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被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を開始 産直アプリ「ポケットマルシェ」が自然災害による被災生産者の支援を強化 〜地球温暖化が進行し、大雨などの「極端現象」の深刻さが増大するというIPCC報告等を受け〜
2021.08.19
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全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、自然災害による被災生産者の支援強化を目的に、豪雨等により当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の販売を新たに開始しました。また、被災した生産者が出品時に使用可能なタグをサービス上に設置しました。これにより、自然災害による被災生産者と、応援したい消費者とのマッチングを強化します。

 

 

1)自然災害による被災生産者支援の取り組み強化について
◆ 背景
2021年8月に公表されたIPCCの第6次評価報告書では、地球温暖化の原因は人間の活動であると初めて断定されました(※1)。報告書では、地球温暖化が進行すると大雨などの「極端現象」の深刻さが増大するということや、向こう数十年の間に温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、世界平均気温が今世紀中に2℃を超えるということが予測されています。気象庁は、世界平均気温が2度以上上昇すると、大雨及び短時間強雨の発生頻度が全国平均では有意に増加するという予測を発表しています(※2)。

 

2021年は、台風8号や令和3年8月豪雨をはじめとした自然災害の影響で、多くの生産現場が被害を受けました。当社にも、畑の水没や、生産物の生育不良、落果といった被害情報が生産者より寄せられています。

 

このような状況を受け、当社では、自然災害によって被害を受けた生産者の支援を強化します。

 

※1:2021年8月 環境省「IPCC AR6/WG1報告書の政策決定者向け要約(SPM)の概要」より
※2:2020年12月 文部科学省 気象庁 「日本の気候変動2020 大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書」より

 

◆ 取り組み概要
① 被災生産者を金銭面で応援可能な「まごごろ商品」の販売を開始
被災したことにより、当面の生産活動や生鮮品の出品が困難になった生産者がいることを受け、被災生産者を金銭面で応援可能な「まごころ商品」の出品を可能にしました。8月17日(火)より、令和3年8月豪雨で被災した生産者の「まごころ商品」の販売をポケットマルシェ上で開始しています。現在、「まごころ商品」は500円(税込)、999円(税込)、3,000円(税込)、10,000円(税込)の4つの価格で出品されており、購入者には応援へのお礼として、生産者とポケットマルシェスタッフからのお礼の手紙と、ポケマルステッカーが送られます。本商品の売上は全額が生産者に支払われます。

 

「まごころ商品」一覧:https://is.gd/Ihhbdf

 

② 被災生産者の出品可能な商品を集めたタグを設置
自然災害により被災した生産者と、商品を買って応援したいと考える消費者とのマッチングを促進すべく、被災生産者の出品可能な商品を集めたタグをポケットマルシェ上に設置します。8月17日(火)には、同月に豪雨の被害を受けた生産者の商品に付与可能な、「#令和3年8月豪雨被害で困っています」タグを用意しました。
タグは、被害を受けた生産者が食材を出品する際に使用するもので、商品説明文には自然災害による被害状況を記載しています。

 

「#令和3年8月豪雨被害で困っています」商品一覧:https://is.gd/MocoNY

出品商品数(8月18日(水)20:00時点): 29点
出品生産者数(8月18日(水)20:00時点): 14名

 

2)各地の被害状況について
◆ 長崎県島原市 西川公浩さん(ニンジン)
https://poke-m.com/producers/269192
島原ではたった1週間で、平年の1年間の雨量の4割から5割にも相当する雨が集中して降りました。例年であれば鮮やかな緑色をしたニンジンの芽が畑いっぱいにみられるのですが、ニンジンの種子を播いた圃場は川のように雨水が流れ池のように冠水し、まだ被害の全容はわかっていません。今回の被害を受け、「まごころ商品」を出品しました。

 

◆ 福岡県うきは市 佐々木裕記さん(桃)
https://poke-m.com/producers/39719
豪雨の影響で桃畑が半分浸水し、強風の影響もあり約1,000玉もの桃が落下して廃棄せざるを得ない状況です。2年連続で浸水したため、木の根の傷みが激しく今年20本程桃の木を切ることを決めました。

 

◆ 岡山県岡山市 近藤広幸さん(ぶどう)
https://poke-m.com/producers/15604
豪雨被害によりぶどうが裂果をした房が多数発生しました。ぶどうが雨の水分を、葉や根から多く吸ってしまった結果、実が大きくなるので、耐えきれなくなった皮が破れてしまいます。これを「裂果(れっか)」といいますが、この裂果が今後も多く発生する可能性があります。

◆ 熊本県天草市 岩下龍志さん(れんこん)
https://poke-m.com/producers/355758
被害の全貌は把握中ですが、水没や土砂が流れ込み、農地や機械の多くが被害を受けています。復旧に時間がかかるため、収穫再開は9月以降になってしまう見込みです。

 

3)当社の支援事例
◆ 自然災害
2020年7月(令和2年7月豪雨)
「#豪雨被害で困っています」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html

 

2020年9月(台風9号・10号)
記事およびSNSでの情報発信、「#台風被害で困っています」タグの設置
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046526.html

 

◆ 新型コロナウイルス感染拡大
2020年3月
「フードレスキュー特集」記事の公開、「#新型コロナで困っています」タグの設置、「食材5%OFFクーポン」の発行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000046526.html

 

「#新型コロナを吹き飛ばせ」タグの設置、特集記事の公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000046526.html

 

2020年4月
生産者の審査体制強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000046526.html

 

初回送料無料クーポンの提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000046526.html

 

初回送料無料クーポンの提供期間延長
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000046526.html

 

2020年12月
「#フードレスキュー特集」タグの設置、「フードレスキュー特集」記事の公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000046526.html

 

2021年3月
一部商品の送料無料化、150箇所のこども食堂への食材提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000046526.html

 

◆ 東日本大震災
2021年2月
「3.11応援商品」の販売・特設サイトの公開、オンラインイベントの開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000046526.html

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