html
【会社概要】
JAL
会社名: 日本航空株式会社
代表取締役社長執行役員: 赤坂祐二
本社所在地: 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
事業内容:
・定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
・航空機使用事業
・その他附帯する又は関連する一切の事業
URL:https://www.jal.com/ja/
ポケットマルシェ
会社名: 株式会社ポケットマルシェ
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2
東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営
・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、
「東北食べる通信」の企画・運営
・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施
・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施
URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/
【産直アプリ「ポケットマルシェ」について】
「ポケットマルシェ」( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約6,400名(2022年1月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約8.8倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約46万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。
アプリDL:https://app.adjust.com/9dtfvt4学校法人立命館
株式会社ポケットマルシェ
立命館災害復興支援室(※)と、株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋博之)が運営する東北の農家・漁師の姿を伝え続ける「東北食べる通信」は、立命館関係者をはじめ一般の方を対象に、6回目となる「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」(以下、東北食べるツアー)を、2月19日にオンラインで開催いたします。
本件のポイント
■ 東北自慢の食材を自宅に届け、生産者とオンラインでつながり語りあうイベント
■ これまで5回開催し、のべ92人が参加
■ 現地の「人」と「食」の魅力に触れ、復興を目指す人々を身近に感じる機会を創出
東北食べるツアーは、東北自慢の食材を自宅に届け、現地の生産者とオンラインでつながり、東日本大震災から10年が経った東北の「今」を、知って・学んで・味わう全6回のオンラインイベントです。2021年4月にスタートし、これまでのべ92人の方に参加いただいた本企画は、今回で最後のイベントとなります。
今回は、岩手県大船渡市の「ワカメ」をテーマに、生産者・千葉豪さんをゲストとして迎えます。現地の「人」と「食」を通じて、その地ならではの魅力を体験し、復興を目指すまちや人々をより身近に感じ、気づきを得ていただきたいと考えています。
記
生産者:千葉豪さん
日 時: 2022年2月19日(土) 13:00~15:00
開催方法: オンラインライブ配信(Zoom)
対 象 者: どなたでもご参加いただけます
参 加 費: 2,680円(1,700円+送料980円)
<以下3点を含みます>
・東北食べる通信(A4サイズ、全16ページ)
・早採り生ワカメ500g、メカブまるごと1個
・生産者からの手紙
内 容:
(1)船の上から生中継!ワカメ養殖のいろは
(2) “生産者と語ろう”トークセッション ※雨天時は一部内容を変更する可能性あり。
※雨天時は一部内容を変更する可能性があります。
申込方法: 東北食べる通信サイトよりお申し込みください 【締切:2月5日(土)正午】
https://secure.taberu.me/refill/tohoku_195
以上
※立命館災害復興支援室について
東日本大震災発生直後の2011年4月に設置以降、学生・教職員のボランティア派遣や、企業・自治体と連携した復興支援プロジェクトなどを実施、多くの学生・教職員が学び、活動を続けてきました。本イベントは、コロナ禍で遠方へ気軽に足を運べない状況が続くなか、現地に行かずとも東北の魅力を体験し、かつ復興を目指す人々を応援する“新たな復興支援”として取り組んでいます。
■生産者について
岩手県大船渡市の漁師・千葉 豪(ちば ごう)さん(38)。代々漁師の家に生まれ育つ。
