生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、600品以上の商品の送料無料化と約150箇所のこども食堂への食材提供を実施し、コロナ禍で困難を抱える生産者と消費者の「共助」の関係性を創出することを目指します。これらの取組は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、販路が縮小した農林水産物の販路多様化を推進する農林水産省の事業の補助により行います。
【実施概要】
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、販路を失った生産者の販路多様化を支援する農林水産省の「令和2年度国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業」(以下「本事業」)に参画します。本事業により、対象となる農林⽔産物はインターネット販売時の送料が補助されるため、ポケットマルシェ上にて送料無料で販売が可能となります。また、本事業によりこども食堂等への食材提供に必要な経費(食材調達費・輸送費等)が補助されることを受け、対象となる農林⽔産物をこども食堂へ提供する取組を実施します。
1. 送料無料化の取組
■ 対象農林水産物
・送料無料対象商品数 約600品(3/11時点)
※ 送料無料対象商品は、今後追加となる予定です。
送料無料対象商品一覧: https://bit.ly/38rsE7k
・商品例
熊本県|あか牛の三協グループ|甲斐誠一さん
【ローストビーフに!】あか牛『甲誠牛』モモブロック 500g×2
https://poke-m.com/products/74949
佐賀県|株式会社香月農園|香月涼子さん
いよいよ販売開始!!佐賀県産「さがほのか」280g×4
https://poke-m.com/products/123178
■ 送料無料適用期間
2021年3月11日(木)〜 2021年3月下旬
※ 期間は変更になる場合がございます。
■ 注文方法
ポケットマルシェ上でハッシュタグ「#対象品目が送料無料」が付与された商品が、送料無料の対象となります。送料無料はご注文時に自動で適用されます。
2. こども食堂への食材提供の取組
■ 提供先
・全国のこども食堂 約150箇所
・想定食材提供人数 約13,000人
■ 提供食材
こども食堂で扱いやすい、日持ちがする食材を選んでいます。
・コシヒカリ(有限会社たけもと農場 竹本彰吾さん)
・緑茶ティーバッグ(有限会社グリーンワールド八女 平井英治さん)
・ボイルホタテ 冷凍(有限会社イチヤマジュウ塩越商店 塩越剛さん)
・サーモン 冷凍(株式会社あおもり海山 野呂英樹さん)
■ その他提供コンテンツ
食育機会としての、農水産物や生産活動の様子、一次生産への想いを語った各生産者からのビデオメッセージ
【背景】
当社は、生産者と消費者が直接つながることで生まれる「共助」の関係性を重視し、「共助の社会を実現する」をビジョンに掲げています。本事業は、そのような関係性が生まれる一つのきっかけになると考え、参画を決定いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大以降、飲食店の休業や休校等の影響により販路が縮小したことで、過剰在庫や売り上げ減少に悩む生産者の声が多く聞かれます。当社が実施した2021年1月の調査では、2020年4月7日(火)に緊急事態宣言が発令されたことにより、43.0%の生産者が「売上が減少した」と回答しました。
2021年1月8日発表「緊急事態宣言に関する生産者調査」より https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000046526.html
ポケットマルシェ上では、そうした困難を抱える生産者と窮屈な生活を余儀なくされている消費者が、共に助け合う動きが広がっています。2020年6月22日(月)から2021年1月28日(木)にかけて参画した農林水産省の事業(注1)による一部商品送料無料化の取組は、そのような動きを加速させる一つのきっかけとなりました。今回も、一部商品送料無料化の取組を実施することで、生産者と消費者の「共助」の関係性創出を目指します。
注1:令和2年度 国産農林水産物等販売促進緊急対策事業 品目横断的販売促進緊急対策事業におけるインターネット販売推進事業( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000046526.html )
