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全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接繋ぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之)は、この度、コロナ禍における産直SNS「ポケットマルシェ」の利用動向について最新情報をまとめました。
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大での外出自粛により、飲食店休業や休校、イベント中止が相次ぎ、行き場をなくした食材が大量に余ったことから、新たな販路を探す生産者が増加した年でした。消費者は、外出自粛の影響により自炊の機会が増え、生産者から直接オンライン上で買うなど新たな動きも生まれています。
◆ 主なトピックス
<消費者の利用動向>
・外出自粛で自炊派が増え、食材をお取り寄せする流れが顕著、登録者23万人超と4.5倍増、注文数はピーク時に約20倍増
・コロナ禍における生産者支援が支持され、購入者に占めるリピーターは約8割
・利用者の9割が生産者とメッセージをやり取り
・出荷先が減った生産者への「応援購入」が増え、若い世代ほど生産者とのつながりを重視
<生産者の利用動向>
・新型コロナウイルス拡大後は5ヶ月で1,000人のペースで生産者数が増加、コロナ禍前と比較して1.5倍増
・ポケットマルシェへの出品数も、2月末時点の3,500品から、10月15日時点では7,500品と2.1倍増
・農家のトレーディングカード「農カード」配布や「オンライン料理教室」の開催など生産者側の工夫が花咲く
1. ポケットマルシェの利用動向について
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、外出せずとも購入できる家庭用食材の需要増や、販路を失った生産者を対象とした「応援消費」の高まりによって、ユーザ数が4.5倍、注文数はピーク時に約20倍となった。飲食店を主な販路としていたブランド肉、ブランド魚の生産者など、コロナ禍で新たな販路を探す生産者の利用登録も相次いだ。
【消費者の利用動向】 ◆ 今年4月以降にユーザ数が急拡大
2月末に約5万2000人だった登録ユーザは、10月28日時点で23万5000人と、4.5倍に増加した。
購入者に占めるリピーターの割合は約8割。購入者の9割が、生産者と直接やり取りができる「メッセンジャー機能」を活用している。
◆ 自炊が増加し、高品質の食材を求める消費者が産直プラットフォームを活用
ポケットマルシェが2020年8月〜9月に実施した調査では、コロナ下で全体の約6割が自炊が増えたと回答し、特に30歳以下の若年層ほど増加が顕著だった。 生産者と直接繋がって購入ができることのメリットとしては、「品質が高い食材を注文できる(68.7%)」という回答が最多で、高品質の食材を求める消費者による家庭用食材の購入手段としてポケットマルシェが選ばれていると推測できる。 (当社プレスリリース2020年9月29日「withコロナ時代の「食」に関する男女7,700名の意識調査」より
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000046526.html
)
◆ コロナ禍で販路を失った生産者を対象とする「応援消費」の高まり
食材の売り先がなくなった生産者と、応援がしたい消費者のマッチングが叶うよう、3月3日にポケットマルシェ上に「#新型コロナで困っています」というタグを設置。過剰在庫を抱える生産者は、当該タグをつけて商品を出品できる。 タグを使用した出品は、10月28日時点で2,498件。(販売終了分も含む)
◆ 生産者との繋がりに支えられた
事例紹介:ポケットマルシェユーザ 茶太郎さん(東京都在住)
3月下旬、東京都知事が記者会見で外出自粛を呼びかけたところ、翌日買い占めが起こり、スーパーから食料や日用品が消えたとのニュースが全国放映されました。
すると、ニュースを目にした全国の生産者さんから「ペーパー類を送るよ!」「マスクは?!」といったご連絡をたくさんいただきました。実際に、突然鯛やキノコが送られてきたり。本当に心強くてほっとしました。
【生産者の利用動向】
◆ 販路拡大を目指す生産者の増加
サービス開始時から今年の2月末まで、約3年半かけて2,000人の登録生産者が集まったが、新型コロナウイルス拡大後は5ヶ月で1,000人のペースで生産者数が増加。10月28日時点では3,500人と、コロナ禍前と比較して1.5倍になっている。
