全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、父の日の商品販売動向をまとめました。コロナ禍で外出自粛が呼びかけられ、帰省が困難になっている中、産直アプリを使って贈り物をする傾向が高まっていることがわかりました。   1)産直アプリ上で「父の日」の注目度が上昇、魚介類の売れ行きが好調 ◆ ポケットマルシェ内での「父の日」の検索回数は2020年が過去最高に ポケットマルシェ内における「父の日」のキーワード検索回数は、2020年が過去最高となり、前年比33.9倍となりました。 2019年集計期間:2019/5/16〜6/15 2020年集計期間:2020/5/21〜6/20   ◆ 父の日期間中におけるギフト商品の売上のうち、49%が魚介類に 2020年の父の日は、マグロ・サーモンなどが入ったおつまみ6種セットや、五島列島の岩牡蠣、紅ズワイガニといった魚介類の売れ行きが好調でした。父の日期間中(※1)におけるギフト商品(※2)の売上に占める、魚介類の売上比率は49%でした。 ※1:2020/5/21〜6/20 ※2:商品名に「父の日」が入っている商品   2)コロナ下における産直ギフト需要は、今年の母の日でも増加傾向が顕著に ◆ ポケットマルシェ内での「母の日」の検索回数は2021年に過去最高に ポケットマルシェ内における「母の日」のキーワード検索回数は2021年が過去最高となり、前年比1.4倍となりました。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と、感染拡大後の2020年のキーワード検索回数を比較すると、82.4倍に増加しています。このことからも、コロナ下で親に産直食材の贈り物をする傾向が顕著になったと考えられます。 2019年集計期間:2019/4/12〜5/11 2020年集計期間:2020/4/10〜5/9 2021年集計期間:2021/4/9〜5/8   3)父の日ギフトにおすすめの産直食品が出品中 ポケットマルシェには「#ポケマルで贈る【父の日ギフト】?」というタグがついた商品が、約65品出品されています。(2021年5月24日(月)時点) https://is.gd/GrUX7z   ◆ お酒好きなお父さんへ 数量限定!米農家が酒蔵とタッグを組んだ特別純米酒「初代 鶩」 720ml ¥1,650(税込) 福島県広野町 新妻良平さんより 【新妻さんからの商品紹介】 福島県浪江町の請戸漁港に立地していた鈴木酒造とのタイアップ商品です。通常使用される酒米ではなく、あひる達が頑張って育てた有機栽培米コシヒカリを100%使用した農家自慢の日本酒です。口に含むと軽くて飲みやすい印象を受けますが、後から日本酒の辛さと甘味が追いかけてきます。 https://poke-m.com/products/111570   メッセージ付!農家のクラフトビール飲みくらべセット 330ml×8本 ¥4,840(税込) 島根県浜田市 三島淳寛さんより 【三島さんからの商品紹介】 自家製の「有機さつまいも」3種を使って作ったクラフトビールと、地元産の黒豆やショウガ、八朔を使用して作ったビール3種、計8本セットです。一回に少量しか製造できない石見式と呼ばれる醸造方法で、すべて手作業で丁寧に作っています。父の日ギフト限定でパッケージの表にお父さんへのメッセージカードを付けてお送りします! https://poke-m.com/products/151690   ◆ お魚好きなお父さんへ 旨みが特徴の「信州あゆ」少し大きめ2Lサイズ 10尾入り ¥3,500(税込) 長野県上田市 臼田雄司さんより 【臼田さんからの商品紹介】 夏の味覚、清流の女王である「信州あゆ」を冷蔵でお届けします。梱包を開けた時の「これぞ鮎!」という独特の香りをお楽しみください。信州あゆの特長は、その旨みの濃さ。脂は必要最低限に育てているため、みずみずしさを味わえます。少し大きめの約22cmサイズの鮎を選んでお届けします。塩焼きや鮎めしがおすすめです。お父さんへの感謝の気持ちを込めて、父の日の贈り物にどうぞ。 https://poke-m.com/products/151465   手書き熨斗付 鯛の詰合わせ 切り身(4パック/280g)西京漬け(4パック/280g)お刺身用サク(2パック/170g) ¥5,500(税込) 熊本県熊本市 平尾優さんより 【平尾さんからの商品紹介】 自然豊かな山々に囲まれた天草にある御所浦島という離島で育てられてた真鯛です。活きた真鯛を加工してありますので鮮度も抜群。肉厚で程よい脂のりがあり、旨味が凝縮されています。切り身や西京漬け、お刺身用のサクなど人気商品を詰め合わせました。