当社では、生産の拠点である地方が持続可能となる未来の実現を目指しています。
当社が運営する産直EC「ポケットマルシェ」には、日本にある市町村の85.2%*をカバーする、全国約8,400名超の生産者ネットワークがあり、当社の事業運営の基盤となっています。
日本全国
8,400名の生産者に
支えられています。
Map data©2023 Google, TMap Mobility
そのため、地方ならびに生産者の持続可能性は、当社にとっても最重要なポイントです。
一方で、現在全国の生産現場は、気候変動や自然災害、世界情勢の変化の影響を受け、深刻な環境の変化に直面しています。
当社には、全国の各地の生産者を通じて得た情報や知見を活用し、サステナビリティについて社会に広く啓発する責務があると考えています。今後も、事業活動全体を通じて、地域や文化、そして地球のサステナビリティに向き合っていきます。
ポケットマルシェ/おやこ地方留学
ポケットマルシェでの販売を通じて生産環境を安定化させ、「ポケマル生産者支援プロジェクト」等を通して、災害時の応援商品開発などを、生産環境の復興に迅速に対応していきます。また、おやこ地方留学事業を通じて、生産者が収入を得る機会を「生産」以外にも増やすことで、所得向上に寄与したいと考えています。
ポケマルでんき/ソーラーシェアリング/洋上風力
再生可能エネルギー100%の電気を提供し、生産者を支援できる「ポケマルでんき」を通して、消費者とともにエネルギーへの理解を深めていきます。また、ポケットマルシェの生産者ネットワークを活用し、ソーラーシェアリングや洋上風力発電などを推進し、発電自体にも寄与していきます。
ポケットマルシェ
生産者が直接値付けし、出品から販売まで行うことで生産物の価値をあげられるほか、消費者からの声が直接届くため、自らの仕事の価値を実感できるようになります。また、消費者も生産者を応援し、支えている実感を得ることで、より地域経済の活性化のために寄与していくと考えています。
関係人口創出/自治体支援
関係人口の創出のために、これまで全国の80以上の自治体と連携しながら生産者の直販支援や地産品プロモーション支援を進めてきました。持続可能な町づくりを実践するため、関係人口を創出する事業を通じて地方の社会課題の解決に取り組んでいきます。
規格外/未利用魚
生産者が一般的な流通には乗らない規格外の生産物や未利用魚、売り場が無い商品や、賞味期限が近い品などを出品できるよう、「訳ありポケマルシェ」といった取り組みを行っています。これらの商品を広く消費者に発信するため、広報やプロモーション活動を通じ啓発を行い、廃棄される食料を削減しています。
応援出品サポート/カナリアの声/生産者支援プロジェクト
災害時に迅速に生産者のサポートを行い、応援商品の出品などを行っています。また気候変動の生産現場への影響を「カナリアの声」という名称でコンテンツ化し定期的に発信を行っているほか、企業や個人からの支援により集まった生産者支援金を、気候変動や自然災害、世界情勢の変化といった有事の際に生産者支援のために活用する「生産者支援」プロジェクトを推進しています。
ポケットマルシェ/食べる通信/こども食育クラブ
持続可能な水産業を支援すべく、漁業者や漁業協同組合等の関係団体と連携し、漁師の直販を支援する施策を実施しています。また、「食べる通信」や「ポケマルこども食育クラブ」の食育冊子を通して、生産の裏側やその背景となる情報、コンテンツを同時に消費者に提供し、啓発しています。
食べる通信/こども食育クラブ/おやこ地方留学
「食べる通信」や「ポケマルこども食育クラブ」の食育冊子を通して、自然の持続可能性について、そこから獲れる食材と、その環境についての情報やコンテンツを消費者に提供し、啓発しています。また、地方留学事業にて生産現場へ実際に足を運ぶプログラムを提供することで、その身をもって生産現場の裏側を知り、持続可能性への理解を深めています。
企業や個人からの支援により集まった生産者支援金を、気候変動や自然災害、世界情勢の変化といった有事の際に生産者支援のために活用しています。
また、本プロジェクトに賛同いただける企業様を募集しています。プロモーションや福利厚生に使えるメニューを用意しているほか、自社の広報活動にも活用いただけます。
環境に配慮した生産者の取り組みや、おやこ地方留学の体験記、ポケットマルシェを通じて関係性が深まった生産者と消費者のつながり等について発信を行っています。
「ポケットマルシェ」登録生産者に、環境の変化と生産への影響に関するヒアリングを実施し、変化が深刻化している中で、消費者に伝えたい想いをお聞きしています。