ポケットマルシェへの出品数も、2月末時点の3,500品から、10月28日時点では7,500品と2.1倍になっている。
◆ コロナ禍が産直プラットフォーム利用のきっかけに
事例紹介:畜産農家 高橋誠さん(岩手県花巻市)
主な取引先だった飲食店にコロナ禍の影響が直撃し、2020年3月の売り上げが前年比で6割にまで落ち込みました。新たな販路を確保すべく、4月にポケマルに登録しました。
「おいしかった」「頑張ってください」などの励ましの言葉がコミュニティ上で多く寄せられ、ありがたかったし勇気づけられました。
◆ 繋がりの深い消費者による、購入以外の応援も
事例紹介:トマト農家 中村みずきさん(長崎県南島原市)
緊急事態宣言下のある日、我が家に荷物が届きました。送り主は、一年に何度もトマトをリピート購入してくれているポケマルユーザさんでした。段ボールを開けると大量のマスクが入っていて、「みずきちゃん達の元気あってこそのトマトです! みずきちゃんたち家族に使ってもらいたいです。いつも美味しいトマトをありがとう」とのメッセージが添えられていました。
そのユーザさんとは日常的にメッセージをやり取りをする仲になっていて、もはや家族のような存在です。
◆ 生産者による新しい取り組み
① SNS発 農家の名刺「農カード」 岐阜県の若手農家がTwitter上で呼び掛け、農家を紹介する名刺サイズの「農カード」を制作。消費者にトレーディングカードのような感覚で楽しく集めてもらうことで、農家の販促に繋がれば、という思いで作られた。現在、65名の農家と6名の農業関係者が参加している。 ポケットマルシェ上にも、農カード付きの出品が並ぶ。コロナ禍でネット直販の認知度が上がり、農家と直接繋がる楽しさを知る消費者が増えてきた中、生産者と消費者がさらに関係性を深めるきっかけとして期待される。 農カードプロジェクト ポケマル特集ページURL:
https://poke-m.com/stories/1490
② 家にいながら産地と繋がる「オンライン料理教室」 外出自粛中の消費者に向けて、生産者がZoomを活用して「オンライン料理教室」を出品。注文すると、教室で使用する食材が事前に届き、Zoomを通して生産者から直接料理等を教わることができる。 5月のゴールデンウィークには、お味噌作り教室やウインナー作り教室、魚の捌きかた教室など、計13回のオンライン教室が実施された。外出自粛が緩和された今でも、生産者と消費者が手軽に交流できる機会として、出品・注文が継続している。 オンライン教室 ポケマル特集ページ:
https://poke-m.com/stories/1365
2. その他 ◆ 自然災害等による被害
令和2年7月豪雨は、九州地方をはじめとして各地の生産物に被害をもたらした。( 2020年7月9日「ポケットマルシェ登録生産者の豪雨被害の状況およびポケットマルシェの対応について」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html
)
長雨や猛暑により、農産物の廃棄や養殖魚の大量死も発生した。気象庁によると、100年で日本の平均気温は約1.2℃、日本近海の平均海面水温は1.14℃上昇しているとのことであるが(注1)、生産者からも気温や海水温の上昇を実感する声があがっている。 注1:気象庁HPより
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p08.html
、
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/shindan/a_1/japan_warm/japan_warm.html
ポケットマルシェは、東日本旅客鉄道株式会社と連携し、「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」を開催します。
新幹線荷物輸送やアバターロボット「OriHime」を活用して、生産者と消費者を繋ぐ新しい購買体験を提案します。 また、東北地方の旬な農産物を取り扱うことで、東日本大震災から間もなく 10 年を迎える東北地方を「食」を通じて応援します。
【開催日時】
2020年10月24日〜25日 各日11:00〜16:00 ※新幹線荷物輸送を活用した商品受け渡しは 10 月 24 日 14:00〜16:00 を予定 ※12 月以降、毎月開催予定
【開催場所】
