生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2020年12月15日(火)より、ライブ配信「ポケマルライブ 車座編 〜東日本大震災から10年を振り返る〜」を開始することをお知らせいたします。
東日本大震災により被害を受けた生産者らと、当社代表高橋の対談を2021年3月まで定期的にオンラインで配信いたします。対談を通じて、震災から10年が経った今も生産現場に残る課題を紐解き、課題の解決に向けて取り組むべき内容を広く発信します。
【実施概要】
「ポケマルライブ 車座編 〜東日本大震災から10年を振り返る〜」は、東日本大震災により被害を受けた生産者らと当社代表高橋が、震災後の10年を対談形式で振り返り、一次産業のこれからを語り合うライブ配信です。
配信期間:2020年12月15日(火)〜2021年3月9日(火)
配信日時:毎週火曜日 6:00〜8:00
配信方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook https://www.facebook.com/pocketmarchejp/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCcHTWckyqpyD5f8sBvIUItw
・Twitter https://twitter.com/pocket_marche
対談内容:
・東日本大震災による生産現場の被害状況
・震災からの10年で行った取り組み
・震災から10年経った今も生産現場に残る課題
・一次産業の現場において今すべき災害への備え
など
※ 配信日時や配信方法等は、変更になる可能性がございます。
【実施の背景】
2011年3月11日の東日本大震災から、10年が経とうとしています。
当社は、震災当時に岩手県議会議員を務めていた高橋が、災害ボランティアの活動現場で「生産者と消費者の共助の関係」を目にしたことをきっかけに立ち上げた会社です。被災した生産者と、都市からボランティア活動のために訪れた消費者が交流する中で、生産者は食べものの裏側にある価値を消費者に伝えることができました。一方、消費者は自らの持つスキルやノウハウが目の前の生産者から必要とされることにより、生きる実感を取り戻しているようでした。
両者が直接つながることにより、お互いがお互いの助けになり得ることを知った高橋は、そのような「共助の関係」を被災地のみならず日常にまで広げていきたいと考え、2013年に世界初の食べものつき情報誌「東北食べる通信」を、2016年に産直SNS「ポケットマルシェ」を立ち上げました。
東日本大震災からの10年間、「共助の関係」がどのように課題を解決してきたか、そして今もなお生産現場に残る課題は何か、全国各地で生産者の声を聞き続けてきた高橋が対話の中で明らかにします。さらに、震災を風化させずに、被災地の課題を解決する方法、そして気候変動により自然災害リスクが増大しているこの時代に震災からの教訓を活かす方法を視聴者とともに探るべく、本配信を実施いたします。
【出演予定生産者の例】
菊地将兵さん(福島県相馬市)https://poke-m.com/producers/34
伝統野菜「相馬土垂(里芋)」を始めとする多品種の野菜や、相馬のお米などを食べて育った鶏が産む「相馬ミルキーエッグ」の作り手です。日本各地の農家の元で研修し、東日本大震災をきっかけに福島県相馬市に戻り農園を立ち上げました。震災から数年は、被災地を「助けたい」という想いを持つ援農ボランティアを受け入れていましたが、年を経るにつれて逆に「助けてほしい」という理由で農場を訪れる人が増え、現在は年間50名程度の悩みを持つ若者の受け入れを行っています。
【当社代表取締役CEO高橋博之 プロフィール】
1974年、岩手県花巻市出身。2006年から岩手県議会議員を2期務め、 東日本大震災後の2011年に岩手県知事選に出馬するも次点で落選。事業家に転身し、2013年にNPO法人「東北開墾」を立ち上げ、「東北食べる通信」初代編集長に就任。2014年には一般社団法人「日本食べる通信リーグ」を創設し、同モデルを全国展開。2016年9月に、全国の生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」をリリースする。著書に、『都市と地方をかきまぜる』等。