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ポケットマルシェが、国産のナチュラルチーズを毎月食べくらべできるサブスクサービス「にっぽんのチーズ定期便」を立ち上げ 〜チーズの消費量が拡大する中で、希少な国産チーズとそのつくり手の魅力を発信〜
2022.07.06
  • リリース
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、2022年7月6日(水)より国産チーズのサブスクリプションサービス「にっぽんのチーズ定期便」を開始します。国内のチーズ消費量が拡大する中、輸入品と比較して希少と言える国産チーズとそのつくり手の魅力を伝えます。

 

「にっぽんのチーズ定期便」詳細ページ: https://poke-m.com/stories/2179

 

 

【概要】

「にっぽんのチーズ定期便」は、毎月1回、国産のナチュラルチーズが自宅に届くサブスクリプションサービスです。日本国内で作られた様々なチーズを食べくらべすることができ、新たな味、お気に入りの味に出会えます。

 

毎月、メインのチーズと、その他のチーズ数種類を旬に応じてセレクトします。さらに、メインのチーズとそのつくり手のストーリーを載せたウェブマガジンを配信することで、国産チーズの魅力をお伝えします。チーズのセレクトは、国産チーズへの造詣が深い「北海道チーズフェス」運営事務局にサポートいただきます。

 

本サービスの利用者のみが楽しめるウェブマガジンは、石川尚美さんをはじめとする、チーズプロフェッショナル等のチーズの有資格者監修のもと制作し配信します。お届けするチーズとつくり手のストーリーに加えて、チーズの基礎知識や歴史などを掲載予定です。つくり手のこだわりを知った上でチーズを味わうことができ、また、届いたチーズに合うお酒やおつまみを知ることも可能です。

 

■ サービス詳細
サービス名: にっぽんのチーズ定期便
申し込みURL: https://poke-m.com/stories/2179
商品金額: 2,900円(税込・送料別)/月
お届け頻度: 毎月1回

 

【お送りするチーズの例】

初回となる2022年8月は、メインのチーズとして、共働学舎新得農場 宮嶋望さんのチーズ2種をお届け予定です。

 

 

1. シントコ

 

 

「シントコ」は直径約60cm、重さ約30kgの大型チーズです。フランスの代表的なハードタイプのチーズ「コンテ」をモデルに開発されました。放牧している春(5月)から秋(10月)のミルクのみでつくり、10ヶ月以上熟成させたもので、栗のような香ばしさのある味わいが特徴です。
内容量: 130g

 

2. フロマージュブラン

 

 

フロマージュ・ブランはフランス語で「白いチーズ」を意味するフレッシュチーズです。乳酸発酵の途中でミルクを固める酵素を入れ、脱水してつくります。そのまま食べるほかに、季節のフルーツと合わせてデザートにするなど、幅広く楽しめます。
内容量: 100g 1カップ

 

 

【背景】

農林水産省のデータによると、国内において、チーズの1人当たり消費量は近年増加傾向にあります。ところが、国産チーズに限って見ると1人当たり消費量は長年ほぼ横ばいで推移しており、また、輸入チーズと比べて消費量が少ないことがわかります。(注)

 

チーズの需要が広がる一方で、まだ食卓に並ぶことの少ない国産チーズですが、チーズ国際コンクールでの上位入賞を果たし、輸出量も年々増加傾向にあるなど、国外でもその品質が認められています。この度、国産チーズの魅力を伝えたいという思いから、「にっぽんのチーズ定期便」を開始します。

 

当社は、2013年に発刊した食べもの付き情報誌「東北食べる通信( https://tohokutaberu.me/ )」や、2016年スタートの産直EC「ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )」を通じて、食材やその生産者の魅力を発信してきました。「にっぽんのチーズ定期便」でも同様に、食べものの裏側にあるストーリーを広く伝えていきます。

 

注: 2022年6月 農林水産省「最近の牛乳乳製品をめぐる情勢について」より

 

「北海道チーズフェス」運営事務局 林 真由さんより】

グラタンやリゾットなどチーズ料理が家庭でも浸透し、チーズを常備する家庭も増えたと思いますが、スーパーに並ぶのは輸入チーズが大多数です。世界の技術に追いつけと、技術を高めてきた日本チーズは今や世界のレベルに肩を並べ、日本ならではの風土や味覚に合ったチーズが生まれています。チーズ工房も300軒を超えるほどに増えました。

 

ですが、入手できる場所が少ないことや、単価が高いことにより普及はなかなか進んでいません。経済連携協定により輸入チーズはより安価に入ってくる時代が訪れます。日本のチーズ単価が高いことには原材料の乳価問題等もありますが、そのような中で輸入チーズに対する競争力を高めるためには、消費拡大により市場を育てる必要があります。一部の方の嗜好品にとどまらず、もっと身近にチーズを感じてもらいたいと考えています。

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