手書きの熨斗を添えてお送りしますので、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。 https://poke-m.com/products/151944   ◆ お肉好きなお父さんへ ミシュラン店御用達!阿蘇赤身和牛(あか牛)のハンバーグセット 1セット ¥2,980(税込) 兵庫県西宮市 井星二さんより 【井さんからの商品紹介】 ミシュラン星付きレストランも多数愛用している、熊本産「阿蘇赤身和牛」(あか牛)を使用した、絶品ハンバーグを父の日ギフト用にご用意しました。一番おいしい!と思える牛×豚の黄金配合比率を、何度も試行錯誤して完成させた逸品です。誰でも簡単においしく食べられるよう、シェフ監修のレシピを同梱しておりますので、ご家庭でもふっくらとした焼きあがり・肉汁たっぷりジューシーなハンバーグをお楽しみいただけます。 https://poke-m.com/products/153391   トップブランド牛!佐賀牛ヒレのサイコロステーキ 1パック(250g)¥4,266(税込) 佐賀県江北町 山下秀弥さんより 【山下さんからの商品紹介】 日本のトップブランドである佐賀牛の中で、柔らかいヒレ部分をサイコロステーキにしてお届けします。1パック250g入りで2〜3人で召し上がるのにピッタリのサイズです。父の日ギフト用に専用の掛け紙をして発送いたしますので、贈り物にどうぞ。 https://poke-m.com/products/152765生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、株式会社東京會舘(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 訓章、以下「東京會舘」)と連携し、「大人の食育」を目的とした料理教室「大人の食育! 産直希少食材を味わう」を、2021年6月から東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studio内で開始します。   初回の参加申し込みは、2021年5月20日(木)から受付を開始します。本料理教室では、生産者直送の希少食材の特徴やおすすめの調理方法を、シェフから直接学ぶことが可能です。 申し込み:URL https://bit.ly/3fzpssP または お電話 03-3215-5111     【背景】 2020年8月の当社の調査(注1)では、コロナ下で約6割の人が「自炊が増加した」と回答しています。また、当社が2021年3月に実施した調査(注2)では、「生鮮食品(調理済みではない)を購入する際の考え方についてお知らせください」という質問に対し、31.0%が「食べたことのない食材にチャレンジしてみたい」と回答しました(注3)。   リカレント教育の一環として、本料理教室を通じてシェフが希少食材の扱い方を教えることで、未食の食材へのチャレンジを容易にし、自宅での食事の体験をより充実させることを目指します。   【料理教室について】 「大人の食育」をテーマに、2021年6月から年間を通して複数回の料理教室を開催します。料理教室では、ポケットマルシェ登録生産者から直送された旬の希少食材の特徴やおすすめの調理方法を、東京會舘クッキングスクールのシェフが教えます。   参加者にはお土産として、生産者直送の食材と、生産者のこだわりに関する情報をお渡しします。ストーリーに触れながら、自宅でも身近な方とこだわりの希少食材を楽しんでいただけます。     ▼ 料理教室 概要 コース名: 大人の食育! 産直希少食材を味わう 申し込み: URL https://bit.ly/3fzpssP または お電話 03-3215-5111 申し込み期間(初回開催分): 2021年5月20日(木)〜  ※ 定員になり次第、締め切り 開催予定日時(初回開催分): ・2021年6月25日(金)11:30〜14:00 ・2021年6月25日(金)19:00〜21:30 ・2021年7月6日(火)11:30〜14:00 ・2021年7月6日(火)19:00〜21:30 ※「大人の食育! 産直希少食材を味わう」の初回として、同じプログラムを計4回実施予定 各回の参加可能人数: 15名(先着順) 参加費(お土産代込み): 10,000円(税込)/ 回 開催場所: 東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studio (東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビルヂングB2F)   【料理教室で取り扱う食材の例】 2021年6〜7月のレッスンでは、以下の食材を使用して、フレンチの作り方を教えます。   