一度は都会に出るが、地域に新しい産業を作ろうという思いで25歳のときUターンし漁師になる。ワカメの養殖のほか、ホタテの養殖、カゴ漁も行う。
■食材「ワカメ」について
ワカメの全体イメージ
千葉さんが育てた早採り生ワカメをメインに、今が旬の宮城県気仙沼市の漁師・藤田純一さんが育てたメカブとのセットです(メカブとはワカメの根元に発達する生殖器を指し、春になると胞子を放出します)。
同じ三陸地方でも、気温や海水温の違いで成長具合が異なるワカメ。
生ワカメは大きく育つ前の柔らかいものを早採り、メカブはより成長が進んでいる宮城県から成熟したものをお届けします。
■前回(第5回:鹿肉)の参加者の声
「鹿の狩猟の様子を見聞きし、実際に鹿肉を食べてみることにより、命の尊さや、山に存在する放射性物質を除染する難しさ、鳥獣害被害の深刻さなどがわかり、震災後の東北の現状を理解するにはとても良いテーマ・食材だと思いました」
「震災のお話や鹿肉を販売するようになったきっかけなど、胸を打たれるエピソードばかりで、自分も社会のために何ができるのかを考えるきっかけになりました」
■東北食べる通信について https://tohokutaberu.me/
(株)ポケットマルシェが運営する食べもの付き定期購読誌。2013年創刊。毎月、東北各地で独自の哲学やこだわりを持って食材をつくる東北各地の農家・漁師の姿をクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けしています。「食の向こうに人がいる」という、当たり前なのに忘れがちな食の原点を伝えています。
■「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」 年間スケジュール(開催分含む)
日程 |
テーマ |
生産者 |
第1回 |
2021年4月18日(日) |
岩手県山田町「赤皿貝」 |
佐々木 友彦 氏 |
第2回 |
2021年6月19日(土) |
岩手県釜石市「ドンコ」 |
佐々木 洋裕 氏 |
第3回 |
2021年8月21日(土) |
福島県桑折町「桃」 |
羽根田 幸将 氏 |
第4回 |
2021年10月16日(土) |
岩手県陸前高田市「新生姜」 |
菊地 康智 氏 |
第5回 |
2021年 12月18日(土) |
岩手県大槌町「鹿肉」 |
兼澤 幸男 氏 |
第6回 |
2022年 2月19日(土) |
岩手県大船渡市「わかめ」 |
千葉 豪 氏 |
【会社概要】
学校法人立命館
創立:1900年5月19日
朱雀キャンパス(法人本部):京都市中京区朱雀町1
学生・生徒・児童数:52,044名、教職員数:3,609名 (2021年5月現在)
・2大学、4附属中学校・高等学校、1附属小学校を運営
会社名: 株式会社ポケットマルシェ
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市藤沢町446-2 東京オフィス:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営
・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営
・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施
・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、海苔の生産者を特集した情報誌と、生産者が手がけた海苔が隔月で届く「海苔食べる通信」を2022年1月に創刊します。本誌を通して、海苔の魅力を生産者のストーリーやその地域の海の歴史とともに伝え、日本の海や、海が育む食べものの多様性について関心を高めてもらうことを目指します。
海苔食べる通信お申し込みページ:https://nori.taberu.me/
【背景】
SDGsの目標14では「海の豊かさを守ろう」が掲げられ、海洋と海洋資源の持続可能な開発や保全に関する関心が世界的に高まっています。一方で、日本近海における2019年までのおよそ100年間にわたる海域平均海面水温の上昇率は、+1.14℃/100年と上昇傾向にあります。
水産庁によると、海水温の上昇は水産資源や漁業・養殖業に影響を与えている(※1)としており、国内の海苔においても、生産量の減少が報告(※2)されています。また、海苔の生産・加工に携わる経営体や従業員数は年々減少傾向にある(※3)ことからも、今後国内の海苔の流通量が減少していくと見込まれます。
海苔は、海の水質や水温だけでなく日照量や漁場の地形など自然環境が食味に直結する食材です。また、国内では身近に使われている一方で、生産の背景をイメージしづらい食材でもあります。東北から九州まで、その土地の特徴を活かした養殖が行われてきましたが、このままでは国産の海苔を食べる機会が減少し、その多様性も失われてしまう恐れがあります。