加えて、こども食堂への食材提供の取組を実施します。当社は2020年2月に、認定特定非営利活動法人カタリバと連携し、ポケットマルシェ利用者の寄付で生産者からカタリバが運営する食事支援の拠点へ直接食材を届ける「こども食卓応援プロジェクト( https://www.katariba.or.jp/news/2020/02/12/20218/ )」を開始しましたが、今回は本事業への参画により、コロナ禍で困難を抱えるこどもたちと販路縮小に悩む生産者がつながり、「共助」の関係性が生まれることを期待します。また、単に食材を提供するだけでなく、生産者からの生産の過程や想いを伝えるビデオメッセージを合わせて配信することで、こどもたちの農林水産物やその生産活動へのさらなる理解増進にも貢献したいと考えています。本事業を通じて生まれたこども食堂とのネットワークや蓄積したノウハウは、今後の取組にも活かしてまいります。
【令和2年度国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業について】
新型コロナウイルス感染症の影響で販路を失った国産農林水産物等について、販路の多様化や地域の特色を生かした交流イベント等を通じて、需要に応じた販売活動の多様化に資する施策を一体的かつ総合的に推進することを目的にした農林水産省の事業です。
https://hanrotayouka.jp/生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、東日本大震災から10年というタイミングで当社が展開する「東北応援プロジェクト」の一環として、東北被災3県の食材が毎月順番に届く食材アソートサービス「東北3県「推しに出会える」定期便」の販売を、4,800円(税込・送料別)にて、2021年3月5日(金)より開始します。本サービスを通じて東北の魅力を発信し、さらには当社代表高橋が提唱した「関係人口」の創出を目指します。
申し込みURL: https://poke-m.com/stories/1665
【背景】
東日本大震災からの10年間、困難に立ち向かってきた東北の魅力を伝えるべく、本サービスを開始します。通常、産直アプリ「ポケットマルシェ」では生産者から食材が直送されますが、本サービスでは、ヤマト運輸の営業倉庫に食材を集約して詰め合わせ・梱包を行うことで、複数の生産者の食材を一度に消費者の元へ届けられるようになります。手軽に様々な東北の食材・生産者に触れる機会を設けることで、消費者に「食」から東北の魅力を実感してもらうことが狙いです。
また、当社代表の高橋が提唱した、地域と多様な形で関わる「関係人口」の創出を意図し、ただ商品を購入するだけではなく、Zoom交流会を通じて購入者が生産者と直接やりとりできる仕組みも導入します。コロナ下の今、まずはオンラインで言葉を交わして産地や生産者の魅力を知ることが、今後現地に足を運ぶきっかけとなることを期待します。
【食材アソート定期便 概要】
東北被災3県(岩手・宮城・福島)の複数の生産者の食材を詰め合わせて、2021年4月〜6月の期間中、毎月お届けします。4月に岩手、5月に宮城、6月に福島の食材のお届けを予定しています。今回は、限定100セットの販売となります。
また、購入特典として、届いた食材の生産者と直接話せるZoom交流会にご参加いただけます。Zoom交流会の案内は、ポケットマルシェ内のメッセージ機能で購入者に直接お送りします。Zoom交流会は商品発送日から1週間以内での開催を予定しており、生産者に食材のおいしい食べ方を質問するといったコミュニケーションが可能です。
▼ サービス詳細
サービス名: 東北3県「推しに出会える」定期便
申し込みURL: https://poke-m.com/stories/1665
申し込み期間: 2021年3月5日(金)13時 〜 3月25日(木)21時
商品金額: 4,800円(税込・送料別)/月
販売数: 100セット(先着順)
配送方法: ヤマト運輸 クール宅急便(冷凍)
配送タイミング:2021年4月上旬、5月上旬、6月上旬の3回
【お届け予定の食材】
2021年4月には、岩手県の生産者3名の食材を1箱に詰め合わせてお届けします。
・柿木敏由貴さんの短角牛 バラスライス焼肉用 150g(久慈市)

・高橋誠さんの白金豚 モモブロック 500g(花巻市)

・馬場淳さんの冷凍ホワイトアスパラガス 5本(二戸市)

2021年5月には、宮城県の生産者3名の食材を1箱に詰め合わせてお届けします。