高輪ゲートウェイ駅 改札外デッキ 東日本大震災が浮き彫りにした都市と地方の分断を乗り越えるために、生産者と消費者が共に生きる社会を東北地方から創造しようとの決意でポケットマルシェを始めました。2021年の3月11日に震災から10 年の節目を迎えるこのタイミングではじめる「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」を通じて、都市と地方が共に生きる社会の一端を可視化してまいります。
プレスリリースの全文はこちらからご覧ください。
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201008_ho03.pdf
全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接繋ぐ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下 「ポケットマルシェ」)は、10代〜70代の男女7,700名を対象に、withコロナ時代の「食」に関する意識調査を実施しました。
【総括】
本調査の結果から、コロナ下で全体の約6割が自炊が増えたと回答し、特に30歳以下の若年層で顕著なほか、全体の自炊頻度のピークは5月であることがわかりました。感染予防を意図して自発的に外出を控えたことが、自炊増加の主な理由でした。 また、回答したユーザの7割がコロナ下でポケットマルシェを認知し、約半数が新型コロナウイルス感染拡大によって困っている生産者を応援する目的で食材を注文しています。特に若年層において、生産者と直接繋がることのメリットを「応援したり、感謝の気持ちを生産者に伝えられること」だと捉える傾向にあり、コロナ下でも生産者との直接のメッセージのやりとりを通じて、つながりを感じていた人が多いことがうかがえます。
【主なトピックス】
■ 自炊について
半数以上(56.3%)が、2020年3月以降に自炊が「増えた」と回答。自炊を「週6〜7日」行う人の増加のピークは5月で、コロナ下以前(2020年2月以前)と比較すると1.3倍に増加。
若年層ほど自炊の増加が顕著。「30歳以下」の約6割(64.3%)が自炊が「増えた」と回答し最多。
自炊が増えた理由は「感染予防を意図して、自発的に外出を控えたため(78.9%)」が最多。続いて、「飲食店の休業や営業短縮で外食が困難になったため(42.7%)」「勤務先の措置により、自分または家族の在宅が増えたため(40.3%)」が上位。
■ 直販プラットフォーム「ポケットマルシェ」について
ポケットマルシェを利用したきっかけは、「食べてみたい食材があったから(61.9%)」が最多。続いて、「新型コロナウイルスの影響で困っている生産者を応援したかったから(48.4%)」「品質の高い食材が買えると思ったから(44.2%)」が上位。特に50歳以下で、応援目的の消費に盛り上がりが見られた。
生産者と直接つながるメリットは、「品質が高い食材を注文できる(68.7%)」が最多。続いて、「食材の産地や栽培・収穫方法が詳しくわかるので安心できる(58.1%)」、「困っている生産者を直接応援できる(55.1%)」が上位。若年層ほど生産者を応援したり感謝を伝えられたりする点をメリットとして捉え、シニア層は食材への安心感をメリットと認識。
生産者とのつながりを感じた瞬間として、約7割(74.5%)が「メッセージ機能を使い生産者と直接やりとりした時」、2割(20.1%)が「個別のリクエストに応じてもらった時」と回答。
【調査結果詳細】
■ 自炊について 1. 自炊頻度の変化
半数以上(56.3%)が
、2020年3月に新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、
自炊が「増えた」
と回答しました。週3日以上自炊をする人が増え、中でも
ほぼ毎日自炊をする人が、5月のピーク時には2月以前と比べて1.3倍
と急増しました。6月以降は自炊の頻度が減少傾向にあります。 2. 年齢別 自炊頻度の変化
年齢が下がるほど、自炊が「増えた」割合が高まり
、特に30歳以下では64.3%にのぼっています。50代後半以上では「増えていない」人の割合の方が多くなっています。 3. 自炊が増えた理由
感染を予防するために、
自発的に外出を控えたことが、自炊増加の理由と答えた人が約8割