そこで当社では、海苔の魅力を生産者のストーリーやその地域の海の歴史とともに伝えることで、日本の海や、海が育む食べものの多様性について関心を高めてもらいたいという想いから、「海苔食べる通信」を発行する運びとなりました。
食材の背景を理解した上で行う購買は、その食材や、食材を取り巻く文化を持続・発展させるための「投票」であるとも言えます。今後も、多様で豊かな日本の食文化を守るべく、「投票」のきっかけとなるような情報を発信していきます。
※1:2021年6月 水産庁「令和2年度 水産白書」第3章 水産資源及び漁場環境をめぐる動きより
※2:2018年5月 水産庁「平成29年度 水産白書」第2節 海洋環境や資源状況の情報とその活用状況より
※3:2020年6月 水産庁「令和元年度 水産白書」第2節 漁業構造の移り変わりより
【海苔食べる通信 概要】
海苔の生産者を特集した情報誌と、生産者が手がけた海苔が届く「海苔食べる通信」を2022年1月に創刊します。「海苔食べる通信」を通して、海苔の魅力を生産者のストーリーやその地域の海の歴史とともに伝えます。本誌は2022年1月より隔月で発刊の予定で、vol1のお申し込み期間は2021年12月23日(木)〜2022年1月7日(金)を予定しています。創刊キャンペーンとして、1月7日(金)までにお申し込みの方には、ポケットマルシェで使用できる2,400円分(倍量コースをお申し込みの方は3,300円分)のクーポンをお送りします。
また、購読者限定のFacebookグループでは、生産者や他の読者と交流を行うことができます。
※内容は予告なく変更となる可能性がございます。
▼ 海苔食べる通信詳細
名称:海苔食べる通信
内容:情報誌B5 8P相当+海苔全形20枚相当(予定)
創刊月:2022年1月から隔月発刊
料金:
通常コース 2,400円(税込・送料込)/月
倍量コース 3,300円(税込・送料込)/月
※倍量コースでは、通常コースの2倍の量の海苔をお届けします。
配送方法:レターパック/宅急便コンパクト
発行人:株式会社ポケットマルシェ
編集長:太田将司(元「東松島食べる通信」編集長)
制作:株式会社中本本店(「ひろしま食べる通信」発行元)
お申し込みページ:https://nori.taberu.me/
▼ vol1の海苔食べる通信について
生産者:岡山県笠岡市 妹尾祐輝さん(笠岡せのお水産)
商品:養殖岩のり種「幻紫菜(げんしさい)」焼きばらのり 15g入り 1袋
【妹尾さんについて】
笠岡せのお水産では、瀬戸内海に面した港町、岡山県の笠岡市で三代に渡って海苔の養殖・加工・販売を手がけています。瀬戸内海・笠岡の潮の流れを知り抜き、少量生産するからこそ、じっくりいい海苔を育てられ、海苔の本当の美味しさをお届けできます。また、「海苔作りは海を豊かにする環境産業である」という想いのもと、海苔を作り続けながら、海の環境の保全を伝えています。
【商品紹介】
日本では養殖が難しいとされ、全国で数軒しか養殖されていない希少性の高い養殖岩のり種の種付けに成功し、『幻紫菜』と名付けて販売しています。10数年の研究の末ようやく生産に成功した、自信の一品です。甘みと噛みごたえがあり、磯の香りと瀬戸内の豊かな旨味がギュッと詰まっています。そのまま口に入れると、海苔の香りとサクサクとした食感の後に、口の中でまろやかに溶けていく食感も楽しめます。いろいろなお料理にふりかけて、旨味をプラスできます。
【お申し込みとお届け日】
申し込み開始日:2021年12月23日(木)
申し込み締め切り日:2022年1月7日(金)
お届け予定日:1月中旬(予定)
▼ 今後の発刊予定
vol2〜6では、下記の生産者を特集する予定です。
vol2(2022年3月お届け予定):福岡県柳川市 田中智幸さん(心和水産)
vol3(2022年5月お届け予定):千葉県富津市 鈴木和正さん
vol4(2022年7月お届け予定):熊本県熊本市 浦山幹弥さん
vol5(2022年9月お届け予定):福岡県大川市 古賀哲也さん(アリアケスイサン)
vol6(2022年11月お届け予定):宮城県東松島市 相澤太さん(アイザワ水産)
【食べる通信について】
2013年7月創刊の「東北食べる通信」は、毎月1回、独自の哲学やこだわりをもった生産者を特集した情報誌と、彼らが手掛けた食材がセットで届く「食べもの付きの情報誌」です。
消費者は食材の裏側や作り手の生き様を知り、特集された生産者の食材を楽しみ、生産者と読者のみが参加できるSNS上のグループや対面イベントで直接交流を行うことができます。これまでに101号を刊行し、100名以上の生産者を取り上げてきました。本誌は「新しい食のカタチをデザインし、世に発信している」点が評価され、2014年度のグッドデザイン金賞を受賞しています。