安岡正二さんの青パパイヤ(高知県香南市) https://poke-m.com/products/65088     中村清作さんの天然ビワマス(滋賀県高島市) https://poke-m.com/producers/96783     ※ 食材は、変更になる可能性がございます。   注1:2020年9月29日発表「withコロナ時代の「食」に関する男女7,700名の意識調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000046526.html   注2:調査概要は以下の通り。 ・調査名:「生鮮品購入に対する意識と行動に関する調査」 ・調査期間: 2021年3月9日(火)~12日(金) ・調査属性: 全国の20〜69歳の男女 ・調査対象人数: 10,340名 ・調査方法:インターネット調査   注3:自身で食材を購入すると答えた9,252名のうち、「食べたことのない食材にチャレンジしてみたい」という選択肢に対し、「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した割合の合計。   【東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studioについて】 東京會舘本館が建て替えのため2015年1月をもって営業を終了し、約3年間の工事に入るため、「ABC Cooking Studio +m MARUNOUCHI」(東京・丸の内)のスタジオをリニューアルし、2015年4月に共同事業による両社の新しい料理教室「東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studio」をオープンしました。業務提携を行うことにより両社の持つノウハウやコンテンツを活用した新しい料理教室です。   【ABC Cooking Studioについて】 ABCクッキングスタジオは、国内・海外約154万人以上の会員を持つ世界最大級の料理教室です(2021年4月末時点)。料理・パン・ケーキコースのほか、1回完結の“1dayレッスン”を展開し、「世界中に笑顔のあふれる食卓を」を企業理念に、「手作りの食」の大切さと楽しさを提案しています。子どものための「abc kids」、食を通して健康的なライフスタイルをサポートする「HEALTH LABO」など、幅広いブランドを展開中です。 ABC Cooking Studio HP: https://www.abc-cooking.co.jp/全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、緊急事態宣言下であったゴールデンウィーク期間中を含む、2020年4〜5月の魚介類の販売動向をまとめました。外出自粛が呼びかけられ、自炊の頻度が増加する中で、魚介類の購買需要が高まったことがわかります。   【2020年4〜5月のポケットマルシェにおける魚介類販売動向サマリ】   ◆ 魚介類の売上比率が高まり、前年比1.7倍に 2019年4〜5月と2020年4〜5月のポケットマルシェにおける魚介類の売上比率を比較すると、2020年4月は前年より17.4%増加して39.1%に、2020年5月は前年より13.1%増加して35.1%になりました。2020年4〜5月の売上比率の平均は、前年比1.7倍となりました。   ◆ 注文数上位50商品のうち、魚介類の商品数は4月に前年比1.8倍、5月に前年比3.2倍に 2019年4〜5月と2020年4〜5月のポケットマルシェにおける注文数上位50商品を比較すると、魚介類の商品数は、2020年4月は前年より10品増加して23品(前年比1.8倍)に、2020年5月は前年より11品増加して16品(前年比3.2倍)になりました。   ◆ ポケットマルシェ内で魚介類の検索が増加 ポケットマルシェ内におけるキーワード別検索回数の推移を見ると、「鯛」「サーモン」といった魚介類の検索回数が、2020年4〜5月にかけて増加していることがわかります。 【魚介類の購買需要が高まった背景】 ◆ 自炊をする機会の増加 緊急事態宣言の発出に伴う外出自粛等により、自宅で料理をする機会が増加しました。2020年8月の当社による調査(※)では、コロナ下で全体の約6割が「自炊が増加した」と回答しています。   昨年の緊急事態宣言下では、「おうち時間」を利用して初めてさばくところから魚を調理するユーザや、何が届くかわからない魚介類の詰め合わせ商品を「鮮魚ガチャ」と呼んで楽しむユーザも見られました。   ◆ 生産者への「応援消費」の広がり 新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店の休業や営業時間の短縮、休校、イベントの中止等の影響を受けて販路が縮小した生産者を応援する目的で、生産者から直接食材を購入する「応援消費」の動きが広がりました。2020年8月の当社による調査(※)では、ポケットマルシェを利用したきっかけとして、約半数が「新型コロナウイルスの影響で困っている生産者を応援したかったから」と回答しています。   2020年4〜5月に、魚介類を扱う生産者のポケットマルシェ新規登録数が増加したのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったからだと考えられます。なお、2021年4月23日(金)時点で、魚介類の累計登録生産者数は435名となっています。   ※ 2020年9月29日発表「withコロナ時代の「食」に関する男女7,700名の意識調査」  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000046526.html   【GW期間中の「おうち時間」を楽しむ! 現在出品中の魚介類】 2021年4月23日(金)時点で、ポケットマルシェには約1,200品の魚介類の商品が出品されています。   はじめての魚さばき体験で思い出づくり 内臓がとられた状態で発送されるので、はじめて魚をさばく場合でも挑戦しやすい商品です。   ☆生☆国産サーモン丸ごと1尾 月曜〆金曜発送 1尾 ¥5,400(税込) 青森県西津軽郡深浦町 野呂英樹さんより 【商品紹介】 卵から稚魚・幼魚までを世界自然遺産の白神山地の水で、成長後は青森の冷たい海の中の生簀で大きく育てた養殖サーモンです。漁獲後に内蔵を取って、丸ごと1尾の状態で届く本商品は、生食を想定して養殖されています。お刺身はもちろん、身に脂がのっているため、煮ても焼いてもパサつくことなく食べることができます。 https://poke-m.com/products/140749   ◆ 何が届くわからない「おまかせセット」でワクワク感を 生産者がその日獲れた魚介類を詰め合わせる「おまかせセット」は、ワクワク感を楽しむことができる商品です。   【輪島港直送!】 その日のおまかせセット 1箱2~3kg ¥2,700(税込) 石川県輪島市 逢坂伸司さんより 【商品紹介】 底びき網でとれた魚の詰め合わせです。水深の深い漁場と浅い漁場でそれぞれ獲れる魚を同梱しています。水深が深い漁場では、ハタハタやガサエビ、マダラ、毛ガニなど、浅い漁場ではマダイ、ノドグロ、カワハギなど、その日に取れた魚介類をセットにしてお届けするため、どんな魚が入っているのかは届いてみてのお楽しみになっています。 https://poke-m.com/products/15310   いつもとは違う魚料理に挑戦 真鯛と一緒に塩釜焼き用の材料が同梱されており、手軽に塩釜焼きにチャレンジできる商品です。   真鯛の塩釜セット 塩釜1真鯛 約1kg 塩1.2kg  ¥3,218(税込) 三重県度会郡南伊勢町 橋本純さんより 【商品紹介】 オーブンでもバーベキューでも作れる真鯛の塩釜焼きセットです。伊勢志摩国立公園の南端にある、リアス式の海で養殖された真鯛のほか、塩や昆布・大葉など塩釜焼き用の材料を同梱しています。 https://poke-m.com/products/50147株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)が運営する、生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」は、2021年4月に登録生産者数が5,000名を突破したことをお知らせします。併せて、同時期にポケットマルシェ登録生産者へのアンケートを実施し、産直アプリの利用実態をまとめました。  