(78.9%)と最多です。次いで「飲食店の休業や営業短縮により外食が困難になったため(42.7%)」「勤務先の措置により、自分または家族の在宅が増えたため(40.3%)」が多く、外的要因をきっかけに自炊が増えた人も多いことがわかりました。 ■ 直販プラットフォーム「ポケットマルシェ」について 1. ポケットマルシェで食材を注文したきっかけ
ポケットマルシェで食材を注文したきっかけは、全体では「食べてみたい食材があったから(61.9%)」が最多で、「新型コロナウイルスの影響で困っている生産者を応援したかったから(48.4%)」「品質の高い食材が買えると思ったから(44.2%)」が続く結果となりました。 40代後半を中心に、
50歳以下の人は「新型コロナウイルスの影響で困っている生産者を応援」するための手段としてポケットマルシェを使用した割合が高い
ことがわかります。また、30歳以下は「送料無料キャンペーン(注1)がお得だったから」と回答した割合が高く、
若年層にとって「応援消費」の後押しとして送料無料が有効
であると考えられます。「生産者と直接やり取りできる機能に惹かれたから」と答えた割合は、年齢が上がるにつれて高まっています。 注1:2020年4月10日〜5月31日に、ポケットマルシェが初回送料無料クーポンを発行(
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000046526.html
)。また、6月22日から、一部の農水産物が送料無料となる農林水産省の「#元気いただきますプロジェクト」に参画(
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000046526.html
)。 2. 生産者と直接繋がって購入ができることのメリット
生産者と直接繋がって購入ができることのメリットは、「品質が高い食材を注文できる(68.7%)」が最多で、「食材の産地や栽培・収穫方法が詳しくわかるので安心できる(58.1%)」「困っている生産者を直接応援できる(55.1%)」が続きました。
生産者を応援したり感謝の気持ちを伝えられるという点は、若年層ほどメリットとして捉えている
ことがわかります。また、年齢が上がるにつれて、「食材の産地や栽培・収穫方法が詳しくわかるので安心できる」ことをメリットと捉える割合が増えています。 3. 生産者とのつながりを感じた瞬間 「生産者とつながっている」と実感したエピソードを自由回答で求めたところ、25.5%の人から回答が得られました。うち、74.5%が「メッセージ機能を使い生産者と直接やりとりした時」、20.1%が「個別のリクエストに応じてもらった時」と答えており、回答者の多くが
アプリ上での生産者との双方向のコミュニケーションを通じてつながりを実感している
ことがわかりました。
ごちそうさまのメッセージを送った際にお返事をもらえると一方通行ではなく身近に感じられまたお願いしようという気持ちになります (40代前半女性)
父の日の贈り物を注文した時「メッセージカードありますがいかがでしょうか」と言ってもらえた(30代後半女性)
また、
生産現場で発生している被害状況を目にし、応援という行動を取ることで繋がりを実感した
という回答も見られました。
2019年の19号台風での、長野のリンゴ農家の惨状の現地の写真がポケマルでアップされ、来年(2020年)以降の収穫が心配との情報が発信され、同時に、先行予約など非常に有意義と思いました。生産者の苦しさは、都会にいると中々わからない中で、早い情報が出ると何か応援したくなりますし、生産と消費がつながっていると感じます(60代後半男性)
レストラン休業などで大量の食物が廃棄されているニュースに心痛めていました。生産者さんから直接購入でき、メッセージのやり取りや陰ながら応援している旨をお伝えすることができました。ネットやスマホの普及に感謝しています(50代前半女性)
【調査概要】
・調査方法:インターネット調査 ・調査期間:2020年8月26日〜9月1日 ・調査対象:ポケットマルシェ登録ユーザ(回答者7,700名)
全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接繋ぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下 「ポケットマルシェ」)は、ポケットマルシェのパートナーとして「ポケマルスタンド」を運営する飲食店のモニター募集を開始いたしました。ポケットマルシェ登録生産者の食材を店頭にて販売する「ポケマルスタンド」を、飲食店と連携しながら展開してまいります。
【ポケマルスタンドとは】
「生産者とつながる」をもっと日常へ