・臼井壯太朗さんの極上天然まぐろ100%のたたき 250g(気仙沼市)

・佐藤裕美さんの赤豚のカタ切り落とし 250g(登米市)

・柴田修司さんの冷凍いちご 500g(亘理郡山元町)

2021年6月にお届けする福島県の生産者の食材は、後日購入者にお知らせします。
※画像は、お届けする食材の状態・量と異なる場合がございます。
【東北応援プロジェクトについて】
当社は、岩手県議会議員を務めていた高橋が、東日本大震災の被災地で、被災生産者と都市からボランティアで訪れた消費者が直接つながることによる「共助」の関係性構築を目にしたことがきっかけで創業した企業です。2013年開始の食べ物付き情報誌「東北食べる通信( https://tohokutaberu.me/ )」や2016年開始の「ポケットマルシェ」上で生産者のストーリーを長年発信してきた当社は、東北の被災生産者の10年をより多くの人に伝え、生産者と消費者が直接つながることでさらなる「共助」の関係を生む場を作るべく、「東北応援プロジェクト」を開始しました。
本プロジェクトでは、今年2月17日(水)より、被災生産者の食材を「3.11応援商品」として購入できる特設サイト( https://poke-m.com/lp/pokemaru311 )を公開し、震災からの10年における生産者のストーリーと合わせて紹介しています。また、3月6日(土)には、ライブコマースや料理教室を通じて、生産者と消費者をつなぐオンラインイベントを実施予定です。生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、東日本大震災から10年を前に、被災生産者の想いを消費者が知り、両者がつながる場を作る目的で「東北応援プロジェクト」を始動します。東北生産者の商品を買って応援する「3.11応援商品」を2021年2月17日(水)から販売するほか、農家や漁師とつながれる場として東北の生産者をゲストに迎えたライブコマース等のオンラインイベントを2021年3月6日(土)に開催します。また、地域貢献についてなど、被災生産者の今の想いを伝えるサイト( URL: https://poke-m.com/lp/pokemaru311 )も公開します。
【背景】
当社は、岩手県議会議員を務めていた高橋が、東日本大震災の被災地で生産者と消費者がつながることの意義を目の当たりにしたことがきっかけで立ち上げた企業で、2013年に食べ物付き情報誌「東北食べる通信」を、2016年に産直アプリ「ポケットマルシェ」を開始しました。震災当時、被災地では、被災した生産者と都市からボランティア活動のために訪れた消費者が交流する中で、生産者は食べものの裏側にある価値を消費者に伝えることができた一方で、消費者は自らの持つスキルやノウハウが目の前の生産者から必要とされることにより、やりがいを感じられる状況でした。この経験から、当社は、生産者と消費者がお互いを知り、分断を越えてつながることが、両者の抱える課題を解決すると考えています。
「東北食べる通信」では生産者に寄り添いながら毎月緻密な取材を重ね、食べ物の裏側にある人や地域などのストーリーを約100号発刊しており、また、4,700名の生産者が登録している「ポケットマルシェ」でも日々多様なストーリーが生産者により発信されています。生産者のストーリーを長年伝えてきた当社だからこそ、被災地の今をより多くの人に伝え、生産者と消費者が直接つながる場を作ることで、過疎高齢化をはじめとした生産現場の課題解決を目指したいという思いから、この度、東北の被災生産者の10年を伝える「東北応援プロジェクト」を開始します。
【東北応援プロジェクト 概要】
1. 「3.11応援商品」の販売・特設サイトの公開
東北の被災生産者の出品商品を、「3.11応援商品」として震災から10年のストーリーとともに特設サイト上で公開しました。特設サイトオープン時点では、5名の生産者の商品(税込3,110円、送料別)を掲載しています。
特設サイトURL: https://poke-m.com/lp/pokemaru311
掲載生産者・商品:
・三浦隆弘さん(宮城県名取市)https://poke-m.com/products/123650
・兼澤幸男さん(岩手県上閉伊郡大槌町)https://poke-m.com/products/123350
・菊地将兵さん(福島県相馬市) https://poke-m.com/products/123187
・千葉豪さん(岩手県大船渡市) https://poke-m.com/products/126404