【背景】 コロナ禍での収入減による販路拡大の一環としてポケットマルシェを活用する生産者が増えたことが考えられます。イベント中止や休校、飲食店休業等の影響で、生産者の販路が縮小し、食材の余剰在庫が発生しました。新たな販路を開拓すべく、生産者が直販に取り組みはじめたことで、ポケットマルシェへの登録が増加したと考えられます。   【総括】 2021年3月より、ポケットマルシェ登録生産者4,984名を対象にアンケートを実施し、575名から回答を得ました。   アンケート結果からは、生産者の直販利用が加速しており、産直ECの市場が拡大傾向にあることがわかりました。また、ポケットマルシェに登録する50代以上の生産者の割合が、2020年の当社調査時と比較して16%増加しており、シニア層の生産者にも一次生産物販売においてIT活用が浸透していることが考えられます。   また、ポケットマルシェが一次生産物販売全体の売上に占める割合は、昨年の7%から、今年は11%と4%増加し、前年比1.5倍となりました。登録生産者経由でポケットマルシェを知った生産者の割合も増えており、生産者間でポケットマルシェを紹介する動きが増加していると考えられます。   【アンケート結果サマリ】 ・登録生産者の平均年齢は48歳、シニア層の生産者にもネット直販が浸透 2020年の当社調査時と比較して、登録生産者の平均年齢が4歳高くなっていることや、50歳以上の生産者の割合が16%増加していることから、シニア層の生産者のネット直販が拡大していることがわかりました。   ・登録生産者のポケットマルシェ経由の売上割合は、前年調査比で1.5倍 登録生産者の一次生産物売上に占めるポケットマルシェの売上割合の平均は、11%でした。食材カテゴリによって割合にばらつきが見られるものの、全体の平均は2020年の当社調査時の7%から4%増加し、割合として前年比1.5倍となりました。この結果からも、生産者の間で直販利用が浸透してきていることが推測されます。   ・登録生産者経由でポケットマルシェを知ったという回答が増加 最初にポケットマルシェを知ったきっかけとして最も多いのは「ネット記事」経由、次いで「登録生産者から」という結果になりました。「登録生産者から」の割合は2020年の当社調査時の16.1%から17.7%に増加しており、生産者同士でポケットマルシェを紹介する動きが増加していると考えられます。
なお、同様のアンケートを2020年3月(登録生産者数2,000名突破時)にも実施しています。 過去のアンケート結果はこちら( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000046526.html)をご覧ください。     【登録生産者の基本情報】 ◆ 登録生産者の地域別内訳 現在、全都道府県の生産者が登録しており、ユーザは全国各地の食材をポケットマルシェ上で購入することが可能です。     ◆ 登録生産者のカテゴリ別内訳 出品されている食材のカテゴリは、「野菜」「果物」「魚介類」「米・穀類」「加工食品」「肉」「お茶」「卵・乳」「花・観葉植物」「蜂蜜」と多岐に渡ります。     なお、ポケットマルシェへの登録時には、一次産業の生産者(個人、法人、当社の認めた任意団体)であることを審査にて確認しています。   ◆ 登録生産者の平均年齢は48歳、50歳以上の生産者の割合は16%増加     登録生産者の平均年齢は48歳で、2020年の農業就業人口の平均年齢である67.8歳(注1)、2019年の漁業就業人口の平均年齢である55.8歳(注2)よりも若い生産者に、多く利用されています。   一方で、50歳以上の生産者の割合は43%と、2020年の当社調査時と比較して16%増加しているほか、前年調査時は登録生産者の平均年齢が44歳であり、平均年齢が4歳高くなっていることからも、シニア層の生産者にもネット直販が浸透し始めていることが推測されます。    注1:「農林水産省 農業労働力に関する統計」より 注2:「農林水産省 漁業就業動向調査」より各階層の中位数を用いた推計値。75歳以上の場合は「80」を使用   ◆ 登録生産者の約6割が、年間売上規模1,000万円未満の中規模生産者     一次生産の年間売上規模は、1,000万円未満の中規模生産者が、63.4%と多くの割合を占めています。一方で、1,000万以上の大規模生産者は36.6%と、2020年の当社調査時の28.1%から8.5%増加しており、大規模生産者にもネット直販が浸透していることが推測されます。   ◆ コロナ禍をきっかけに生産者の間にIT活用が浸透     新型コロナウイルスの影響を受けて取り組んだことに対する最も多かった回答は「国や自治体からの補助金の活用」でした。また、「ITを使用した販売」「ITを使用した情報発信」が次いで多い回答となっており、コロナ禍をきっかけにITの活用が生産者の間に浸透し始めていると考えられます。     【生産者の間で直販利用が浸透】 ◆ 登録生産者の一次生産物売上に占めるポケットマルシェの売上割合は、前年比1.5倍の11%に     登録生産者の一次生産物売上に占めるポケットマルシェの売上割合の平均は、11%でした。食材カテゴリによって割合にばらつきが見られるものの、全カテゴリの割合の平均は2020年の当社調査時の7%から4%増加して前年比1.5倍となり、生産者の間で直販利用が浸透してきていると推測されます。