「東北食べる通信」のルーツは東日本大震災にあります。震災のあった2011年当時、ポケットマルシェ代表の高橋は岩手県議会議員を務めていました。被災地で、被災生産者と都市からボランティアで訪れた消費者が直接つながることによる「共助」の関係性構築を目にした高橋は、食材とその裏側にある農漁業の物語を都市住民へ届けることで、分断された生産者と消費者がつながり、「共助」の関係を日常から生み出すことができるのではないかと考えました。「共助」の関係性構築により両者の抱える課題が解決されることを目指して、世界初の食べもの付き情報誌「東北食べる通信」の創刊に至りました。
「東北食べる通信」の創刊以降、そのコンセプトは国内外に広がり、これまでに国内50箇所以上、台湾4箇所でそれぞれの地域の食べる通信が刊行されました。各地域の活性化に貢献した点や、都市と地方、消費者と生産者を結びつけた点を評価され、「食べる通信」は2015年に第1回日本サービス大賞 地方創生大臣賞を受賞しています。
返礼品の生産者と寄附者が直接つながる国内初のふるさと納税サービス「ポケマルふるさと納税」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、北千住マルイ2Fイベントスペースにて、「お店でふるさと納税 byポケマル×岩手県花巻市」を2021年12月26日(日)~2022年1月5日(水)の期間限定で開催します。店舗内で、岩手県花巻市の特産品を実際に見ながらふるさと納税ができ、返礼品はすぐに持ち帰ることが可能です。
【本イベントの特徴】
1. ふるさと納税で、年末年始にも楽しめる食材がすぐに手に入る
岩手県花巻市の特産品が15品目以上並ぶ本イベントでは、商品を店舗レジにて購入するか、寄附に対する返礼品として受け取るか、選ぶことができます。ふるさと納税の返礼品は発送までに日数を要することが多いですが、本イベントでは年末年始の料理にもおすすめの食材をすぐに持ち帰ることが可能です。
2. ふるさと納税の方法を教わることができる
寄付に対する返礼品として商品を持ち帰りたい場合は、当社が運営する「ポケマルふるさと納税」を利用いただきます。店舗でスタッフが「ポケマルふるさと納税」の利用方法を解説しますので、ふるさと納税の方法がわからない方でもスムーズに寄附を行うことが可能です。
3. 地域に貢献できる
岩手県花巻市の特産品をふるさと納税の返礼品として受け取ることで、都内の店舗にいながらも、地域に貢献することができます。
【詳細】
イベント名: お店でふるさと納税 byポケマル×岩手県花巻市
開催場所: 北千住マルイ 2F イベントスペース
開催期間: 2021年12月26日(日)~2022年1月5日(水) ※2022年1月1日(土)、2日(日)を除く
商品の例:
岩手県花巻市 高橋誠さん(高源精麦株式会社)
白金豚プラチナポーク
ジューシーで噛むと口いっぱいに旨味があふれます。一般養豚で採用している品種に比べ、筋繊維がきめ細かいのが特徴です。
脂身が比較的厚くのる性質もありますが、エサの工夫で獣臭を抑えながらもしっかりとした風味があります。 ロースは豚肉の中でも、上品な味わいの部位です。白金豚は旨味が多く、やや甘めの仕上がりなので、ポン酢やバルサミコ、辛子など酸味や刺激を少しだけ加えて調理するのがおすすめです。
岩手県花巻市 石黒晋治郎さん(石黒農場)
ほろほろ鳥
石黒農場は、岩手県花巻市にある飼育・加工から販売まで一貫して手がける日本唯一のホロホロ鳥専門農場です。
全国各地の有名レストランで愛される、上品な肉質とコクのある味わいは、本場にも負けないおいしさです。
【本イベント開催の背景】
2020年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で、地方自治体は「都内で物産展をなかなか開催できない」という課題を抱えることになりました。コロナ禍で減少した都市と地方の接点を取り戻し、さらには地方の関係人口を生み出すことを目指し、当社はこの度、本社所在地でもある岩手県花巻市と連携して本イベントを開催します。今後も「ポケマルふるさと納税」の参加自治体と、同様のイベントを開催していきます。さらに、生産者と消費者が対面で交流可能な場にもしていく予定です。
【ポケマルふるさと納税について】
ポケマルふるさと納税( https://poke-m.com/furusato )は、返礼品の生産者と寄附者が直接つながる、日本初のふるさと納税サービス(特許出願中)。2021年9月より開始。生産量の少ない生産者や供給が不安定な食材を扱う生産者も出品しやすい仕組みで、返礼品のラインナップ拡大が可能。また、寄附者と生産者が直接やり取りする仕組みで、発送までの日数を短縮する。寄附者と生産者・地域が「関係人口」として継続的につながるきっかけを作ることで、「返礼品合戦」がメインのふるさと納税から脱却し、中長期的に地域の活性化に寄与することを目指す。参加自治体数は24自治体、参加生産者数は233名。(2021年12月時点)
詳細: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000046526.html