・加藤絵美さん(福島県福島市) https://poke-m.com/products/123324
2. オンラインイベントの開催
2021年3月6日(土)に、東北の生産者のストーリーと彼らが困難の中で作ってきた食材の魅力を伝え、また生産者と消費者がつながる場を作るべく、オンラインイベントを実施します。
イベント前半では、3名の生産者がライブコマース形式で、食材の魅力やその裏にあるストーリーを語ります。リアルタイムで消費者からの質問も受け付けます。イベント後半では、「食べる通信」をきっかけに生産者と深くつながり、第2の仕事として巻き寿司作家をはじめられた八幡名子さんに、「生産者の想いも巻き込む巻き寿司」の作り方を教わる料理教室をライブ配信します。
◆ イベント詳細
実施日時: 2021年3月6日(土)13:00〜17:30
実施方法:「ポケットマルシェ」公式Facebook、YouTube、Twitterによる同時配信
・Facebook https://www.facebook.com/pocketmarchejp/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCcHTWckyqpyD5f8sBvIUItw
・Twitter https://twitter.com/pocket_marche
参加方法: 上記URLのいずれかにアクセス
参加費: 無料
ゲスト:
[ライブコマース]
・三浦隆弘さん(宮城県名取市/せり https://poke-m.com/producers/42914 )
・加藤絵美さん(福島県福島市/米・ビール https://poke-m.com/producers/38 )
・兼澤幸男さん(岩手県上閉伊郡大槌町/鹿肉 https://poke-m.com/producers/167737 )
[料理教室]
・八幡名子さん(巻き寿司作家 https://www.yahatameikomaki.com/ )
※ イベント詳細に記載の内容は、変更になる可能性がございます。
3. 「東北食べる通信」特集記事のweb公開
食べ物の裏側にある生産者のストーリーを深く掘り下げた、食べ物付き情報誌「東北食べる通信」の特集記事の一部をWeb上に公開しました。第1弾は、岩手県山田町で「赤皿貝」の価値を見出した漁師、佐々木友彦さんのストーリーです。
特集記事URL: https://taberu.me/post/yomimono/20210210/15854.html生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、東日本大震災の発生からまもなく10年を迎えるにあたり、全国の生産者157名を対象に調査を実施し、農林水産業に関する生産者の災害対策状況をまとめました。
【総括】
本調査の結果から、9割以上の生産者が「消費者との関係性を深めること」が災害対策につながると考えており、関係性を深めることが災害時のレジリエンス(復元力)強化にもつながると認識していることがわかりました。さらに、被災経験のある生産者の約5割が消費者との関係性に助けられた経験があり、そのうち3.6割はポケットマルシェを通じて出会った消費者に助けられたと回答しています。また、災害時に生産者同士の関係性に助けられた経験があると回答した生産者は4割以上にのぼりました。
当社は、東日本大震災時に見られた生産者と消費者がお互いに助け合う「共助の関係」を、平常時から生み出すことを目指して立ち上がった企業です。災害対策においてはハウスの強靭化などのハード面が強調されがちですが、自然災害が頻発し想定外の事態が相次ぐ昨今、平常時から緊急時に助け合える関係性を構築していくことの重要性は高まっていると考えます。本調査では、生産者が消費者との関係性構築を重視しており、また、関係性を構築することで災害時に支援が得られている実態がうかがえます。
【主なトピックス】
■被災経験について
・生産者の約3割(26.8%)が東日本大震災による被害を、約6割(61.1%)が震災以外の自然災害による被害を受けた
東日本大震災の被害内容としては、原発事故による風評被害などで販売(出荷制限など)における被害が85.7%と最多、東日本大震災以外の自然災害による被害の内容としては、生産(生産物・施設・機械の損壊など)が89.6%と最多。
■災害時の支援経験について
・被災経験のある生産者の約半数(46.5%)が、ボランティア活動や応援消費などを通じて「消費者との関係性」に助けられた経験があるほか、約4割(42.9%)が、復旧・復興の手伝いや情報交換などを通じて「生産者同士の関係性」に助けられた経験がある
