NEWS

岩手県大船渡市の森林火災を受け、雨風太陽が生産者を金銭面で支援可能な応援商品の出品を開始、ふるさと納税での寄付も可能に 〜定置網漁やワカメの養殖等で甚大な被害が想定される、三陸町綾里の漁業を支援〜
2025.03.06
  • リリース

全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役社長:高橋 博之、証券コード:5616、以下「当社」)は、岩手県大船渡市の森林火災を受け、地震や津波の被害が想定される生産者を金銭面で支援できる応援商品の販売を開始しました。本品はふるさと納税での寄付も可能です。

【背景】

2025年2月26日に岩手県大船渡市で発生した山林火災は、発生から8日間が経過した今月6日にも消火活動が続いており、岩手県によると、6日朝の時点で約2,900ヘクタールが焼失しました。犠牲となられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

当社は東日本大震災をきっかけに生まれた会社です。今回の森林火災が発生した大船渡市は、震災で大きな被害を受けた地区でもあり、創業とともに歩んできた生産者も多く在住しています。

 

津波から立ち上がり力強く再生を遂げてきた大船渡の漁師でしたが、この度発生した山林火災により、非常に大きな試練に見舞われています。特に被害の大きい、定置網漁やワカメ漁が盛んな綾里漁協は、この度の火災で定置網のある倉庫が網とともに焼けてしまった可能性が高く、収穫期が短いワカメは時期を逃し、出荷が出来ない恐れが高い状況です。

 

こうした状況を受け、当社では綾里地区の漁師を金銭面で支援可能な応援商品の販売とふるさと納税での支援を開始する運びとなりました。また、同地区の漁師のこれまでの歩みや、綾里に住む「東北食べる通信」編集長 阿部正幸からのメッセージと綾里の漁師に密着した過去号を紹介した、2つの記事を公開しました。

 

当社ではこれからも、地方の持続可能性のために、自然災害に対しての支援を実施していきます。

 

【取り組み概要】

◆ 被災生産者を金銭面で応援可能な応援商品の販売

この度の火災により、定置網漁やワカメの養殖等で甚大な被害が想定される、三陸町綾里の漁業者を金銭面で支援できる応援商品の出品を可能にしました。本商品の売上は、全額が被害を受けた漁業者に支払われます。

 

また、本品はふるさと納税での寄付も可能です。その際は、寄付金の使い道として「岩手の農林水産業を応援」をお選びください。

 

【応援型商品】2025年 大船渡火災 綾里漁協

応援商品ページ:https://poke-m.com/products/451813

 

生産物の発送の代わりに、ポケットマルシェを運営する株式会社雨風太陽オリジナルのPC壁紙のダウンロードURLをお礼のメッセージと共に、メッセージにてお送りします。なお、壁紙は季節に応じた食材が載ったデザインをお送りします。

 

◆ 特集記事の公開

①震災から再起した綾里の漁師の歩み、そして応援のお願いについて

この度の森林火災が発生した大船渡市について、そして、最も被害が大きい地区である綾里地区の漁師が東日本大震災から再建してきた歩みについて紹介しています。加えて、今回の被害の大きさと生業の再建についてまとめています。

 

震災から再起した綾里の漁師たち 火災からの漁業再開を応援したい

https://poke-m.com/stories/2633

 

②「東北食べる通信」編集長 阿部正幸からのメッセージと、現地漁師に密着した過去号を無償公開

綾里地区に在住する、食べもの付き情報誌「東北食べる通信」の編集長、阿部正幸からのメッセージと、地区の漁師を特集した「東北食べる通信」の内容を購読者以外の方にも無償公開しています。

 

【大船渡の山火事について】想いを届けたい「現地漁師に密着した情報誌を特別公開」

https://poke-m.com/stories/2630

 

【当社代表取締役社長 高橋博之より】

今回、未曽有の大規模火災に見舞われた岩手県大船渡市綾里は、私たちの思い入れの深い、雨風太陽の大切なルーツのひとつです。ポケットマルシェの前身の食べもの付き情報誌「東北食べる通信」で、創刊翌年の2014年に綾里でホタテ養殖を営む佐々木淳さんを特集しました。当時、編集長を務めていた私が何度も綾里に取材に通い、東日本大震災のときに力を発揮した綾里の生産者と都市部の消費者の絆の物語を原稿にまとめました。その後、その絆を一層強固なものとするべく、綾里漁協の協力の下、「綾里食べる通信」が創刊され、購読した都市部の消費者たちが都内のマルシェで漁師たちの代わりに出店し、代理販売するなどの交流を深めてきました。

 

現在、東北食べる通信3代目編集長を務める阿部正幸は綾里に居を構えており、綾里漁協でも仕事をしています。今回の大規模火災の被害の全容はまだ明らかになっていませんが、阿部を通じて被災地の現状を生産者の目線で都市に伝えていきたいと思います。私たちの豊かな消費社会の命綱である地方の漁村の苦境を決して他人事にしてはなりません。生産者あっての消費者、消費者あっての生産者。私たちはこれまでポケットマルシェなどの事業を通じて育んできた生産者と消費者のつながりの力を存分に発揮し、綾里の漁師のみなさんがこれから先も綾里で生産活動をして生きていけるように全力で支援していきます。

 

【直近の生産者支援事例】

◆能登半島地震

2024年1月

ポケットマルシェ生産者の食材提供のもと「ポケマル炊き出し支援プロジェクト」を実施

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000046526.html

 

◆ ALPS処理水放出

2023年8月

「#ニッポンの魚介を食べて応援」タグの設置と送料500円OFFを実施

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000046526.html

 

2023年12月

全国のホタテの送料無料施策を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000046526.html

 

◆ 自然災害

2023年7月(令和5年7月豪雨)

応援商品の販売、「#豪雨被害のご支援をお願いします」タグの設置

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000046526.html

 

2023年8月(台風6,7号)

応援商品の販売、送料500円OFFを実施

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000046526.html

 

【ポケットマルシェについて】

ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供開始は2016年9月。現在、約8,500名(2024年12月時点)の農家・漁師が登録し、約15,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数はコロナ禍前から約15.8倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約82万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。

 

ポケマル公式X(旧Twitter):https://x.com/pocket_marche

ポケマル公式Instagram:https://www.instagram.com/pocket.marche/

ポケマル公式note:https://note.com/pocket_marche

 

【会社概要】

「都市と地方をかきまぜる」をミッションとし、「都市と地方」「生産者と消費者」「人間と自然」など、両者の間にある「分断」をつなぎ、かきまぜ、その境目をなくすこと。そして、生かし、生かされあう関係を実感することで、感謝や喜びを感じられる社会を作ることを目指しています。

 

会社名: 株式会社雨風太陽

代表者名: 高橋博之

所在地: 岩手県花巻市大通一丁目1番43-2 花巻駅構内

東京オフィス: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F

事業内容:

・個人向け食品関連サービス

CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」、サブスクリプションサービス、食材付き情報誌「食べる通信」、ふるさと納税プラットフォーム「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営

・個人向け旅行関連サービス

ポケマルおやこ地方留学の企画・実施

・企業・自治体向けサービス

自治体支援サービス、法人向け食材販売等の企画・実施

URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/

ポケットマルシェX
ポケットマルシェフェイスブック
ポケットマルシェライン