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、当社が2021年に実施した食品ロス削減に関する取り組みについてまとめました。
本来食べられる食品が廃棄されてしまう「食品ロス」は、日本では年間約570万t発生しています(注1)。食品ロスは気候変動にも大きな影響を与えていることから(注2)、削減が目指されています。SDGsのターゲット12.3においても「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」ことが掲げられています。
生産者が消費者に直接販売する「ポケットマルシェ」では、流通しにくい規格外品なども説明を付して販売が可能であり、消費者はそのような商品の購入を通じて、食品ロス削減に貢献することができます。2021年はコロナ禍で生産者の販路が縮小して行き場を失った食材が多数生まれたことから、当社は食品ロス削減に注力して取り組みを展開しました。
【主なトピックス】
- 特設ページ「訳ありポケマルシェ」を公開し、73.6tの「訳あり食材」を販売
- 「未利用魚」の検索回数は前年比13.0倍、売り上げは前年比24.1倍
- 「#訳あってお買い得」タグのついた商品の売上は、前年比2.4倍の約8億1000万円
- 販路が縮小した生産者の食材を、129箇所のこども食堂へ提供
- 「びずめし」運営のGigi株式会社と連携し、販路が縮小した生産者の食材を「社食」として購入可能に
【ポケットマルシェの取り組み・動向】
1. 特設ページ「訳ありポケマルシェ」を公開し、73.6tの「訳あり食材」を販売
( https://poke-m.com/stories/1855 )
食品ロス削減を目的に、「規格外の食材」「売り先がない食材」「賞味期限が近い食材」を集めて、「なぜ”訳あり”なのか」という理由とともに紹介する特設ページ「訳ありポケマルシェ」を公開しました。2021年9月1日〜12月13日の期間で、1766品が出品され、73.6tを販売し(※)、食品ロスの削減につなげています。当該商品群に対する注文件数は計22,320件でした。
※「訳ありポケマルシェ」ページで特集した商品のうち、重量が明らかな商品の販売数量から算出
■「訳ありポケマルシェ」掲載商品の例
・お得な家庭用サンふじ 約5kg
山形県東根市 寒河江司さん より
2160円(税込・送料別)
https://poke-m.com/products/209926
訳ありの理由:
今年は春先の霜害で初期生育不足により、通常の年よりもサビ果など外観が悪いりんごが多い傾向にあります。味に違いはないので自宅用におすすめです。
・年内売り尽くしセール‼️「会津ひまわり豚」加工品セット!
福島県喜多方市 長谷川優奈さん より
1620円(税込・送料別)
https://poke-m.com/products/212755
訳ありの理由:
賞味期限(2022年1月6日)が近づいてきた商品のため、割引して販売しています。
「訳ありポケマルシェ」特設ページ:https://poke-m.com/stories/1855
「訳ありポケマルシェ」に関するプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000046526.html
2.「未利用魚」の検索回数は前年比13.0倍、売り上げは前年比24.1倍
未利用魚とは、数量やサイズが揃わない、傷がついている、マイナーな魚種であるといった理由で、価値がつかず市場に出回らない魚のことです。ポケットマルシェ内における「未利用魚」を含むキーワードの検索回数は、2016年のサービス開始以降、2021年が過去最高となり、前年比13.0倍でした。また、ポケットマルシェ内で「未利用魚」として出品されている商品の売り上げも2021年が過去最高で、前年比24.1倍となりました。(※)
※ 検索回数、売り上げともに2021年1月1日〜11月30日と2020年1月1日〜11月30日のデータを比較
■ 商品例
【未利用魚】匠の活〆!!季節の魚詰め合わせセット 小サイズ
北海道寿都郡寿都町 森貴紀さん より
2700円(税込・送料別)
https://poke-m.com/products/96537
商品説明:
お届けする魚の中には、聞いたことも見たこともない魚がいるかもしれません。そんな魚たちは、「市場で評価されづらい魚」なので、普段スーパーで見かけることほとんどありません。
3. 「#訳あってお買い得」タグのついた商品の売上は、前年比2.4倍の約8億1000万円
規格外品などをお得に販売したい生産者が出品の際にアピールできるように、また、訳あり食材をお得に購入したい消費者が検索しやすいように、ポケットマルシェ内に「#訳あってお買い得」のタグを設置しています。2021年における「訳あってお買い得」タグのついた商品の売上は、前年比2.4倍の、約8億1000万円にのぼりました。(※)