をコンセプトに、飲食店の空きスペースを利用してポケマル登録生産者の食材を店頭販売する場を、「ポケマルスタンド」と名付けました。生産者直送の食材を消費者に届ける拠点としてのみならず、地域にコミュニティを生み出す場として展開しております。 ポケットマルシェは「個と個をつなぐ」というミッションを掲げ、オンライン上で生産者と消費者のつながりを促進してきました。ポケマルスタンドの展開を通じて、リアルな場でも生産者と消費者、そして飲食店の新たな接点を生み出します。
【ポケマルスタンドの提供価値】
◆ 生産者の皆様へ ポケマルスタンドを通じて新たな顧客との接点が増えることで、
生産者ご自身の販路開拓
に繋がります。飲食店が購入者に生産者の魅力を直接語る場ともなっており、すでにポケマルスタンドにて生産者にリピーターがついている事例があります。 ◆ 消費者の皆様へ 地域に根ざした飲食店への来店機会を提供することで、消費者の方々が
地域コミュニティとのつながりを形成する
きっかけを作ります。また、生産者直送の新鮮な食材を、
少量から、低い送料負担
でご購入いただけます。 ◆ 飲食店の皆様へ 新型コロナウイルス感染拡大の影響で店内飲食の売上が減少していたり、移動の制限を踏まえて地元での集客を強めたい飲食店が増えていると感じております。余剰スペースを有効活用しながら、これまで接点がなかった
地域住民とのつながりを作る場
として、ポケマルスタンドをご活用いただけます。 ポケマルスタンドを運営している店舗からは、「新規集客やブランディングとしてとても有難い取り組みと感じており、高頻度で続けていきたいと思っています」、「継続開催をしていることで、徐々に周辺の方に認知されはじめ、週末必ずご購入される方が多くなってきました」という声をいただいており、ポケマルスタンドが集客および地域との接点作りに寄与していることがうかがえます。
【ポケマルスタンドの運営方法】
ポケマルスタンドは、以下の流れで飲食店とポケットマルシェが連携しながら運営いたします。
◆ 開催前 ・ポケットマルシェが持つ発信媒体を使用してポケマルスタンドの開催予定を告知するなど、ポケットマルシェが
集客をサポート
します。 ・ポケットマルシェが飲食店へヒアリングを実施し、全国3,300名以上(2020年9月時点)の生産者の中から、飲食店の
ニーズに合う生産者の食材をご提案
します。 ・ポケットマルシェが、食材の品目や量、到着日を生産者と直接調整し、食材の
発注代行
をいたします。 ・「生産者のストーリー」や「食材のこだわり」を記した
販促物をご提供
することで、生産者と消費者、そして飲食店がつながりを深めるきっかけを作ります。 ◆ 開催日 ・食材のお受け取り後、飲食店の方に販売準備(価格設定、陳列など)および販売を実施いただきます。 ・食材は飲食店が買い取る形になるため、ポケマルスタンドでの販売だけではなく、店内で提供する料理の材料としてもご活用いただけます。 ◆ 開催後 ・1ヶ月分の食材費・食材送料・月額手数料を、ポケットマルシェからまとめてご請求させていただきます。
【飲食店モニター募集について】
ポケマルスタンドの月額手数料が2020年12月31日まで無料となる、「飲食店モニター」の募集を開始いたしました。募集店舗数は10店舗です。「生産者直送の食材を扱いたい」「地域コミュニティを作りたい」という想いをお持ちの飲食店の方々に、ぜひご応募いただきたいと考えております。 ◆ 応募期間 2020年9月1日(火)〜9月30日(水)まで ◆ 応募フォーム
https://forms.gle/mD7X8Rfjq4LTaUUx6
【直近の開催予定】
◆ CASE(東京都渋谷区広尾5-18-2 / 創作料理店) 2020/09/12(土)11:00〜18:00 2020/09/13(日)11:00〜18:00 ◆ slow | bed n chair(東京都豊島区南大塚2-34-4 / カフェバー) 2020/09/10(木)11:00〜18:00 2020/09/11(金)11:00〜18:00 その他の開催場所・日時:
https://poke-m.com/stories/1433
【ポケマルスタンドの今後】
CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」にて、ポケマルユーザ同士が共同購入した食材の受け渡しの場として、ポケマルスタンドを活用していく予定です。地域住民の方々が、食材の受け取りのために店舗を繰り返し訪れることで、飲食店をハブとした地域コミュニティが形成されることを期待しております。
