社会的財務諸表

当社が社会性を追い求める理由

当社のルーツは、代表の高橋が東日本大震災の被災地で、都市の消費者と地方の生産者が初めて出会い、お互いを知り、共に活動する中で関係が深まっていく様子を目の当たりにしたことから、事業コンセプトを発案し、立ち上げたNPO法人にあります。

「消費者と生産者がもう一度関係性を紡ぎ直すことで、“疲弊する都市”と“衰退する地方”の双方が抱える課題を同時に解決できるのではないか」という考えが創業の原点であり、2023年12月の東京証券取引所グロース市場へのインパクトIPO以降も、「社会にポジティブな変化をもたらすこと」を目指し、事業を展開してきました。

当社の事業は、高橋の講演や車座、全国行脚などを中心とした非事業活動で獲得したソーシャルアセット(≒ 仲間・つながり)によって開発されています。これらのソーシャルアセットは単事業年度で獲得できるものではなく、時間をかけて蓄積されるものであり、その蓄積こそが当社の事業に大きなプラスの影響を与えてきました。

当社は、2025年1月より、これまで以上に「社会性」と「経済性」を両立させる組織を目指し、社会性を追求する代表取締役社長と、経済性を追求する代表取締役副社長の2人代表制へと移行しました。加えて、インパクト共創室を新設し、 「社会的財務諸表」という考え方を発表、社会的な活動を定量的に計測・報告し、会社全体のインパクト創出と管理を実施していく運びとなりました。

社会的財務諸表について

2024年12月に発表した「これからの社会的及び経済的な財務諸表の考え方」では、当社の事業活動ならびに事業外活動のすべての起点に「Visionの共感・賛同」というソーシャルアセットを位置付けています。

また、これまでインパクトの創出は事業活動によるものに限定されていましたが、今後はソーシャルアセットの蓄積により、会社外からの資金を獲得していくことで、事業外活動からのインパクト創出も目指していきます。

なお、社会的財務諸表において定めた項目は、下記のように算出しています。

Vision発信量 [ソーシャルキャピタル]:時間人
高橋が対面でビジョンを伝えた人数や、オウンドメディアでの発信、外部メディアからの露出を、その影響力に応じた係数を掛けて、”1人に対して1時間ビジョンを伝えた”ことに相当する「時間人」という単位を用いて、ポイントを算出します。
Vision共感者数 [ソーシャルアセット]:人
ビジョンに共感し、プロジェクトを共創した方や、行動変容がおきたユーザーを”仲間”として、その「人数」を算出します。
会社外から獲得した活動資源 [インプット]:
インパクト創出のために獲得した資金や共創した団体の数を計測します。
事業外活動[ソーシャルアクティビティ]:
インパクト創出のために共創したプロジェクト数を計測します。
インパクト
  • 事業から創出されるインパクト
  • 事業外から創出されるインパクト
  • マイナスのインパクト

インパクトレポートの中で実績を報告します。

活動実績

2024年までに蓄積したソーシャルキャピタル/ソーシャルアセットの実績と、獲得した活動資源や、事業外活動の実績を集計、公表しています。
2025年以降の実績は本ページならびに、インパクトレポート、noteの中で報告を行います。

Vision発信量
[Social Capital]
Vision共感者数
[Social Asset]
会社外から獲得した活動資源
[Input]
事業外活動
[Social Activity]
単位 時間人
2024年迄累計 400,156 14,675 ¥119,760,000
  • のと未来トーク
  • NOTOMORI
  • 石川県復興イベント 等
2025年12月期予算 40,000 3,000 ¥100,000,000 10
2025年2月末実績 6,351 251 ¥0 0

インパクトの創出実績は、インパクトレポートの中で実績を報告します。
本レポートは、「関係人口とインパクト」ページの中で、四半期に一度更新されます。

当社の社会的財務諸表についての取り組みはnoteにて詳細を報告しています。

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