※ 2021年1月1日〜11月30日と2020年1月1日〜11月30日のデータを比較
4. 販路が縮小した生産者の食材を、129箇所のこども食堂へ提供
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて販路が縮小した生産者の食材を、こども食堂に提供する取り組みを、農林水産省の事業に参画して実施しました。全国のこども食堂129箇所、想定11,113人に対して、4名の生産者の食材計約4.0tを提供し、また、食育の機会として、生産者が生産の様子や想いを語るビデオメッセージを届けました。
■ 提供食材
・コシヒカリ:2,180kg
・緑茶ティーバッグ:48kg
・ボイルホタテ 冷凍:1,190kg
・サーモン 冷凍:580kg
計 3,998kg
■ こども食堂の運営者やこども食堂を訪れた方からの反響
・真っ白のこしひかり、おいしそうな美しいグリーンの緑茶、新鮮なサーモン、たっぷり大振りのほたて、どれも通常なら「みんなの食堂」では購入できないものばかりで、箱を開けた瞬間に驚きと嬉しさがあふれました。早速本日の食堂から使わせていただきます。今日は小中学校の終業式です。一年頑張った子ども達へのご褒美になります。ありがとうございました。(越前市「みんなの食堂」実行委員会)
・その生産地の気候や特徴、食材の種・卵からの育て方が、事細かにたっぷり10分説明があったので、食材についてよく分かりました!インタビュー方式でもあったので、見ている側のいろいろ知りたいことを聞いてもらっているような感じがして、双方向の印象を持ちました。子ども達も興味深そうに見ていました!
SATO☆くろせ 提供
本取り組みに関するプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000046526.html
食材提供先のこども食堂からの声をまとめたnote記事:https://note.com/pocket_marche/n/nc42246db17d9
5. 「びずめし」運営のGigi株式会社と連携し、販路が縮小した生産者の食材を「社食」として購入可能に
企業の福利厚生である「社食」として飲食店を利用可能なサービス「びずめし」を運営するGigi株式会社と連携し、コロナ禍の影響を受けて販路が縮小した生産者の食材を「社食」として「びずめし」上で購入可能にすることで、テレワーク中の従業員と生産者を同時に応援する実証実験を開始しました。実証実験には、5名の生産者が参加しています。
「びずめし」画面
本取り組みに関するプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000046526.html
【当社代表取締役 高橋のメッセージ】
味は同じでも、見た目で野菜の価値が決まるのはなぜでしょうか? 大規模流通の都合で、形が不格好な野菜は規格外とされ、評価が下がるからです。そうした野菜の中には、畑にすきこまれ次の作物の肥料にされてしまうものもあります。また、希少な魚を水揚げできたものの、まとまった量を出荷できないため大規模流通に乗せられず、海に廃棄されてしまうこともあります。ですが、消費者の中には、たとえ曲がったキュウリでも味が同じであれば気にせず買いたいという人もいますし、スーパーでは手にできない希少な魚を買いたいという人もいます。
自律分散型流通である「ポケットマルシェ」は、これまで、そうした大規模流通からはじかれた食材を、必要としてくれる消費者につないできました。また、消費者からは、直接生産者とつながることで、生産の苦労や思いを知り、感謝の念が生まれ、食材を捨てられなくなったという声も多く聞かれます。食品ロスの本質は、生産者と消費者、都市と地方の分断にあると私たちは考えています。ポケットマルシェは、生産者と消費者の間に立ちはだかる壁を乗り越え、生産と消費を地続きにすることで、食品ロス削減に今後も貢献していきたいと思います。
【食品ロス削減に関するポケットマルシェユーザーの声】
・生産者さんがどんな想いでどんな風につくっているかを知ってから、食材への向き合い方が全く変わりました。皮も根っこもすべて、余す所なくおいしくいただいています。(50代・女性)
・以前は、食べるのはどちらかと言えば面倒で、仕事をしながら片手間で簡単に済ませることが多かったです。でも、生産者さんの存在とその苦労や熱意を知って、食べものが個性を帯びたものになり、食べることを大事にするようになりました。生産者さんや生産の背景について話しながら、家族で囲む食卓を楽しんでいます。(30代・女性)
当社のサステナビリティページより:
SUSTAINABILITY
注1:農林水産省・環境省による令和元年度推計値より
注2:IPCCが2019年に公表した報告書「Climate Change and Land(気候変動と土地)」より