中でも、魚介類は前年調査時の5.3%から13.7%と、8.4%の大幅な増加となっており、コロナ禍で魚価が低迷した影響で、漁業者の直販利用が増加したと考えられます。   ◆ 今後ポケットマルシェ以外で力をいれていきたい販路は、「自社/個人のウェブサイトやSNS」をはじめとした直販が上位に     今後、ポケットマルシェ以外の販路では「自社/個人のウェブサイトSNS」に注力して販売を行っていきたいという回答が17.6%と最も多い結果になりました。また、「直売所での販売」が13.5%、「メルカリや楽天、BASEなど販売プラットフォームを利用した消費者への直接販売」が12.4%という結果となり、現在のポケットマルシェ以外の販路と比較すると、今後の販路として直販を志す傾向が見られます。     【ポケットマルシェについて】 ◆ ポケットマルシェを知ったきっかけは、口コミやメディア露出が約7割。登録生産者経由の割合も増加      ポケットマルシェを知ったきっかけとして最も多いのは「ネット記事」経由、次いで「登録生産者から」という結果になりました。「登録生産者から」の割合は2020年の当社調査時の16.1%から17.7%に増加しており、生産者同士でポケットマルシェを紹介する動きが増加していると考えられます。   ◆ ポケットマルシェ登録の決め手は「スマホ・パソコン一つで簡単に出品できる」こと     ポケットマルシェに申し込みをした理由は、「スマホ・パソコン一つで簡単に出品できる」が最も多い結果になりました。「消費者と直接コミュニケーションがとれる」は昨年最も多かった回答で、今年も次点で回答を集めています。   ◆ 「消費者と直接コミュニケーションがとれる」ことは、登録後の大きな魅力の一つ     登録後に感じたポケットマルシェの魅力は、「消費者と直接コミュニケーションがとれる」が最も多いという結果になりました。利便性を求めて登録し、結果的にユーザとのつながりに魅力を見い出している生産者がいることがわかります。   ◆ ポケットマルシェ経由で生産者と消費者のつながりが深まり、生産現場を訪問するユーザも     ポケットマルシェは、消費者が生産者に対して「ごちそうさま」を直接伝えたり、生産者が生産現場の様子を発信できるコミュニティ機能やメッセージ機能を提供することで、生産者と消費者のコミュニケーションを促進しています。   ポケットマルシェ以外のSNSでもつながっているユーザがいると答えた生産者は32.2%、販売・発送以外のやりとりをするユーザがいると答えた生産者も27.5%でした。さらに、実際にユーザが生産現場を訪れたことがあると答えた生産者も10.8%おり、ポケットマルシェをきっかけに生産者と消費者のつながりが深まっていることが考えられます。   2016年9月のサービス開始以降、当社は生産者と消費者が直接つながる場を提供してきました。「個と個をつなぐ」という当社のミッションのもと、より多くのつながりが生まれる場として、今後もサービス運営を行ってまいります。   <調査概要> 調査方法:インターネット調査 調査対象:ポケットマルシェ登録生産者 4,984名(うち、回答者  575名) 調査期間:2021年3月6日〜3月21日生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、600品以上の商品の送料無料化と約150箇所のこども食堂への食材提供を実施し、コロナ禍で困難を抱える生産者と消費者の「共助」の関係性を創出することを目指します。これらの取組は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、販路が縮小した農林水産物の販路多様化を推進する農林水産省の事業の補助により行います。   【実施概要】 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、販路を失った生産者の販路多様化を支援する農林水産省の「令和2年度国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業」(以下「本事業」)に参画します。本事業により、対象となる農林⽔産物はインターネット販売時の送料が補助されるため、ポケットマルシェ上にて送料無料で販売が可能となります。また、本事業によりこども食堂等への食材提供に必要な経費(食材調達費・輸送費等)が補助されることを受け、対象となる農林⽔産物をこども食堂へ提供する取組を実施します。   1. 