全国の農家や漁師などの生産者と消費者を直接繋ぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下 「ポケットマルシェ」)は、令和2年台風9号・10号の発生を受け、ポケットマルシェ登録生産者を対象に被害状況に関するアンケート調査を実施しました。
【ポケットマルシェ登録生産者の被害状況】
2020年9月7日(月)より、ポケットマルシェ登録生産者3,301名にウェブ上でアンケートを実施し、令和2年台風9号・10号による被害状況の確認を進めております。9月8日(火)現在、39名の方より回答をいただいております。
◆ 台風による生産物への影響度合い(n=39)
◆ 農業資材、生産物への被害を含めた推定被害額(n=20)
◆ 廃棄せざるを得ない生産物の発生割合(n=20)
◆ 具体的な被害状況
活かしている商品が、停電などの影響で死滅してしまった。サザエ
500キロ
、アワビ
50キロ
の被害(長崎県松浦市星鹿町)
ハウス15棟できのこの菌床栽培を行っているが、
13棟が損壊
。落下等により、収穫前のきくらげ、しいたけは廃棄せざるを得ない状況。栽培している5万本のうち、
1万本程度
が被害を受けている。推定被害額は
約2,000万円
(鹿児島県指宿市)
オクラが
すべて折れてしまった
。また、バシルが根ごと抜け、バジルペーストの原料供給が不安。バジルは
3,000平米のうち約半分
が厳しい状況(長崎県諫早市)
ミニ白菜は
約5割が廃棄
に。ラディッシュは
ほぼ全滅
。 少量多品目なので面積は小さいが、全体的に廃棄が出る(福岡県久留米市)
一部施設(ハウス)に損傷があり、
約0.8ヘクタール
の圃場(栽培品約25種類)が
ほぼ壊滅状態
。復旧に相当の時間が必要と考えられる(山口県下関市)
11aのうち3分の2
のアスパラガスの親木が倒れ、ハウスは
3棟全損
。ダメージが大きく、来年の収量が激減する見込み(長崎県東彼杵郡東彼杵町)
【ポケットマルシェの対応】
被害状況の収集と発信を目的として「災害対策室」を立ち上げ、9月7日(月)より生産者を対象にアンケート調査・ヒアリングを実施しております。被害状況や支援策について、以下のとおり継続して発信を行ってまいります。
① ポケットマルシェ内記事およびSNSでの情報発信
ポケットマルシェ登録生産者の被害状況、支援に繋がる出品状況等を記事にまとめました。情報は、随時更新してまいります。また、ポケットマルシェ公式Twitter・Instagramでも、最新の情報を発信しています。 記事:
https://poke-m.com/stories/1482
公式Twitter:
https://twitter.com/pocket_marche
公式Instagram:
https://www.instagram.com/pocket.marche/
② 「#台風被害で困っています」タグの運用
サービス内に「#台風被害で困っています」タグを用意し、被害を受けた生産者が食材を出品する際にタグ付けできるようにしております。タグを使用する場合は、商品説明文に台風による被害状況を記載いただいています。被害にあわれた生産者を応援する一つの手段として、消費者の方にタグを活用いただきたいと考えております。 「#台風被害で困っています」商品一覧:
https://bit.ly/2ZiGRPh
出品商品数(9月8日(火)14:30時点): 28点 出品生産者数(9月8日(火)14:30時点): 12名
【生産者からの声】
こむぎ屋工房 恭農園 小川真二さん(鹿児島県西之表市)
https://poke-m.com/producers/68816
より
台風10号の突風で、野菜の支柱ごと持っていかれてしまい、
畑にほぼ何も残っていない
ような状態です。ケール20a・ゴーヤ20aを始め、ピーマン・なす・オクラ・小松菜・白菜などが壊滅してしまいました。
推定被害額は300万円
です
種子島は台風が通過することが多いものの、例年と比較して、今年の台風10号は瞬間的な突風が特にひどかったように思います。電柱も折れているような状況です
海に囲まれている環境なので、畑に塩がかかってしまっており、回復させるのに時間がかかります。ケールを希望してくれているお客様もいらっしゃいますが、収穫までに約3カ月かかる見込みです
安納芋・里芋は被害を免れました。安納芋を出品したところ、早速何件か注文をいただけて励みになっています。野菜セットの出品をいち早く再開できるように取り組んでいきたいです