生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、新型コロナウイルス感染再拡大や、気候変動による気温・海水温上昇や長雨等の影響を受けて、過剰在庫や価格暴落に悩む生産者を応援する「フードレスキュー特集」を開始しました。
【実施の背景】
2020年は新型コロナウイルス感染拡大や気候変動等の影響により、多くの生産者にとって非常に厳しい1年となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の結果、3月のイベント中止や休校に伴う学校給食の休止、4月の緊急事態宣言発令に伴うホテル・飲食店の休業により、生産者の販路が縮小しました。
◆ コロナ禍の影響: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000046526.html
7月〜9月には令和2年7月豪雨や台風9号・10号が発生し、ハウスや田畑が冠水・損壊する被害が生じました。また、長雨とその後の猛暑により、病害虫の発生や生育不良、養殖魚や家畜の大量死などが発生し、例年通りの生産が困難であると困惑する生産者の声が当社にも多く寄せられました。
◆ 令和2年7月豪雨: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html
◆ 台風9号・10号: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046526.html
今夏の天候の影響は、現在旬を迎えている生産物の品質・収量にも及んでいます。さらに、11月の全国的な好天による豊作や、新型コロナウイルス感染再拡大に伴う食材の業務用需要減退の影響を受け、市場価格が暴落する事態が生じています。2020年も終わりを迎えようとしている今もなお、生産者からお困りの声が届いています。
当社は、このような不安定な状況を乗り越えるには、生産者と消費者がお互いに支え合うことが大事であると考えます。生産者と消費者のどちらも困難を抱える可能性がある現代において、必要となるのは一方的な支援の関係ではなく、当社がビジョンに掲げる「共助の社会を実現する」ことであると確信しています。今回は、今まさに困難に直面している生産者と、彼らを応援したい消費者を結ぶべく、下記の取り組みを実施いたします。本取り組みをきっかけに、生産者と消費者の間で深い関係性が育まれることを願います。
【取組の内容】
◆「#フードレスキュー特集」タグの設置
サービス内に「#フードレスキュー特集」タグを設置し、生産者が食材を出品する際にタグ付けできるようにしました。タグを使用する際には、商品説明文に「なぜ困っているのか」の記載をお願いしています。生産者を応援する方法の一つとして、タグを活用していただきたいと考えています。
◆「フードレスキュー特集」記事の公開
新型コロナウイルス感染再拡大や天候の影響を受け、過剰在庫や価格暴落等の困難に直面している生産者の食材を記事にまとめました。
記事URL: https://poke-m.com/stories/1566
【生産者からの声】
しんしん農園 金子慎一郎さん(茨城県ひたちなか市)https://poke-m.com/producers/38006 より
信州・マルサ果樹園 三ツ井和哉さん(長野県長野市) https://poke-m.com/producers/21 より
GLAD farm 向後裕美さん(千葉県旭市)https://poke-m.com/producers/21286 より
みなか農園 平松真美さん(愛知県豊川市)https://poke-m.com/producers/23796 より