送料無料化の取組 ■ 対象農林水産物 ・送料無料対象商品数 約600品(3/11時点) ※ 送料無料対象商品は、今後追加となる予定です。   送料無料対象商品一覧: https://bit.ly/38rsE7k   ・商品例 熊本県|あか牛の三協グループ|甲斐誠一さん 【ローストビーフに!】あか牛『甲誠牛』モモブロック 500g×2 https://poke-m.com/products/74949     佐賀県|株式会社香月農園|香月涼子さん いよいよ販売開始!!佐賀県産「さがほのか」280g×4 https://poke-m.com/products/123178     ■ 送料無料適用期間 2021年3月11日(木)〜 2021年3月下旬 ※ 期間は変更になる場合がございます。   ■ 注文方法 ポケットマルシェ上でハッシュタグ「#対象品目が送料無料」が付与された商品が、送料無料の対象となります。送料無料はご注文時に自動で適用されます。     2. こども食堂への食材提供の取組 ■ 提供先 ・全国のこども食堂 約150箇所 ・想定食材提供人数 約13,000人   ■ 提供食材 こども食堂で扱いやすい、日持ちがする食材を選んでいます。 ・コシヒカリ(有限会社たけもと農場 竹本彰吾さん) ・緑茶ティーバッグ(有限会社グリーンワールド八女 平井英治さん) ・ボイルホタテ 冷凍(有限会社イチヤマジュウ塩越商店 塩越剛さん) ・サーモン 冷凍(株式会社あおもり海山 野呂英樹さん)   ■ その他提供コンテンツ 食育機会としての、農水産物や生産活動の様子、一次生産への想いを語った各生産者からのビデオメッセージ     【背景】 当社は、生産者と消費者が直接つながることで生まれる「共助」の関係性を重視し、「共助の社会を実現する」をビジョンに掲げています。本事業は、そのような関係性が生まれる一つのきっかけになると考え、参画を決定いたしました。   新型コロナウイルス感染拡大以降、飲食店の休業や休校等の影響により販路が縮小したことで、過剰在庫や売り上げ減少に悩む生産者の声が多く聞かれます。当社が実施した2021年1月の調査では、2020年4月7日(火)に緊急事態宣言が発令されたことにより、43.0%の生産者が「売上が減少した」と回答しました。     2021年1月8日発表「緊急事態宣言に関する生産者調査」より https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000046526.html   ポケットマルシェ上では、そうした困難を抱える生産者と窮屈な生活を余儀なくされている消費者が、共に助け合う動きが広がっています。2020年6月22日(月)から2021年1月28日(木)にかけて参画した農林水産省の事業(注1)による一部商品送料無料化の取組は、そのような動きを加速させる一つのきっかけとなりました。今回も、一部商品送料無料化の取組を実施することで、生産者と消費者の「共助」の関係性創出を目指します。   注1:令和2年度 国産農林水産物等販売促進緊急対策事業 品目横断的販売促進緊急対策事業におけるインターネット販売推進事業( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000046526.html )   加えて、こども食堂への食材提供の取組を実施します。当社は2020年2月に、認定特定非営利活動法人カタリバと連携し、ポケットマルシェ利用者の寄付で生産者からカタリバが運営する食事支援の拠点へ直接食材を届ける「こども食卓応援プロジェクト( https://www.katariba.or.jp/news/2020/02/12/20218/ )」を開始しましたが、今回は本事業への参画により、コロナ禍で困難を抱えるこどもたちと販路縮小に悩む生産者がつながり、「共助」の関係性が生まれることを期待します。また、単に食材を提供するだけでなく、生産者からの生産の過程や想いを伝えるビデオメッセージを合わせて配信することで、こどもたちの農林水産物やその生産活動へのさらなる理解増進にも貢献したいと考えています。本事業を通じて生まれたこども食堂とのネットワークや蓄積したノウハウは、今後の取組にも活かしてまいります。   【令和2年度国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業について】 新型コロナウイルス感染症の影響で販路を失った国産農林水産物等について、販路の多様化や地域の特色を生かした交流イベント等を通じて、需要に応じた販売活動の多様化に資する施策を一体的かつ総合的に推進することを目的にした農林水産省の事業です。 https://hanrotayouka.jp/