東日本大震災を含む自然災害による被害を受けた生産者のうち、46.5%が「消費者との関係性」に助けられた経験があると回答。具体的には、復旧・復興のボランティア活動や、次期作の予約や継続的な商品購入といった応援消費が挙げられた。また、42.9%が「生産者同士の関係性」に助けられた経験があると回答。具体的には、土砂の運び出しや農機具の貸し出しなどの復旧・復興作業の手伝い、補助金の申請方法や販売先に関する情報交換などが挙げられた。
■災害対策への意識について
・9割以上(92.4%)の生産者が災害対策を重視
内訳は「とても重視している(56.7%)」「やや重視している(35.7%)」。
・9割以上の生産者が、日頃から「消費者および生産者と関係性を深めること」は災害対策につながると認識
「消費者と直接つながり関係性を深めること」を重視する生産者は93.6%、「生産者同士でつながり関係性を深めること」を重視する生産者はさらに多く96.8%にのぼる。
■ポケットマルシェ利用時の「関係性」への意識について
・9割以上の生産者が、ポケットマルシェ利用時に「消費者との関係性を深めること」を重視
「とても意識している(59.9%)」「やや意識している(34.4%)」と9割以上の生産者が、ポケットマルシェ上で消費者との関係性を深めることを意識。また、「生産者同士の関係性を深めること」を意識している生産者は(46.5%)と、販売者である生産者同士がつながる場としても機能していることがわかった。
【調査結果詳細】
■被災経験について
- 東日本大震災による被害
26.8%の生産者が東日本大震災による被害を受けたと回答しました。被害の内容としては、販売(出荷制限など)における被害が85.7%と最多で、特に福島第一原子力発電所事故による風評被害が多く挙がりました。
- 東日本大震災以外の自然災害による被害

61.1%の生産者が東日本大震災以外の自然災害による被害を受けたと回答しました。被害の内容としては、生産(生産物・施設・機械の損壊など)が89.6%と最多です。2020年は、ポケットマルシェ上でも豪雨・台風によるハウスや田畑の冠水・損壊が多数報告されました。
◆ 令和2年7月豪雨: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000046526.html
◆ 台風9号・10号: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046526.html
■災害時の支援経験について
- 消費者との関係性
東日本大震災を含む自然災害による被害を受けた生産者のうち、46.5%が消費者との関係性に助けられた経験があると回答しました。具体的には、復旧・復興のボランティア活動や、次期作の予約や継続的な商品購入といった応援消費が挙げられました。また、このうち36.2%がポケットマルシェ、29.8%が食べる通信を通じて出会った消費者に助けられたと回答しています。
- 生産者同士の関係性
東日本大震災を含む自然災害による被害を受けた生産者のうち、42.9%が生産者同士の関係性に助けられた経験があると回答しました。具体的には、土砂の運び出しや農機具の貸し出しなどの復旧・復興作業の手伝い、補助金の申請方法や販売先に関する情報交換などが挙げられていました。また、このうち11.6%がポケットマルシェ、30.2%が食べる通信を通じて出会った生産者に助けられたと回答しています。
■災害対策への意識について
- 災害対策の重視度
56.7%が災害対策を「とても重視している」、35.7%が「やや重視している」と回答しました。9割以上の生産者が災害対策を重視していると言えます。
- 関係性構築が災害対策におよぼす影響
日頃から消費者と直接つながり関係性を深めることが災害対策につながると回答した生産者は93.6%、日頃から生産者同士でつながり関係性を深めることが災害対策につながると回答した生産者は96.8%にのぼりました。9割以上の生産者が、消費者および生産者と関係性を深めることは災害時のレジリエンス強化につながるという意識を持っていることがわかりました。
■ポケットマルシェ利用時の「関係性」への意識について
ポケットマルシェの利用時に消費者との関係性を深めることを「とても意識している」と回答した生産者は59.9%、「やや意識している」と回答した生産者は34.4%にのぼりました。9割以上の生産者が、ポケットマルシェ上で消費者との関係性を深めることを意識していると言えます。
ポケットマルシェの利用時に生産者同士の関係性を深めることを「とても意識している」と回答した生産者は13.4%、「やや意識している」と回答した生産者は33.1%でした。ポケットマルシェは生産者と消費者をつなぐ産直アプリですが、販売者である生産者同士がつながる場としても機能し得ることがうかがえます。
【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2020年12月24日〜2021年1月12日
・調査対象:ポケットマルシェに登録する全国の生産者(回答者 157名)生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、外出自粛期間中の「おうち時間」や「おうちごはん」の充実を目的に、自宅で楽しめる20個の特別企画を2021年1月20日(水)から2月8日(月)までの期間、毎晩20時から実施します。
「20時にポケマルで会いましょう」特設サイト: https://poke-m.com/lp/letsmeet20
【背景】
新型コロナウイルスの感染拡大が継続していることから、2021年1月7日(木)に1都3県、13日(水)に7府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。2020年8月の当社の調査(※)では、コロナ下で全体の約6割が「自炊が増加した」と回答しています。中でも「ほぼ毎日自炊をする」人は、全国を対象に緊急事態宣言が発令されていた5月には、2月以前と比べて1.3倍に急増した実態があります。
当社は、「個と個をつなぐ」をミッションに掲げ、生産者と直接やり取りしながら旬の食材を買えるサービスを提供しています。この度、緊急事態宣言対象エリアを中心に不要不急の外出が呼びかけられている状況を受け、自宅で過ごす時間を楽しむための「食」に関する企画の実施を決定しました。家にいながら、生産者をはじめとする人とのつながりや食材との出会いが楽しめる本企画を通じて、参加者の「おうち時間」が少しでも充実することを目的としています。
※ 2020年9月29日発表「withコロナ時代の「食」に関する男女7,700名の意識調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000046526.html
【内容】
2021年1月20日(水)からの20日間、毎日1個ずつ、計20個の企画を夜20時に開催します。参加希望者は、「ポケットマルシェ」やオンライン会議ツール「Zoom」、SNS等を使用して、自宅から気軽に参加することで「おうち時間」が楽しめる企画となっています。
具体的には、生産者や飲食店のシェフから食材の扱い方などを直接学べるオンライン料理教室や、当社社員を中心にポケットマルシェのユーザ同士で料理レシピを紹介しあうオンラインごはん会、こだわりや調理法について生産者が視聴者とリアルタイムでやり取りしながら食材を販売するライブコマースなどの開催を予定しています。
【概要】
企画タイトル: 20時にポケマルで会いましょう
実施日時: 2021年1月20日(水)〜2月8日(月)の間、毎日夜20時開始
特設サイトURL: https://poke-m.com/lp/letsmeet20
(企画の詳細は、特設サイトに随時掲載予定です)
参加方法: 特設サイトにて案内
(オンラインイベントは特設サイト経由で申し込みを受け付けます)
企画例:
1. オンライン料理教室
Zoomを利用し、直接やり取りしながら生産者から食材の扱い方を学べる教室を開催します。また、飲食店のシェフとコラボした料理教室を、ポケットマルシェ公式Instagramにてライブ配信します。
(生産者によるオンライン料理教室のイメージ)
2. 産直食材ライブコマース
生産者自ら、生産へのこだわりやおいしい調理方法・保存方法などを中心に、ライブ配信で食材について語ります。参加者はリアルタイムで生産者に質問ができ、気になる食材はオンラインですぐに購入することが可能です。
3. オンラインごはん会
ごはんを食べながら、当社社員を中心に、ポケットマルシェのユーザ同士でおすすめの食材や食べ方の情報交換をする会をZoom上で開催します。参加者を対象にしたプレゼント企画も予定しています。
4. 生産者との交流会
生産者と参加者が交流できる会をZoom上で開催します。食卓からは見えにくい食の裏側のストーリーを、全国各地の生産者が語ります。
5. 限定商品の出品
普段はなかなか出品されない希少な商品やセット商品などが、時間限定の商品として20時に一斉出品されます。